
これは、
今年の冬、突如として意識を失い、
脳内で、未曾有の体験をした。
普通の人の話である。
いやぁ。
まさに死にかけた。
何が起こったのかも分からないまま、
私の意識は暗闇に沈んでいった。
その内容が恐ろしいことに、
私の脳裏には、ある言葉が残った。
「生き残る者の苦しみ」
旦那に話すと、彼は恐怖を隠せなかった。
でも、何が怖かったかと言うと、その後のことだった。
目が覚めたのは、冬の寒い夜。
私たち夫婦は高層マンションの一室に住んでいたが、
その日は孤独な夜だった。
起き上がり、周りを見渡すと、
家の中は静まり返り、
私の愛犬が静かに横たわっていた。
可愛い犬なのだが、
その姿が妙に不気味に見えた。
その瞬間、警報が鳴り響いた。
私の心臓は高鳴り、
逃げなければならないと思ったが、
何もできないままそこに立ち尽くしていた。
周りの景色が変わり、
まるで夢の中にいるかのようだった。
目の前にいる犬が、
突然、縮んでいくように見えた。
彼は私に懐いていたが、
その愛らしい姿が今、
捻じれて消えていく。
私の叫びは虚しく響き、
周囲は騒然としていた。
命が失われていく瞬間が、
何度も繰り返された。
それは、
一度きりではなかった。
何通りもの形で、
私の目の前で命が失われていくのだ。
私は何をしているのか、
何が起こっているのか、
理解できなかった。
ただ、必死に情報を探し始めた。
何が起こっているのか、
どのように救えるのか。
しかし、ネット上には、
私には何も助けにならなかった。
しばらくして、
私は気がつくと、
この世界から人間がいなくなってしまったかのように感じた。
私は一人きりで、
灰色の世界を彷徨っていた。
何年も孤独な時間が流れ、
愛犬も亡くなってしまった。
私はただ、
自分の生き残りを探す旅に出ていた。
時折、空っぽの街を歩きながら、
お弁当屋に立ち寄った。
誰もいないその場所で、
自分の分だけのお弁当を作っていた。
なぜか、
他の場所では作る気になれなかったのだ。
ゲーセンに入ると、
懐かしい音楽が鳴っていた。
しかし、
その曲は終わらず、
私はただ夢中になっていた。
これが、
私の心の奥底にある恐怖だったのだ。
「いつまで続くの…?」
そんな思いが頭をよぎる。
誰か、助けてくれ。
声が欲しい。
本当の声が。
ふと気がつくと、
私は叫んでいた。
「○○さん!気がついた?」
え?ここは、どこ?
「病院だよ。MRIを撮るから、安心して。」
病院。
MRI。
看護師さんが、優しく微笑んでいた。
ああ、
帰ってきた。
帰って来れたのだ。
後の検査で分かったことは、
後日談:
後日談はまだありません。
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