
学生の頃、男3人でドライブ旅行に行ったときのこと。
翌日の目的地が陸の孤島とも言われる車以外ではほぼ到達が不可能な場所であったことで車中泊することにした。
俺たち3人は彼女もいなく、出会いが目的でもない純粋な旅行だった。
助手席に座る俺の左隣には、若い女性の運転する自動車が泊まった。
ウェーブのかかったセミロング茶髪の色白で綺麗な女性だった。
はじめは誰かと一緒かなと思ったが、女性は外に出るときも1人で女性以外の誰かが車から出てくることもない。
女性は俺たちと同じように車中泊をしているようだった。
若い綺麗な女性が一人旅なんて珍しいと思いながらも、俺は助手席から隣の車を見ていた。
女性は運転席で椅子を倒してタブレットで動画のようなものを見ていた。
俺は女性の綺麗な顔や髪、服の胸元などを見ながらドキドキしていた。
夜12時過ぎになると、スマホや動画などを見ていた俺たちはいつの間にか寝てしまった。
夜3時くらいだったか、夜中に目が覚めた。
車の中はそれ程寝心地がいい訳でもなく、なかなか寝れないなと思っていた。
すると隣の車の様子がなんかおかしい。
隣の車を見ると、僅かな灯りに照らされた暗い車内で女性がものすごい形相で写真のようなものをアイスピックのような尖ったもので刺してズタズタにしていた。
え?まさか?
俺の乗っている車も真っ暗だし、女性は興奮しているせいか気づいてないようだった。
俺は女性に気づかれないように少しずつ見ていた。
憶測なんだが、女性は最愛の彼氏に振られて浮気相手の女を●したいほど憎んでいるのではないだろうか。
女性はずっと車の中で乱れていた。
声は聞こえてこないが、俺は隣の車で悶々としていた。
そのあとしばらく寝れなかった。
・・
翌朝、女性はもう出発したのか隣の駐車場には全然違う車と運転手がいた。
昨日見たものが何なのかは今でも分からない。
後日談:
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