本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

短編
バス停
匿名
バス停
短編

バス停

匿名
2015年1月12日
怖い 643
怖くない 523
chat_bubble 2
36,033 views

ある夜。仕事を終えたSさんは、自宅へ向かう大通りを歩いていた。その道は若干遠回りだが、時間も時間だし、敢えてその道を選んだ。その日は、なかなか仕事が終わらず、会社を出た時にはもう、かなり遅い時間になっていた。さすがに歩いている人は誰も居ない。

でも、そんなこと気にするゆとりもないほど、Sさんは疲れていた。

頭にあったのは、ただ、自宅の柔らかいふとんで、ぐっすり眠ることだけだった。

しかし、一つだけ徹底したのは大通りを通ること。何故なら、Sさんの自宅へ帰る

近道には街灯もほとん無く、昼間でもどこか湿気を帯びた、暗い雰囲気を漂わせていた。

そこで、暗闇が苦手なSさんは、遅くなればなるほど、明るい道を選んで、大通りを使った。

大通りには、2駅分のバス停があったが、さすがに、その時間は運行していない。

それでもやはり、この遅い時間、Sさんはなんとも表しがたい緊張感の中、足は自然に速まる。

けれども、そんなSさんの気持ちをふみにじるような、事は起きた!

自宅の最寄りのバス停に近づいた時、

クラクションを鳴らしながら、向こうから、自動車がやって来るようだ、Sさんは、疲れていたせいか、瞬間には何も感じ無かったが、バス停にSさんが差し掛かった時、それも停車した。

中には、女性や男性、若い人からお年寄りまで、とても混んだバスだった。

「ああ、深夜バスか」

Sさんは、バスの横を通り過ぎようとして、もう一度中を見てしまった、何かおかしい、全員が同じ向きに、こちら側を見ながら、青白い顔で立っていた。

バスは停車しているのに、乗る人も降りる人も居ない、いや、Sさんが乗り込むことをまるで待っているみたいだ。

Sさんは、恐怖を感じて、一目散に駆け出し、疲れていることも忘れ、振り返ることもせずに、家に飛び込んだ。

家に着いて、飛び込んだ時、耳元でまたあの奇妙なクラクションが鳴った気がした。

ドアを閉める際に、

「コンドは、逃ガサナイから……。」

風が耳を通り抜けるように、冷たい空気から聞こえた気がした。

Sさんは知らなかった、大通りにも恐怖があることを。

明るさに騙されないデ、そして深夜バス詐欺に引っ掛からないで。

1 / 1

後日談:

後日談はまだありません。

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(2件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.0.250

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 禍禍女
  • 心霊スポット
  • 意味怖

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...
chat_bubble 2