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埼玉県にある廃工場には、かつて「不気味な煙突」と呼ばれる伝説があった。若いカメラマンの私は、その話を聞きつけて、友人たちと共に撮影に出かけることにした。夜の闇に包まれた工場の中は、薄暗い光の中で不気味な雰囲気を醸し出していた。 「煙突ってどこにあるの?」と友人が尋ねる。工場の建物を巡りながら...
あれは、友人と二人で深夜のドライブをしていた時のことだ。俺を仮に「タク」とし、友人の「ケン」と「リョウ」と一緒だった。大学の部活動で知り合い、気がつけば仲良くなっていた。時折集まっては自宅で映画を観たり、酒を飲んだりして過ごしていたが、ドライブは共通の趣味だった。 その日、俺達はケンの運転で...
冬休みのある夕方、大学生の友人グループは、かつて稼働していた廃墟の工場へ向かうことにした。彼らはこの場所が心霊スポットとして知られていることを知っていたが、特に恐れることはなく、むしろ興味本位で足を運んだのだ。 その工場は、長い間放置されており、外観は崩れかけていたが、内部にはまだ多くの道具...
これは、本当にあった話です。 去年のことでした。 コ○トコに行った帰りに車の衝突事故をみました。 警察が何か色々なことをしていて、ブルーシートの隙間に赤黒い塊がありました。 それはすぐに人間の頭だと分かりました。 なるべく見ないように通ろうと思っていたけど、好奇心に負け...
私の通っていた高校は、築120年という気合の入りようでした。 改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。 今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、廊下のどん詰まりの壁ぎりぎりから天井に向かって伸びています。 そのほかにも、玄関を入ってす...
大学の図書館で、私は友人の美咲と一緒に本を探していた。彼女は最近、同じクラスの男子に恋をしていると言っていた。私たちはその男子について盛り上がり、恋の作戦を立てたりしたが、結局、美咲は告白することなく、その男子に他に好きな人がいると聞いてしまった。 傷心の美咲を励まそうと、私は毎日LINEを...
『……屠れ、屠れ……』 大学の講義室で、突然耳に響く声が聞こえた。 『前の……屠れ……あいつを……』 声、というよりも、何か不気味な音のようだった。 電波のノイズのように、かすかに歪んでいる。 『……突き刺せ、心臓を……抉り取れ……捧げろ……』 もしこれが声だとしたら、「前の...
友人の話を聞いたのは、冬の寒い夜だった。彼女は、大学進学のために地元を離れていたが、久しぶりに帰省した際の不気味な体験を語り始めた。 彼女の故郷には、使われなくなった古い学校があった。その学校は、子供たちの遊び場として知られていたが、ある日、友人たちが遊んでいたとき、天井の梁に何かが書かれて...
普段付き合いのいい同僚が、何故か海へ行くのだけは頑として断る。 訳を聞いたのだが余り話したくない様子なので、飲ませて無理やり聞き出した。 ここからは彼の語り。ただし、酔って取り留めのない話だったので、俺が整理してる。 まだ学生だった頃、友人と旅に出た。たしか後期試験の後だったから、真冬...
※本当は村人は言葉大分訛ってるけど、分かりにくいから標準語でいく。 俺の実家は関東の田舎の村にあるんだけど、俺が高校2年くらいの時に、いきなり爺ちゃんに「出ていけ」って言われて強制的に県外の高校に転校させられたんだ。母親と親父も一緒に追い出された。マジであり得ないと思った。親父は元々村の...
私はとてもド近眼。 乱視もかなり入っているらしく始末に負えないほど見えない。 お化粧する時なんか、鏡に近づかないと見えないけど。 アイラインを入れたくても、まぶたにペンを向けると自然と鏡との間の距離が離れてしまうから。 ハッキリ見ながらなんてお化粧できないの。 あ...
これは私の友人から聞いた話です 私は友人とは同じ派遣会社で知り合いまして、友人は自営業をしているのですが、不景気で売り上げが上がらないので、時間のある時に派遣でお金を稼ぎ、生活費の足しにしていたみたいなんです 友人は心霊現象とは無縁で、見た事もなければ、なんなら少し怖がりな部分もあり、ホラ...
金魚鉢を被った女幽霊の話。 大学の友人が親元から離れてワンルームに引っ越すことになった、 大学の近くに格安の物件を見つけたらしい。 しかし格安には理由があって、前の住人がその部屋で自殺した事故物件だということだ。 オカルト好きの友人は逆に興味を惹かれ一も二もなく入居をきめた。 私は...
私にはよく見る夢があります。 それは日によって、怖かったり怖くはなかったりするのですが、一貫して蛇に関するものでした。 蛇の形は様々で、白かったり、黒かったり、山ほど大きかったり、足先程のものだったり 夢の中で、蛇は私の後を付いて来ます。ゆったりと付き添うように、又あるときは私を食い殺そうと風...
友人のMが亡くなったのは、俺が高校2年の冬だった。バイト帰り、雪道を車で家に帰る途中、事故にあったのだ。運転していたのは酔っ払いで、あっという間に連絡が来た。犯人はすぐ捕まったが、俺はその時、こんな奴にMが奪われたのかと思った。 月日が流れ、Mの一周忌を迎える頃には、彼がいない寂しさが心に深...
友人たちとともに冬の公園に出かけたのは、年に一度の特別なイベントの日だった。友人のAとBと共に向かったその公園は、さまざまな屋台やアトラクションで賑わっていた。特に人気のあったのが、動物のぬいぐるみをテーマにしたお化け屋敷だった。 私たちは食べ物を楽しむために、まずは屋台巡りを開始した。温か...
これは、私が高校二年の夏に、体験した出来事です。 私の父と母が、海外に出張することになりました。本当は、私も一緒に海外に行くところだったのですが、せっかく受験に合格して入った高校だったので、私は、「一人暮らしをする!」と言って、アパートの一部屋を借りました。 父と母は、私が一人暮らしをすると...
休日、俺は高層マンションの自宅でゴロゴロしていた。そんな時、インターホンが鳴った。カメラで確認すると、高校時代の友人、佐藤が立っていた。懐かしさに思わず玄関のドアを開ける。 「やあ、久しぶり!」 佐藤はにっこり笑って言った。どうしたのか尋ねると、「ちょっとこの辺に用事があって、会いたくなっ...
この話は新耳の著者の一人、 中山さんが本気の身の危険を感じて、 十七年間活字化できなかった、っていう話です…。 大学生の時、 映画サークルの監督をやっていて、 ロケ地探しに山に行ったと。 そこで、これまで気づかなかった、 乗用車一台がぎりぎり通れるような狭い横道を発見する。 延々とその...
2年程前の話ですが、つい最近完結(?)した話があるので書いていこうと思います。 長くなりそうで申し訳ないのですが、霊感0の自分が唯一味わった霊体験です。 広島県F市某町、地元の人間なら誰もが知る有名なスポットがある。 『お札の家』と呼ばれたその場所には、名前通り無数のお札が貼られた家があ...