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君はアジアの小さな国で起きた事件を知っているか? ある冬の夜、私は仕事の関係でその国に滞在していた。古びたホテルに泊まっていたが、何かが違和感を感じさせた。夜が更けるにつれて、周囲の静寂が不気味さを増していく。 数日後、同じホテルに滞在している外国人女性と出会った。彼女は一人旅で、私と同じ...
私は小さい頃から、変な夢を見ます。 変と行っても面白いや、おかしいとは異なった、怖い、恐怖です。 今から語るのは私が実際に経験した夢のお話しです。 その日はいつもと、何も変わらない日でした。特にこれといったこともなく、ただ 家でゴロゴロしていました。 ...
友人は一昨年の夏、転勤の為に大阪の社宅へと引っ越した。 そのアパートはとても古く、おおよそ資産価値がなくなったところを社宅用に買い上げたのだろう、引っ越しの荷物を運ぶのにも外階段はひどい軋みようだった。 ひどく神経質なその友人は「衛生状態が」だの「虫が出そう」だの、と越す前から早くも愚痴気味...
その日は私の所属するサークルの打ち上げだった。 自宅から少し離れた駅前、繁華街の居酒屋を数件はしごした後 解散となり各々帰路についた。既に深夜1時を回っていた。 車で来ていた私はネットカフェに泊まる予定だったのだが、 ゴールデンウイーク中ということで満員。仕方なく車の中で酔いを覚ますことにし...
あのね。昔から言われてきたの。 お化け、見えるのってすごいよね。って。 ~ 何がすごいの?嫌なだけなのに。 うちにはね、ごく普通にソレらが出るの。 音だけ、パーツだけ、全部だったりもする。 私は勿論、家族だって普通の人間。 何も修行じみたことはしてない訳ですよ。 だから対応も出...
寒い冬の夜、古びた公園の遊具で一人の母親が子供を遊ばせていた。彼女は子供に「かごめ かごめ」と歌い始めた。歌は昔からあるもので、子供も自然と口ずさむ。 「かごの中の鳥は、いついつ出やる…」 その瞬間、母親の心に不安がよぎる。なぜか、この歌の意味が気になって仕方がなかった。公園の静寂の中で、...
ある夜。仕事を終えたSさんは、自宅へ向かう大通りを歩いていた。その道は若干遠回りだが、時間も時間だし、敢えてその道を選んだ。その日は、なかなか仕事が終わらず、会社を出た時にはもう、かなり遅い時間になっていた。さすがに歩いている人は誰も居ない。 でも、そんなこと気にするゆとりもないほど、Sさんは...
幼い頃から、悪夢をみるとか、声が聞こえたり、気配を感じたり、影を見たり…母は「全部気のせい!知らん顔しなさい。忘れなさい」と言い聞かせてくれていました。(私がめっちゃ怖がりだから) 先に駄文ですいません。 20年ぐらい前の話です。保健所から子犬をもらってきました。 気が強く活発なミックス犬...
Yは知人のBさんと廃工場の探索に出かけた。錆びた鉄骨や破れた壁が、長い間放置されたことを物語っている。ここはかつて稼働していた工場で、今や廃墟と化している。普段は静まり返っている場所だが、秋の夕暮れ時、風が工場の中を吹き抜けるたび、何かが囁いているような、不気味な音が響いた。 BさんはYの数...
僕がしばらく住んでいた古いマンションでの出来事です。 30代になった僕は、安定した職に就くために必死でしたが、生活は相変わらず落ち着かず、引っ越しを決意しました。周囲の友人たちはそれぞれの生活を築いている中、僕はただの独身男。そんな孤独感を抱えながら、引っ越し先を探すことにしました。 春の...
10年以上前のこと。 俺はマンションの自室でテレビをつけたまま、眠ってしまった。 気がつくと、テレビの音で目を覚ました。 テレビでは、複数の男女の声が聞こえた。 ちらっと見ると、若い男女数人が夜の寺のような場所で何やら怪談話のようなことをしていた。 何かの心霊番組かなって思った。 しばらくする...
この話は間違いなく本当に私が体験したことです。 新婚当時のことです。 夫はずっとお世話になっている山奥の歴史ある小さな町の宿泊施設のオーナーに、結婚の報告をしようと、車で国道をいつになくスピードをあげて走らせていました。 と言うのも、行き慣れた道、本来なら迷うはずも無いのに、その日に限ってな...
親友の山本くんの話を始めることにした。 彼は異常な出来事に巻き込まれることが多い性格で、いつも周囲を驚かせていた。ある日、彼は「前世は何か特別な存在だった」と言っていたが、実際は占い師に「前世はただのリスだった」と言われていた。 山本くんの不思議体験は、彼が小学校を卒業するまでは...
これは俺が高校時代、あるボーリング場でアルバイトをしていた時の話だ。知名度はそれなりにあり、地方で人気のボーリング場だった。店内は明るく賑やかだが、ある部屋には不思議な噂が立っていた。「あの部屋では、投げたボールが勝手に戻ってくる」とか、「ボールが一人でに動く」といったものだ。そんな噂を耳にし...
最近、俺はVtuberに夢中になっている。 配信サイトで活動する彼らは、アニメのキャラクターのような姿をしていて、見た目も声も個性的だ。中でも、俺が特にハマっているのは、あまり知られていない新人の配信者だ。 彼女は十人ほどの視聴者しかいないマイナーな存在で、活動を始めてからまだ一年も経ってい...
大学生の佐藤は、古びたアパートに引っ越してきた。冬の冷たい風が吹き荒れる中、彼は新しい生活に期待を抱きつつも、部屋の狭さに少し落胆していた。しかし、大学の課題に追われ、夜通し作業をする日々が続いた。 そんなある晩、彼がノートパソコンに向かっていると、ドアの向こうから「お兄ちゃん、あけて」と...
今から十四、五年ほど前。 私が五歳くらいの頃の話です。 兄と一緒に、あるショッピングモールの中にある習い事に通っていました。 送り迎えはいつも母がしてくれて、少し早めに着くと、カフェで軽く食べたり、隣の子どもの遊び場で兄と遊んだりしていました。 兄のレッスン時間と私の時間はずらしてあった...
これは私の知人女性から聞いた話です。 仮に彼女をA子とします。 A子は友人と遊ぶため、駅で待ち合わせしていたそうなのですが、友人から到着時間に遅れるとの連絡があっため、駅中にある本屋で立ち読みをして時間を潰していたそうです。 すると背後から「すいません、調べ物をしたいので、スマホを借りたいので...
これは俺が体験、と言うよりは夢で見た話です。 初めに俺自身の話をさせてください。 俺は感受性が人一倍高いのか分かりませんが、周りで起きた出来事や見た物が似通ったまま、夢の中に反映される事が度々あります。 これは子供の頃からずっとです。 例えば戦争映画を見たり、FPSゲームをやってから寝...
高校2年のときの話です。幽霊とかじゃなくて、いちばん怖かったのは“人”でした。 クラスに、妙に聞き上手な子がいました。アヤって呼ばれてて、目立たないのに、誰とでも自然に仲良くなる。休み時間に隣に来て、「最近どう?」って、ほんとそれだけ。 最初は雑談でした。部活の愚痴、親のこと、好きな人のこ...