
短編
《実話》すれ違いの恐怖
匿名 4日前
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タイトルにありますが、これは私が体験した、変な、奇妙な本当の話です。
私は当時、兵庫県神戸市は東灘区とゆう場所で一人暮らしをしていました。
その日はいつものようにjrの高架沿いを西へ、六甲方面に自転車を走らせていると、向かい側、私の進行方向から黒い大きな三角の物体がコチラにむかってくるのです。
山が歩いてくる⁇
(文章にすると恥ずかしいですが)本当にそう思いました。
自転車で近づくにつれて、三角形の物体の正体が明らかになってきました。
お婆さんです
全身は黒ずくめ、真黒な防災頭巾のようなモノを被っているせいで遠くから見ると山のように見えたのでした。
そして、一番理解出来なかったのが、お婆さんの歩き方です。
頭を45度くらい下げて、自分の目の前にに五円玉(のようなモノ)を、ヒモにぶら下げて、五円玉を振り子にしながら(催眠術で昔よく見たヤツです、貴方はだんだん眠くなーる、ってヤツ)コチラに歩いて来ます。
お婆さんの奇妙な行動が明らかになった時には、私もお婆さんに近づいていたので(お婆さんは私の進行方向から歩いてるので)ここで止まって方向転換するのも不自然でかな、と思い、平静を装って通り過ぎよう、と判断しました。
五円玉振り子をしながらのお婆さんとすれ違う際、遠くでは聞こえなかった鈴の音がしました。
すれ違いざま見ると、真黒な服に大量の鈴がぶら下げてありました、、、
以上が、私が体験した本当の話です。
真昼の出来事なので見間違えた訳ではありません。
もしかしたら、あの付近では有名なお婆さんだったのかも?
ご覧頂いた方、ありがとうございました。
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- 東灘の怖い話で検索したら、たまたまこのページを見つけました。 よく似た人物を目撃したことがあります。 2015年か16年の夏、灘区のサザンモール六甲を少し脇道にそれたところで遭遇しました。私の場合夜だったので、足がすくむほど恐怖を覚えました。 見た目の特徴は全く一緒ですが、鈴ではなく空き缶を大量に引き摺っていた気がします。 当時飲んだ帰りに見かけたので、ずっと現実か夢かモヤモヤしていたのですが、長年の謎が解けた気分です。元灘区民
- もう少し詳しく教えて欲しい紙芝居
- そのお婆さん、私の母も見たことあるかもです。モンペ着て頭巾かぶって目はタヌキのような目をしてたらしいです。六甲山付近ですよね?同じだと思いますぱちょ
- ↓↓↓ そうなの⁈ 幽霊役のADさんなの?笑K
- それ、モニタリングの幽霊役のADさんだわ!びびり