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友人のN子さんから聞いた昔の話です。 彼女が住んでいる山間の村には、流し人形という風習がありました。 竹で作った人形に子供の厄を移し、それを川に流して一年間の無病息災を願うのです。 彼女がまだ幼い頃、村では不幸な出来事が立て続けに起こりました。 子供たちが次々に病気にかかり、怪我をする...
私は一時期、田舎の小学校に通っていた。 いわゆる転校生だ。 見るものすべてが珍しく、言われたことはすべて”そういうもの“として受けいれていた。 学校から少し離れた林の中に防空壕があった。 その防空壕を村の人たちは、農作物の貯蔵庫として再利用していた。 子どもの私はおじさんやおばさんの...
私の実家がある山奥の小さな村の話です。 その村では、住民の多くが同じ苗字であるため、お互いを苗字ではなく、昔からの呼び名で呼んでいました。例えば、同じ苗字の家でも、あそこの家は『杉屋』、向こうの家は『竹屋』というように。 今でも年配の方々はその呼び名を使い続けています。 幼馴染の友人、健...
町に戻ったのは、祖母の葬式がきっかけだった。山に囲まれた小さな集落で、夜は虫の声しか聞こえない。東京での生活に慣れた身には、空気が濃すぎるくらいだった。 葬式のあと、古い同級生たちが公民館に集まり、酒を飲んだ。そこで再会したのが紗世(さよ)だ。高校の頃、よく笑う子だったはずなのに、今は笑う前...
「この子が生まれてはいけない」 私の母の友人、佳恵さん(仮名)は、初めての妊娠が分かったとき、そう思ったという。何がいけないのかは彼女にも分からなかったが、堕胎を考えるほどの不安に苛まれた。 しかし、周囲は「妊娠中の気持ちだから」と片付け、佳恵さんは不安を抱えたまま出産を迎えた。生まれたの...
「あれはまるで悪夢のようだった」 ボランティアの佐藤は、雪深い山間の村に住んでいた。地域の防災活動に参加し、特に冬の荒天時には村の安全を確保する役割を担っていた。その年の冬、特にひどい嵐が襲った。 外は吹雪が続き、村は雪に埋もれていく。積雪による土砂崩れや氷の川の氾濫が心配され、村人たちは...
秋の夕暮れ、私は学校帰りに山道を歩いていた。薄暗くなりつつある道で、ふと小さな声が聞こえた。声の主を探して歩くと、草むらの陰に小さな女の子がいた。彼女は震えていて、目は潤んでいた。「どうしたの?」と尋ねると、彼女はただ「お腹がすいた」と呟いた。 そのまま無視するには心が痛んだ。私は母に相談し...
私たちは地方の山村に引っ越すことになった。冬になると、ここでは雪が深く積もり、特に山の方では3メートルに達することもある。雪が降ると、除雪作業が日常の一部となり、そこで命を失う人々がいることを知らされた。 雪崩や落雪に巻き込まれるよりも、屋根から落ちてしまう事故が多いのだ。亡くなった方々の多...
ニュースでやっていました! 青森県小さな村雪が降り積もっている頃1通の電話、警察の方に電話をくれた「もしもしどうしましたか?」返答はなく砂嵐のままだった。そこの小さな村へ行くと 家には誰もいなかった。その家は昔の戦争の人たちがお亡くなりになった場所 その人たちがきっと電話をしたと思う
小さな村の神社で、長老から語られた古い伝承がある。 それは「丑三つの儀式」と呼ばれるもので、特定の時刻に呪いを実行するものだ。若者はその儀式の詳細を初めて知り、興味を惹かれる。 「丑三つ時、つまり深夜の二時。そこで七日七晩、釘を打たなければならない。満願を迎えると、横たわった鬼と遭遇するこ...
もうすぐ村の神輿がひっぱり出される。僕の村は夏にだんじりみたいな大きな神輿があるんだけど、その神輿はなぜかかつがない。どういったらいいか、みんなでひっぱるんだよ。当日は神輿はお社にはいるんだが、そのときは、人もいっぱいで、無礼講、やりたい放題さ。その唯一の楽しみために、毎年一年間かけて準備する...