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まぁでも何か起こるわけでも無かったので、周りも自分たちも少しマンネリ気味だった。 そんな折にツレが(Yとする)嬉しそうな顔で俺のところに来て話し始めた。 こいつがこんな顔する時は決まって心霊スポットの話しだ。 Y「スゲェ情報仕入れたぞ!上物だ!上物!」 俺「そんなん噂話程度の場所じゃね?」...
俺は、会社帰りの夜道を歩いていた。 もうすっかり夜も更けていて、手元の腕時計は2時を指している。 残業が長引いた結果なのだが、会社に泊まらなくてもいい今日は、まだマシな方だった。 俺が退社した時も、まだ何人も慌ただしく仕事をしていた。 ⋯⋯、気の毒だ。 それにしても、と俺は周囲を見渡す。 この...
「ほら、これが本当の映画の楽しみ方やで!」 薄暗い映画館のロビーで、青いジャケットを着たタクヤは、仲間のユウジに向かって得意げに言った。ユウジは黒いパーカーを着て、少し怯えた表情を浮かべている。二人は、観客が誰もいないスクリーンの前に立ち、タクヤは興奮気味に続けた。「このフィルム、実は特別な...
冬の夜、大学生の私は友人3人と共に山小屋でスノーボードを楽しんでいました。外は雪が降りしきり、静まり返った山の中で、私たちは温かい飲み物を囲んで笑っていました。 その時、古びた電話が壁にかかっているのを見つけました。普段は使っていないはずの電話が、なぜか気になりました。 「もしもし、誰かの...
これは、中3の6月私の学校は沖縄に修学旅行に行ったときの話です。 1日目の昼に、元海軍の司令部壕に行きました。友達と2人でワイワイ楽しく中を回ってると、なんだか冷たい視線を感じたのです。もともと、私は霊感のようなものが あり、霊がたくさんいるとうわさの場所だったので少し気にかけていました。2...
年末の寒い夜、私の実家に親戚が集まりました。 みんなで温かい飲み物を飲みながら、子どもたちはカラフルなLEDライトを持ち寄り、暗い部屋で遊ぶことになりました。 その時、私の母はソファに深く腰を下ろし、子どもたちの様子を見守っていました。 しばらくすると、母の声が暗い部屋の隅から聞こえました。 ...
冬のある夜、大学のゼミ仲間からの誘いで、山の中にある宿に泊まることになった。友人たちと一緒に行くはずだったが、部屋割りの都合で一人になってしまい、少し孤独を感じていた。ふと、仲間の部屋を訪ねることにした。 ドアが開くと、友人が笑顔で迎えてくれたが、何かが違った。彼は酔っているようで、視線が定...
私は沖縄のリゾートホテルで新しいプロジェクトに取り組んでいました。冬の夜、静まり返ったホテル内での作業は、どこか不気味な雰囲気を漂わせていました。 ホテルの一角には小さなコールセンターがあり、夜勤中のスタッフが特に恐れられていました。なぜなら、夜遅くに電話がかかってくると、受話器からは人間の...
ガチで先日、春休みの一人旅行でO県に旅行に行ったのですが、その際ついでにM県にも遊びに行こうと思いたち車を走らせました。まだ真っ暗になる前の16:00-18:00くらいだったと思います。 柱状の岸が名物の川や鍾乳洞を超えた山中でハザードを焚いて、(狭い道でしたが)左側に寄せタバコを吸いました...
エレベーターにまつわる怖い話といえば一般的に心霊現象なのだが、私の知人は違った形で恐怖を味わう羽目になった。 マンションの上層階に住む彼は毎朝5時に家を出る。この時間帯は住人と会うこともなくエレベーターに乗ることができる。相乗りがきらいで必ずエレベーターが止まっていることを確認してからボタン...
私の実家は高層マンションの最上階にあり、周囲は都会の喧騒に包まれている。とはいえ、私の部屋から見えるのは隣のビルと、その向こうに広がる霧のかかった街灯の明かりだけ。 ある春の雨の晩、大学の友人を呼んで映画を観ていた時のことだ。リビングの窓越しに心地よい雨音が響く中、私たちはホラー映画の緊張感...
俺が彼女の異常に気づいたのは、沙月と付き合ってちょうど一ヶ月が経った冬の寒い夜だった。 その日は温泉宿に行く前に、近くのコンビニで軽い食事を取った後、沙月の運転する車に乗り込んでいた。彼女は普段は明るいんだけど、今日はどこか元気がないように見えた。聞けば、最近見た夢のことを気にしていると言う...
若手社員の話です。彼はカメラが好きで、週末になると海岸近くの崖に出かけては、風景や海の生き物を撮影していました。 だんだんと同じような写真に飽きてしまった彼は、刺激を求めて夜の撮影に挑戦することにしました。 ちょうど彼の家の近くには、崖の頂上から海を見下ろせる絶好のスポットがあったのです。...
これは20代に私が体験した話しです(駄文ですみません)。 私は偏頭痛持ちなんですが、ある日仕事から帰って部屋でくつろいでたら頭痛がしてきたんです。いつものように頭痛薬を飲みました。 普段ならいつの間にか治まって頭痛があったのを忘れている…という感じで。 しかし2、3時間経っても頭痛...
一 同期入社の建築士——几帳面で読書家の女が、先週、珍しく私のデスクまで来て言った。 「ねえ、信じられないものを見つけてしまったんだけど」 「何を」 「呪われたビルディング。しかもこの街の、駅から歩いて七分のところに」 「それ、事故物件とは違うの」 「違う。事故とかそういうレベルじ...
ピンポーン! 「宅配便でーす。サインをお願いしまーす!」 玄関から聞こえる配達員の声で、僕は目を覚ました。 時計を見ると…12時半。冬の昼間、厚い雲に覆われた空が広がる。 布団から這い出た僕は、散乱したゴミを避けながら玄関へと向かう。 「お疲れさまです。こちらにサインをお願いします。...
これは、当時付き合っていた彼から聞いた話です。 彼の会社は同年代のせいか、みんなとても仲がよく、休みの日もよくつるんで遊んでいました。 その日も、いつものように集まって騒いでいたのですが、夏だったこともあり、夜中に心霊スポットに繰り出そうと言う話になりました。 場所は富士の樹海の森。 丁度、新...
数年前、廃墟として知られる施設へ行ったときの話だ。 特にやりたいこともない俺と友人のYは、たまたま連休が重なり、何をするか迷っていた。そんな時、Yがふと提案した。 「なぁ、廃屋に行ってみないか?噂の赤い布を探そうぜ。」 その提案は、まあ最低なもので、結局俺たちがつまらない日常から逃げ出した...
去年の夏に友達4人と,関西では怖いと有名なトンネルに肝試しに行った時の話です。その日僕らは飲みながら車でトンネルに向かいました…トンネルに着くとみんなテンションが上がって挑発していました。 しばいたるから出てこい!とは,いえ何も起こらず面白くないと帰ることになりました。トンネルを抜けて帰ろうと...
これも私が実際に体験したお話です。 以前、『早朝の訪問者』という実体験を投稿させて頂きましたが、それと同じマンションでの事です。 これもまた早朝の出来事で、3週間ほど旦那が九州に出張に出かけて家を空けていた時のことです。 その日の朝もふと目が覚めました。自然と目が覚めたのですが、...