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冬の夕方、美術室は静寂に包まれていた。新しく入部してきた部員、B君は、他の部員たちにすぐに受け入れられた。彼は絵が得意で、みんなの憧れの的だったが、どこか影のある少年だった。 ある日、B君が学校に来なくなった。最初はただ風邪か何かだと思っていたが、彼の欠席が続くにつれ、心配する声が上がり始め...
私が大学に通っていた頃、友人の一人が自分の名前を調べるのが流行っていました。ある秋の夕暮れ、私たちは公園のベンチに座り、その話題で盛り上がっていました。彼女が「自分の名前を調べてみたら?」と勧めてきたので、私も興味を持ち、帰宅してすぐにパソコンを立ち上げました。 検索窓に自分の名前を打ち込む...
美香は友人の前で不気味な話を始めた。彼女はかつて、高層マンションの一室で寝落ちしてしまったことを振り返っていた。 その晩、部屋の明かりを消し、古いカメラをテーブルの上に置いたまま、彼女はウトウトと眠りに落ちていた。途中で目を覚ますと、時計は深夜の2時を指していた。カメラのレンズが不気味な光を...
ある日、カフェで静かに過ごしていた私に、見知らぬ視線を感じ始めた。 その瞬間、目の前のスマートフォンが不気味に光り、何かを訴えているようだった。私は婚約者と別れてから、心の平穏を求めて過ごしていたが、どうしてもその視線が気になって仕方がなかった。 婚約者は優しくて、見た目も素敵なIT関連の...
私が大学生だった頃のこと。友人たちと語り合った帰り道、ふと気になった廃ビルに立ち寄ることにした。冬の夜、外は冷え込み、静寂が広がっていた。 そのビルは昔、人気のあったラブホテルだったらしいが、今では誰も近寄らない廃墟と化していた。友人たちと一緒に中に入ってみると、薄暗い廊下に古びた壁紙が剥が...
俺は山や海に囲まれた市に住んでいて、車での生活がメインの生活だった。 ある夜、車で自動車専用道路を一人で走らせてたとき。 自宅に向かってたので、カーナビの案内に従っていた。 だが、カーナビはときどぎ変な案内で出ることがある。 専用道路はずっと続いているのに、途中で下道に降りるように案内されたり...
私たちの大学のサークルは、毎年冬休みに山小屋で合宿を行うのが恒例でした。今年は特別な理由があって、昨年とはまったく別の場所に宿泊することになりました。新しい山小屋に到着した私たちは、周囲の雪景色を楽しみながら散策を始めましたが、小屋の裏手にある森の奥に不気味な小さな祠を見つけました。好奇心から...
冬の寒い夜、従妹の町で行われる廃病院見学に誘われた。従妹は町の小学校に通っていて、その学校の近くにある廃病院は子供たちの間で「出る」と噂されていた。見学には、もう一人、親戚の男の子も参加することになった。 病院の外観は、雪に覆われた屋根と、ひび割れた窓ガラスが不気味な雰囲気を醸し出していた。...
大学生の私は、冬の寒い夜、いつもの帰り道である山道を通っていた。周囲は真っ暗で、月明かりだけが道を照らしている。そんな中、急にカシャ、カシャという音が耳に入った。心臓が高鳴り、音の正体が気になって仕方がなかった。 その音は、まるで古いカメラのシャッター音のようだった。リズムは規則的で、時折、...
これは、私が中学2年生の時に体験した話です。 その時は、友達と下校してる時でした。 友達Aちゃんと2人で帰ってる時に私達は話が弾みお互いお腹が痛いぐらい笑いあいながら歩いていました。 そしたら、ちょーど新幹線の下の通り道(車も通れるような所)にきて柵の端っこで話の続きをすることにしました...
ある冬の日、友人と会うために家を出た私は、自宅近くの閑静な住宅街を歩いていた。周囲は静まり返っており、空は青く晴れ渡っている。歩いていると、先のブロックに設置されたゴミ箱が目に入った。 そのゴミ箱は、最近新しく設置されたもので、周囲の住宅とは一線を画すしっかりした造りだった。私は、ふとした好...
これは、大学生の時の出来事だ。冬の寒い夜、友人の悠と一緒に山道を歩いて帰っていると、背後から何かの視線を感じた。ふと振り返ってみたが、誰もいない。悠も気づいていないようだったが、心のどこかで不安を覚えていた。 数日後、また同じことが起きた。今度は薄暗い霧が立ち込める中で、背後から足音が聞こえ...
数年前の冬のある夜、私は静岡県の山中に住む友人家族を訪ねることにしました。小さな娘を連れて、雪がちらつく中、車を走らせていました。友人の家は山の奥にあり、都会の喧騒から離れた静かな場所です。 友人の夫が、雪山の美しい風景をバックに、UFOの話を始めました。ここでは時折、不思議な光を目撃するこ...
俺が物心ついた頃から、見えないものを感じてきた話をしようと思う。霊感は強くないが、見えたものをそのまま書くから、脈絡もなければオチもない。それでも、読んでくれたら嬉しい。 俺の家族は、両親と弟、そして祖父母の五人家族。子供の頃、俺は怖がりで、夜に一人でトイレにも行けなかった。夜中に目が覚めて...
冬の寒い夜、凍てつく公園のベンチに座っていると、親友のミナが突然、顔色を失った。彼女は、何かおかしいと感じているようだった。私たちは高校二年生で、いつも一緒に遊んでいたが、その日は特に冷え込んでいた。 「ねえ、私の肌、透けて見えない?」とミナが言った。私は思わず目を細めた。彼女の肌は確かに、...
私が体験した話です。 私は友達と最終下校時間を過ぎても学校に残っていました。 教室にいて、時間を過ぎたのに気付いたのは6時45分でやばいと思って帰ろうと思いました。 昇降口に向かう途中、 普通は、ぜんぶの教室が閉まってるはずが、会議室の扉だけは10センチ程開いていました。 先生が閉め忘れた...
私が大学生だった頃の話です。 その頃、私はカフェでアルバイトをしていました。ある日、同じくバイトをしていた同年代の女性と仲良くなり、シフトが同じだと少し嬉しくなるような関係でした。そんなある日のこと、40代の女性がカフェに訪れました。 どうやら、彼女は私と仲良くなった彼女の母親らしいのです...
俺が住んでいる町には10階建ての廃墟の病院があった。白い綺麗な建物で夜は目立って見えるから余計不気味だった。廃墟には柵とか鍵とかないので、入ろうと思えば誰でも入れる感じだった。 この廃墟には、こんな噂があり 「10階の病棟の奥の部屋にある鏡の前で手を合わせると何でも願いが叶う」というものだった...
公園の片隅にあるゴミ捨て場は、木の板で囲まれ、青や緑のネットが張られている。私たちは、友人と散歩していると、その場所に差し掛かった。そこには、週末のゴミ収集を待つ袋が何個か置かれていた。普段は問題なく回収されるはずなのに、なぜか一つだけが放置されているのが目に入った。 それは、他のごみとは違...
私が病院の霊安室で勤務していたときのことです。 その日は一人の高齢の患者が亡くなり、霊安室に運ばれてきました。彼女は長い間病気と闘っていたそうで、死後もその姿が安らかであることを願いました。 霊安室の冷たい空気の中、彼女の身体に触れると、まるで氷のように冷たくなっていました。私は心を込めて...