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中編
団地の廃アパート
団地の廃アパート
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団地の廃アパート

1ヶ月前
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うちは最近、近所の公園のそばにある団地の廃アパートが気になってた。周りは賑やかな団地なのに、あの一棟だけがまるで異次元のように静かで、誰も近寄らない。それに、あそこの噂を聞いたから余計に興味が湧いた。

美桜と一緒に公園で遊んでたとき、彼女が「ねえ、あの廃アパートって、本当に人がいないの?」って言ってきたの。うちは「うん、噂によると、誰も住んでないらしいよ」と言いながら、心の中では最初から行く気満々だった。だって、ちょっと大人の秘密が隠されているような気がしてたから。

その日の放課後、うちは美桜を誘って、こっそりあのアパートに行くことにした。二人で廃アパートの前に立つと、なんだかドキドキした。廊下は薄暗くて、外の光がほとんど入ってこない。そのすき間から見える窓は、まるで誰かが見ているように感じる。

「とりあえず、入ってみようよ」とうちが言うと、美桜はちょっと躊躇ってた。でも、うちの好奇心は抑えられなくて、鍵が開いていたことに驚きながらも中に入ってしまった。

部屋の中は埃っぽくて、古い家具がそのままになっていた。まるで、誰かが急にここを離れたかのようだった。しかも、壁にはなぜか不気味な落書きがあって、うちはちょっとだけ身震いした。あまりじっくり見るのは怖いから、すぐに次の部屋へ進んだ。

そうして何部屋かを見て回った後、うちはふと、窓の外で何かが動いた気がした。振り返ると、ちょうど薄暗い廊下の向こう側に黒い影が見えた。「美桜、見て!」と声をかけたけど、彼女はすでに後ろを向いていて、驚いたように「何もいないよ」と言う。なんだか妙に気味が悪くて、もう帰ろうと急かした。

その瞬間、突然スマホが振動した。美桜が怖がっている間、うちは無意識に撮っていた動画を確認することにした。そして、映像をさかのぼっていると、明らかに見覚えのある声が聞こえた。「イラッシャイ」「早く来い」と、どう考えても私たち以外の声が録音されていた。まさか、私たちがここに来るのを待っていた人がいたなんて。

その瞬間、体が凍りついた。うちは一気に恐怖に襲われ、すぐに美桜の手を引いてその場を逃げ出した。廃アパートの外に出たとき、ほっとしたのも束の間、振り返るとさっき見た黒い影が窓の中にまだ残っていた。逃げながら、何が起こったのか理解できなかった。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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