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私たち家族は、秋の旅行で異国の遊園地に行くことにした。娘が高校を卒業する記念も兼ねていた。最終日、私たちは宿泊先の近くにある「メルヘン遊園地」に向かうことにした。 その遊園地は、街の中心を見下ろす高台にあり、周囲の風景が一望できるほどの大きさだった。大きな観覧車がシンボルで、どこにいても...
私は、普段は普通のカフェで働く平凡な女性です。ある冬の夜、友人たちと楽しく過ごしていた帰り道、最終電車に乗り遅れたのをきっかけに、タクシーを使うことにしました。 友人の中には彼氏や夫に迎えに来てもらった人もいましたが、私は一人きり。タクシーを呼ぶことにし、友人の瑞穂と二人で乗り込みました。「...
大学時代、廃工場の近くに少し有名な男がいた。 「ぶひひひひ~いん」と豚のような声を上げながら、気ままに歩く男は、体格が良く、頭は薄い髪に覆われていた。普段はジャージ姿で、秋の夜でも薄着だったため、周囲の人々からは奇異の目で見られていた。 彼は地元の子供たちから「豚男」と呼ばれ、いつも笑い声...
その日、俺は夜10時頃山道を車で走っていた。 山道とはいえ、舗装されているし、片側1車線ずつ割と走りやすい道だ。 夜の山道を走っていたとき。 フロントガラスの上から手のようなものが見えてきた。 「なんだこれ?」 手のようなものは、両手とも現れた。 明らかに人の手だった。 俺は車を止めて調べよう...
生まれ育った町に、3階建ての空き家があった。 この空き家は普段は物音一つしないが、ひとつだけ不思議なことがあった。 それは雨が降ると、通りに面した3階の部屋の窓から髪の長い女が見下ろしているのだ。 女は全く動かずひたすら外を眺めていた。 晴れの日に女が現れたことは全くなかった。 なぜ雨の日だけ...
俺は深夜勤務のフリーター。 仕事が終わるのは夜3時という終電は出てるいて始発まで2時間近くある中途な時間だった。 その日、家の近くの踏切まで来ると、突然 カンカンカンカン・・ いつもの音とともに遮断機が下がってきた。 真夜中で突然踏切の音が聞こえたことと、静寂の中に音や赤ランプが光ることで余計...
一斉に駆け出す体操着の少女たち。 鉢巻のようなもので手を後ろで縛られているためうまく走れないが、1番の少女は一気に駆け出しパンを咥えて、ゴールに先着した。 パンが落ちないように強く噛んでいたが、何か違和感があることに気づく。 少女は手を解かれたあと、パンの中を見てみた。 すると、パンの中には指...
俺が21才のときの話。 就活で遠方まで行くときに交通費削減のため夜行の高速バスに乗っていた。 しかもバスは2列ずつの4列で、1人で乗っていた俺は必然的に隣に知らない人がきた。 居心地はよくなかったが、なんだかんだいって寝ることができたのはよかった。 ある日のこと俺は早めにきて窓際の指定席に座っ...
俺の住んでいる町から少し離れたA市に行くとき、高速を使わない場合は曲がり道やトンネルの多い山道を進んで行かないといけない。 昼間なら別に問題ないが、夜1人で暗い林の中の道やトンネルを車で進むのは不気味なものがあった。 その中に○○トンネルという、長めで照明が薄暗いトンネルがあった。 いつも○○...
当時、俺は浪人生だった。 国立の大学を目指して、現役時代は惨敗。 大学になっている友達も多いなか、受験生をやり直す俺だった。 5月には第1回のセンター試験模試があった。 試験は、地理歴史、公民、国語、英語、数学①、数学②、理科①、理科②の8科目にも及び、朝は8時半集合で夜は8時頃まで続く長丁場...
私は以前、老人ホームで働いていました。 その日は夜勤で1人パソコンの前で打ち込みをしていました。 そのとき、私のいるフロアにある入り口のドアを挟んだ向こう側にあるエレベーターが動き出した音がしました。 ちょうど夜中の2時ごろでした。 こんな時間に?誰だろう、、 と思いながら又打ち込みを始めまし...
これは、私が実際体験したお話です。 自分でもあまり覚えていないので、 覚えている限り話します。 私がまだ小学生の頃です。 ある夜、その日はお祖父ちゃんの部屋で 一緒に寝ていました。 何時頃に目が覚めたかは分からなかったのですが、目が覚めた時、私はお祖父ちゃんの部屋の出入口にいました。 ...
高校の水泳部の合宿で帰る日の前日の夜、部員が集まってパーティーがあって、アルコール無しの学生コンパみたいなものだった。ノンアルでも俺たちは合宿のキツい練習をやり抜いたことに喜び騒いでいた。 その中で、 「夜のプールも楽しそうだな。今からプールに入ってみようぜ。」 と言って俺含め男たち数人...
中学2年のとき、クラス替えで不登校の女の子と同じクラスになった。 その子は始業式は勿論、全くと言っていいほど学校に来なかった。 その女の子は中学から転入してきて、ずっと学校に来ないためどんな容姿なのかも分からなかった。 元同じクラスの人に聞いてみると、 「去年、1回だけ学校に来たんだよ。結構可...
僕が子供の頃の話。 何の用事の帰りか覚えてないが、夜、父の運転する車で高速道路を家に向かっていた。僕には母や他の兄弟もいるが、このときはなぜか父と2人きりだった。 僕は後部座席でときどき寝たりしながら、目が覚めると外の景色を見ていた。このとき、父は黙々と運転していて、僕に話しかけたりしなかった...
僕が小さい頃、近所に駄菓子屋があった。 店は50才くらいのおばさんが経営していて、ときどきおじさんもいる極普通の駄菓子屋だった。 お小遣いに制限がある小さい頃は、20円とか30円の安い菓子を買って友達と食べて喜んでいたという古き良き時代だった。 僕たちが行く駄菓子屋には、中学生くらいの子も店に...
僕が小2の頃に体験したお話です。当時は何故か深夜に起きてしまうことが多く、その日も深夜の一時過ぎくらいに目が覚めました。怖かったので弟を起こし、テレビを見ていたのですが、お父さんに見つかり案の定「寝なさい」と言われてしまいました。仕方なく寝ることにしたのですが何故かリビングのソファーで寝る事に...
私は中2の息子がいる母親です。冬の寒さが日々厳しくなる中、サッカーの練習が終わるのを待つために公園の駐車場で待機していました。送迎の時間はいつもバタバタしていて、帰宅後の夕食の準備などが待っているため、練習が終わるのを待つのは決して楽なことではありません。 その日の練習もいつも通り時間が過ぎ...
幼稚園児の頃。 両親や妹とお出かけしていて、繁華街から地下を走る電車に乗って家に向かうときのこと。 駅は地下で、ここから先もしばらく地下だ。 地下を走る私鉄の電車は地下鉄から乗り入れてくるが、当時は地下鉄の路線とかは分からないので、これから乗る電車にもお客が乗っていてどこから来るんだろうと不思...
俺は一人暮らしだ。 オスの犬の「ココア」がいるため、 決して怖くなかった。 俺はふと思った。(掃除をしなくては)とそう思ったからココアを檻の中に入れた。 俺)ココア、大人しくしてろよ ココア)ワン! て言ってから掃除をした。 (やっぱ、きたねーわ)と思いながら掃除 をした。 すると…ドサドサド...