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夏の夜のことである。 友人宅に泊めてもらうことになった。 夕食のあと、2階の部屋に戻った私達は、布団に寝転がりながら会話を楽しんだ。 深夜の1時に達したところで、友人は寝落ちしてしまった。 彼女は普段は早寝であると言うから、限界が訪れたということだろう。 私は部屋の電灯を常夜灯に変えて、歯磨き...
まだ息子のAが中学生だった5年ほど前の事。 大晦日の夜に、男友達4~5人と初詣に出かけたAは、帰りに近所の墓地へ肝試しに行ったそうです。 そこで、タブレット(当時は携帯を持たせていなかったので…)で動画を撮影したら、霊の声が入っていたから聞いてくれ!と言ってきたのです。 どうせ気のせいか...
仕事で遅くなり、冬の深夜、帰り道の古びたトンネルに差し掛かった私は一息ついていた。暗いトンネルで、時折通る車の音だけが響く。不安を感じながらも、懐中電灯で周囲を照らしながら進んでいた。 しばらく進むと、ふと目の前に一人の女性が立っていた。彼女は年齢不詳で、薄汚れた服を着ていた。私の姿を認める...
これは僕が学生だったころの体験です。 ある夏の夜、その日に限ってすごく寝苦しかったのを覚えています。 冷房を付けているのになぜか蒸し暑い・・そのとき体の上から下に向かって何かが吹き抜けていくのを感じました。 そして次の瞬間、体が引きつったように動かなくなったのです。 指一本動かせず、声も出せ...
小学校の修学旅行での体験。 私たちは、畳の部屋に女子6人で寝ていた。 真夜中、寝ている間に少し目が覚めて頭がぼんやりするなか。 「ねぇ、あいちゃんが呼んでるよ。」 と可愛らしい女の子の声が聞こえた。 私は眠いながらも起き上がると、女の子が部屋を出ていくのが見えた。 「あいちゃん??呼んでる?」...
俺が子供の頃の話だから、50年以上前になる。 俺は山に囲まれた町に住んでいた。 俺の町から西の山に続く道には、林に囲まれた昼でも薄暗いカーブの坂道があった。 ここは急な坂の見通しの悪いところだから、前に車で轢かれた子供がいるとか、夜一人で歩いていると何者かに襲われるなどの噂がたっていた。 そん...
これは、ある女性から20年前に聞いた不気味な体験です。 「深夜2時を過ぎると、声が聞こえてくるんです・・・」 彼女はそう語りました。 「自分の部屋からではなく、外の廊下を声が通り過ぎるんです!」 その女性が住んでいた古いアパートは、各部屋の間に狭い通路があり、普段は住人が出入りする程度...
ある冬の夜、あなたは自宅のリビングで寝付けずにいた。時計の針が深夜2時を指している。ふと思いついて、対話アプリを起動してみた。暇つぶしのつもりだったが、無性に怖い話が聞きたくなり、「何か怖い話をして」と打ち込んだ。 すぐに返事が返ってくる。 「怖い話ですね。それなら、“この会話が怖い話にな...
私は霊安室で働く若手看護師でした。霊安室には様々な理由で亡くなった方々が運ばれてきます。病気や事故に加え、自殺や犯罪の犠牲者も含まれていました。 ある冬の夜、静まり返った霊安室で仕事をしていると、ふと目の前に安置された棺が気になりました。棺の上には強化ガラスがはめ込まれ、亡くなった方の顔が見...
それはちょうど一年前の冬の始まり、寒さが身に染みる頃のことだった。 その日の朝、私はいつものように地方の小さな駅のホームで、つり革に掴まってスマートフォンのニュースを見ていた。 満員電車の息苦しさを少しでも和らげるための行動だった。 全国ニュースを流し読みした後、地元のニュースに目...
俺は授業中に寝ることが癖になってた時があった。 その時も、いつものように寝ようとしていた。すると、いつもと違う感じがするのがわかった。目をつぶると急にバーチャルの世界へ行ったような景色が広がった。 面白くなって色々散策していると大きな赤い門があることに気づいた。迷わずそこに入ると、髪の長い...
30年近く前の話。子供の頃から霊感体質だった私はよく普通の人には見えないモノが見えていた。大人になって、その力も弱くなったのか、見える回数も感じる事も減ってきて、内心ホッとしていた時に起きた。当時、お付き合いしていた彼氏のアパートに初めて訪れた時の事。異様な空気感を感じたが、勘違いだろうと気に...
これは私がパチンコ店で 働いていた時の話です。 ある日、開店準備の為 パチンコ台のチェックをしていました。 すると通路を タッタッタッタッタッと小走りで 私の後ろを女性スタッフが通りすぎました。 通りすぎる瞬間、私の後ろ髪を触り、過ぎ去って 行ったのですが。 振り替えるともう走り去った後で...
息子の部屋には以前から少年の幽霊がいる。 今までは害もないからほっておいた。 しかし、最近夜中に少し暴れるのかゴトゴトとうるさくて眠れないと息子が文句を言いに来た。 夜中に起こされて眠かったので「あんた何のために格闘技やってるの!? ぶっ飛ばしちゃえばいいじゃん!!」と適当なことを言って...
丁度、今日みたいに雨が降っていて、静かな日の話です。 私はAと長電話をしている時でした。 Aが喋っている後ろで女の子の はしゃいでいる声が聞こえます。 お互い、いい年しているので、姪とかが来ているのかな?と疑問に思い、 「女の子の声が聞こえるけど、 姪かなんか来てんの?」 と...
冬の夜、病院の廊下は静まり返っていた。外の冷たい風が窓を叩く音だけが響く中、看護師の佐藤は一人、患者の様子を見に部屋を訪れた。佐藤は、病室のドアを開けた瞬間、何かが違うと感じた。 部屋の中は薄暗く、患者の田中はベッドに横たわっていた。いつもは元気な彼の顔色は悪く、微かな呼吸音が聞こえるだけだ...
学生の時友達と田舎の田んぼ道を歩っていました。 すると草むらからカサカサと聞こえあーーーと言う男の人の唸り声がこっちに迫って来ました。 友達も俺も初めての経験だったので必死に走りました。 あの声は、なんだったんでしょ? あの時は、足が震えてガクガクでした
真夜中に目が覚めたときの体験。 真夜中に目が覚めると、なかなか眠れないし、寝ないと睡眠不足になって翌日の仕事が辛いし。 そんなとき俺は頭の中で、夢の世界を回想するようにしている。見たこともない建物を想像したり、走り回ったり、空を飛んでる自分を想像したり。 その日も、学校のような病院のようなよく...
親友が亡くなってからちょうど一年が経つ。命日を迎えた冬の午後、私は彼のために古い神社を訪れることにした。いつもは複数人で行くのだが、その日は誰も都合がつかず、一人での訪問となった。お守りを手に、社の前で手を合わせる。思い出の品を置いて、彼の冥福を祈った。 その時、ふと周囲が静まり返り、何かが...
数年前、友人と温泉旅行を計画した。予約したのは山奥にある古びた旅館で、館内は歴史を感じさせる佇まいだった。私たちが着いたのは日が暮れる頃で、旅館は静まり返っていた。 部屋に入ると、窓際に大きな古い鏡が置いてあり、その前には二段ベッドが並んでいた。私たちはそれぞれ上段と下段に分かれて寝ることに...