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やさしい人だったが、妙にネガティブでさびしがり屋だった。 本格的に付き合いだして、はじめて彼女の異常さに気付いた。 俺の携帯がなるたびに、誰からなのか何の話だったか、執拗に問い詰める。 休日には、必ず自分と一緒にいるように強制。 やむをえない仕事などの理由で一緒にいられない時は、それこそ...
高校2年生の秋の午後、僕は一人暮らしのアパートにいた。友人が食事をしに来る約束をしていたが、まだ帰ってこない。窓の外は薄曇りで、どこか不気味な雰囲気が漂っていた。 その時、玄関の呼び鈴が鳴った。誰かが訪ねてきたのだ。心配になりながらも、扉を開けると、見知らぬ中年の男女が立っていた。男は無表情...
上京して2年目の冬、友人たちに誘われて博物館の特別展示に行くことになった。大学の講義が終わり、寒い夜に外に出るのは憂鬱だったが、彼らの熱気に引き込まれ、ふらふらと後をついて行った。博物館に着くと、古いアートや歴史的な遺物が並ぶ中、特に目を引いたのは一台の古びたカメラだった。展示物の説明によると...
冬の夜、廃校の教室で、若い教師が生徒たちに向かって語りかけた。「みんな、笑いの病って知ってるか?」 教室の空気が一瞬凍りつく。教師は続ける。「この病気にかかると、誰もが笑い声しか出せなくなり、そのまま息絶えてしまうんだ。」 生徒たちは互いに目を見合わせ、不安そうな表情を浮かべる。教師はその...
数年前、まだ学生だった僕は 24時間営業の、某弁当屋の深夜時間帯(22時~翌6時)でアルバイトをしていました。 その店舗の目の前は、セレモニーホール、いわば葬儀屋で時々、店にお客さんが入ってくると鳴るピンポーンて音がしても誰もいないとかはありました。 一緒にやってるおばちゃんも、 「時...
小学校5年生の頃、私は山奥の村に住んでいた。そこは車が通る道さえ少なく、近くの自販機まで行くのも一苦労だった。そんな村で遊ぶ場所は山か、川しかなかった。 私と友人たちは、いつも山で遊んでいた。ある日、私は「禁じられた場所」に行こうと提案した。そこは大人たちが「入ってはいけない」と言っていた場...
秋の夕暮れ、ひと気のない山中に立つ廃屋。その周囲は静まり返り、ただ風の音だけが耳に残る。私は取材チームの一員として、地域の伝説や神秘を探るため、そこへ向かうことにした。その廃屋は、かつて農業を営んでいた家族が住んでいたが、今では誰も近寄らないという。 車での道中、助手の美咲が不安そうに言った...
ある冬の深夜、大学生のリナは、友人たちとの旅行で撮った写真を整理していた。彼女はスマホのアルバムを眺めていると、見慣れない画像が一枚混じっていることに気付く。それは、彼女が眠っている自撮りだった。 「これ、いつ撮ったんだ?」 リナは疑問を抱きながらも、旅行中に同じ部屋に泊まった友人たちに尋...
これは、友人の家へ送る途中の話だ。 彼が住んでいた場所は、辺りに人が住んでいないような山道で、コンビニも遠くにあるようなところであった。 その日は秋の深夜、霧が立ち込めていた。 彼は友人を車に乗せ、真っ暗な道を走っていた。 その道には、街灯もなく、まるで別の世界に迷い込んだよう...
私が通っていた大学には、かつての図書館の名残を残した“旧図書館”がありました。大きな書架が並ぶその図書館は、資料室や研究室も兼ね備えた広大な空間でしたが、私が利用するのは主に1階と2階だけでした。 しかし、その旧図書館には、学生の間で語られる奇妙な噂がありました。『あの図書館の地下には、行っ...
"常連"という言葉、皆さんはどこをラインとして考えますか? 私は店側の人間がその人をその人だと認識出来るようになった時、初めて"常連"となるのかな、と思っています。 その人の好みは勿論のこと、声で判断出来るようになったり、すれ違った時に認識出来たり、会話が盛り上がったり。 常連って響き、一...
初めての投稿なので駄文など読みにくいかもしれませんがよろしくお願いします。 たいした事ではないのであまり怖くないかもしれません。 これは数年前、私が高校生だったときの話です。 2年生の冬に修学旅行で沖縄に行くことになりました。初日と2日目は特に何事もなかったのですが、問題は3日目です。 ...
さっき、7月の「プールの底の黒い浮き輪」を書き込んだ大学1年の俺だ。 8月のカラダ探しの地獄を乗り越えた後、夏休みが明けた9月中旬の話をさせてほしい。 長い休みが終わり、校舎には一学期の行事や部活の大会の様子を写したスナップ写真が、廊下の大きな掲示板に何枚も新しく貼り出されていた。 放課後、ク...
高校の美術室で、後輩のTが転校生のDについて語り始めた。Dは活発で、周囲にすぐ溶け込むタイプだった。Tは、Dが特に自分に対して冷たい態度を取る理由を理解できなかった。 DはいつもTを見下すような言動をしていた。彼女は他の友人たちと話しているときも、Tのことを無視することが多かった。ある日、T...
さっき、1月の「冬休みのコックリさん」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 1年が終わろうとする逃げ場のない2月になると、さらに狡猾な最悪の精神攻撃「怪談」が待っていた 1月の怪談のあと、硬貨を触るたびに指先が氷のように冷たくなる後遺症に怯えながらも、2月上旬を迎えた。 この時期になると、雪が降りそ...
雪がちらつく冬の夕暮れ、若者たちはK市の外れにあるL湖で釣りを楽しんでいた。湖は静かで、氷が張り始めた水面はまるで鏡のように周囲の木々を映し出していた。友人の一人が、湖の深いところに沈んだ小舟の話を持ち出した。 「お前ら、あの小舟のところで泳いだらどうなると思う?」と、冗談交じりに言った。 ...
これは、僕が大学生だった頃の冬の夜の出来事だ。友人の一人が、古い図書館に隠された本を探しに行こうと言い出した。外は冷え込んでいて、雪がちらつく中、2時間かけてその図書館に向かうことになった。 図書館に着くと、友人の一人(Aと呼ぶ)が先に入っていき、もう一人(Dと呼ぶ)は仕事で遅れるとのことだ...
幼い頃から、悪夢をみるとか、声が聞こえたり、気配を感じたり、影を見たり…母は「全部気のせい!知らん顔しなさい。忘れなさい」と言い聞かせてくれていました。(私がめっちゃ怖がりだから) 先に駄文ですいません。 20年ぐらい前の話です。保健所から子犬をもらってきました。 気が強く活発なミックス犬...
これは、 私が27歳の時に、 実際に体験してしまったお話です。 結婚式を目前に控え、 これからの新居を探したりと、 いろいろと、しなければいけない 慌ただしさの中で、 ある夜、私は、結婚相手の マンションで眠っていました。 もちろん、 結婚相手も一緒に、 ダブルベッドで眠っていました。 ...
これは私が長崎県佐世保市に住んでいた、 5歳くらいの夏の出来事です。 私が近所で遊んでいると、見知らぬ 同じ年くらいの女の子が一緒に遊ぼうと 言ってきました。 私はその子の後をついて行きました。 途中で人が来ないところで遊ぼうと その子が言い出し、大きなフェンスで囲まれいる場所に着き、そこに...