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高1の最後の3月を生き延び、無事に2年生へと進級した大学1年の俺だ。約束通り、ここからはさらに異常さを増していく「高校2年生の時の地獄」を順番に書き込んでいく。 4月になり、俺は新しいクラスにも慣れ、陸上部では先輩になった。 新入生(高1)が体験入部でたくさんやってきて、夕方のグラウンドは活気...
放課後の図書室で、幼馴染の優斗はいつも隣に座る。 「紗季、またその本?」って、笑って。 昔から距離が近いのが普通だったから、私も別に気にしてなかった。 でも最近、ちょっと変だった。 スマホが急に機内モードになったり、知らない番号から無言電話が何回も来たり。 あと、家の玄関の靴が、朝と向きが...
私には、小学生の息子がいます。これは、息子が幼稚園に通う前に出会ったママ友の話です。 その頃、私は新しい街での子育てに悪戦苦闘していました。実家は遠く、友人もほとんどいないため、地域の公園や児童館に息子を連れて遊びに行く日々でした。 そこで出会ったママ友は、同じように地元から離れていたため...
仕事で遅くなり、冬の深夜、帰り道の古びたトンネルに差し掛かった私は一息ついていた。暗いトンネルで、時折通る車の音だけが響く。不安を感じながらも、懐中電灯で周囲を照らしながら進んでいた。 しばらく進むと、ふと目の前に一人の女性が立っていた。彼女は年齢不詳で、薄汚れた服を着ていた。私の姿を認める...
これは僕が学生だったころの体験です。 ある夏の夜、その日に限ってすごく寝苦しかったのを覚えています。 冷房を付けているのになぜか蒸し暑い・・そのとき体の上から下に向かって何かが吹き抜けていくのを感じました。 そして次の瞬間、体が引きつったように動かなくなったのです。 指一本動かせず、声も出せ...
私は他の人には見えないものを感じ取る特異体質を持っていた。幼少の頃から、私には不思議な体験が数多くあった。その中でも、今でも忘れられない出来事がある。それは、学校帰りに遭遇した老人だった。 私の通う高校は山の中にあるため、帰り道はいつも一人だった。ある日、神社の前を通ると、薄暗い境内に立つ老...
皆さん、呪われた物に触れたことはありますか? これは、数年前に私が経験した恐ろしい出来事です。 その日、私は古びた倉庫の整理を依頼され、内装の片付けに向かいました。どうやらこの倉庫は、数ヶ月前に持ち主が失踪しており、大家が強制的に契約を解除したとのことでした。 「失踪って、何か怖くないです...
私の通っていた中学校には地下室がありました。だけどその地下室は先生たちが使う教材やガラクタのような物が置かれ、生徒は立ち入ることがまずなかったんです。 だけどある日の放課後、友人が窓ガラスを割ってしまい、片付けるのに用務員さんに手伝ってもらいたくなり、私と友人は用務員さんを探しまわりまし...
春のある夕方。 四十代の独身の俺は、何となく気分転換を兼ねて近くの廃工場を訪れた。かつて稼働していた工場が今は静まり返り、周囲には草が生い茂っている。工場内では、時折風が吹く音だけが響き、どこか不気味だった。 工場の奥には、アートとして展示された不用品が並べられていた。壊れた機械や古い家具...
地方の医療大学で、解剖実習が行われていた。学生たちは緊張した面持ちで、解剖用の模型に集中していたが、突如として一人の学生が何を思ったのか、模型の手を切り落として壁に貼り付けてしまった。「壁に手あり」と言い放ち、周囲の学生たちは驚愕した。もちろん、彼は即座に退学処分を受け、この事件は地元のニュー...
美奈はよく「優しい人」と評されていた。周囲から見れば、その笑顔は誰にでも向けられる優しさの象徴だった。しかし、内心では彼女は全く違うことを理解していた。 「私が優しいわけないじゃない」と、誰も知らない本心を抱えていた。美奈は他人を利用するためにその優しさを演じていた。彼女の心の奥底には、他人...
皆さん、「かくれんぼ」を知っていますか?普通は仲間とする遊びですが、「ひとりかくれんぼ」というものがあります。これは、ただ一人で隠れるのではなく、実際には人形と一緒に行う遊びです。この遊びには恐ろしい儀式が隠されているのです。 ひとりかくれんぼは、霊を呼び寄せ、人形に憑依させるという危険な遊...
冬の寒さが身にしみるある夜、俺は近くのビデオゲームショップを訪れた。久しぶりにゲームを楽しもうと考えていたからだ。店内を歩き回っていると、目を引くゲームソフトがあった。目立つセール価格で、新品同様の状態だった。 確認すると、出品者は「売り切り処分中」とのこと。手間をかけずに決断し、そのまま購...
今年の4月に見た夢のお話です。普通の夢だとは思うのですが、その夢の内容が思い出せば思い出す程怖くなり、そして何故か忘れたくないという思いも湧きこれを忘れない為に、そして皆様にもこの不思議な夢を文字だけでも見て頂きたいと思い、投稿する事としました。これが本当に普通の夢であれば良いのですが...。...
前に遊園地でジェットコースターに乗っていたときのこと。 夕闇も迫りだいぶ暗くなった時間だった。 ジェットコースターは高いところから下りてまた登ってを繰り返していたが、何回目かの落ちるとき俺は見てしまった。 ジェットコースターがカーブしながら落ちるコースの真ん中あたりを支える支柱の上に白い服の女...
都内のIT企業に勤める佐藤和真は、中古のマンションを購入した。築30年だがリノベーション済みで、格安だった。 住み始めて一週間。夜中の2時になると、必ず玄関のインターホンが鳴る。モニターを見ても誰もいない。最初は悪質ないたずらだと思っていた。 ある晩、和真は意を決して、インターホンが鳴ると同時...
これは私の父の体験です。彼は医師として、夜勤をすることが多かった。冬の深夜、病院は静まり返り、時折聞こえるのは機械の音だけだった。 その晩、父は病院の一角で徹夜勤務をしていた。午前2時、彼は内線で警備員に連絡を入れ、泊まり込む旨を伝えた。警備員は「お疲れ様です。今、病院にはあなた以外の人はい...
その絵は、長年放置された廃工場の一室にひっそりと飾られていた。若い女性が描いたとは思えないほど、恐ろしい雰囲気を醸し出すその作品は、見る者の心に不安をもたらしていた。 絵の中心には、濃い紫色の空が描かれており、いくつもの黒い影が蠢いている。下には、崩れた鉄筋の地面が広がっており、そこには無...
高校生の頃、友達と一緒に廃工場に肝試しに行くことになった。冬の冷たい風が吹く夜、私たちはその場所の噂を耳にしていた。廃工場の奥には、誰も近づかない小さな部屋があるというのだ。 数人で集まった私たちは、興味本位でその部屋を探ることにした。懐中電灯を手に、誰もいない工場の中を進む。薄暗い通路を歩...
友人の裕太と秋の夜、山道をドライブしていた。風景が暗くなる中、長いトンネルに入ると、私はふと裕太を見る。彼の表情が、恐怖で歪んでいる。 「どうしたの?」 彼は顔を青ざめさせ、ルームミラーで後ろを気にする様子。私は不安になり、後ろを振り返った。すると、車のトランクの上に、何かがはっきりと見え...