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一か月前、私は安い賃貸物件を見つけた。 それは、休日のことだった。人の気配がほとんどない静かな図書館街を歩いていると、古びた図書館の窓に「貸し物件 月一万円」という貼り紙を見つけた。 ─これはお得だ! 早速、記載されていた電話番号にかけてみると、低い声の男性が応答した。 「家賃をちゃん...
これは僕が学生だったころの体験です。 ある夏の夜、その日に限ってすごく寝苦しかったのを覚えています。 冷房を付けているのになぜか蒸し暑い・・そのとき体の上から下に向かって何かが吹き抜けていくのを感じました。 そして次の瞬間、体が引きつったように動かなくなったのです。 指一本動かせず、声も出せ...
私が中学生の頃に体験した話です。冬の冷たい風が吹く中、友達と帰宅する途中、私たちは通りかかった古びた廃工場に目を奪われました。その工場は周囲の景色とはまるで異なり、まるで時間が止まったかのように存在感を放っていました。鉄製の壁にはさまざまな植物が絡みつき、内部は暗く、何が隠れているのかわからな...
最近、俺はちょっとした恐怖に悩まされている。仕事が忙しくて帰宅が遅くなり、疲れがたまっていた。そんなある夜、自宅の高層オフィスビルの一室でモニターに向かっていると、ふと視界の隅に何かが映った。 それは、薄暗い部屋の中でぼんやりとした光の中に現れる影だった。初めはただの疲れ目だと思っていたが...
大学生の私がアパートに戻るのは、いつも深夜1時を過ぎてからだった。バイトを終えて帰ると、疲れ切っているため、食べ物をつまみながらテレビを点けるのが日課だった。この日も同じようにソファにだらりと横になり、番組を見ていた。 その時、突然テレビが真っ暗になり、白黒の映像が映し出された。見知らぬ中年...
続きです 数日後、改めて大○池に行くことになった また前回とほとんど同じメンバーだったが、数人は恐怖のため辞退した 林を通る時にはまた全員手を繋いで歩いた。 ボート乗り場まで辿り着くと、ここで亡くなったんだねと一応手を合わせた たしか当時テレビで報道されたのは、高校生3人が池のほとり...
お盆などに夏祭りをする風習があります。 私は小さい時から祭りが好きで、祭りがあれば寄っていって何かを買ってもらっていました。 そんな私ももう大きくなり、1人で祭りに行ける年になりました。 それは、その時の話です。 一緒に行動していた友達と離れてしまった私は、友達を探すべく人混みを縫いなが...
いつの事だろう僕は、まだ DVDが普及する前に心霊番組をテレビで見たのを覚えている。 その特集の中で市松人形に作者の魂が宿り、髪が伸びるというものがあった。 その番組の中で実際に、髪が伸びていた人形をお寺へ納めていた様子が映っていた。そんな不可解な現象が起こる訳無いと思っていた僕は、他...
友人の話を聞いた。ある日、彼女は公園の果樹からリンゴを一つ摘んだ。こちらは小さなリンゴではなく、普通のサイズのリンゴだ。 彼女はリンゴを真っ二つに切ったとき、妙な感触を覚えた。果肉の間から何か硬いものが感じられたのだ。目をやると、なんとリンゴの中には小さなメモが挟まっていた。 そんなことが...
初めての投稿なので駄文など読みにくいかもしれませんがよろしくお願いします。 たいした事ではないのであまり怖くないかもしれません。 これは数年前、私が高校生だったときの話です。 2年生の冬に修学旅行で沖縄に行くことになりました。初日と2日目は特に何事もなかったのですが、問題は3日目です。 ...
高校2年生の秋の午後、僕は一人暮らしのアパートにいた。友人が食事をしに来る約束をしていたが、まだ帰ってこない。窓の外は薄曇りで、どこか不気味な雰囲気が漂っていた。 その時、玄関の呼び鈴が鳴った。誰かが訪ねてきたのだ。心配になりながらも、扉を開けると、見知らぬ中年の男女が立っていた。男は無表情...
友人の家に行くことになった。 その家は築50年ほどの古い一軒家で、外から見てもどこか薄気味悪い雰囲気を漂わせていた。家の中に入ると、ほのかに湿気が感じられ、特にリビングには古い家具が並んでいた。友人の家族は、いつも温かく迎えてくれるが、今日は何かが違うように感じた。 友人は「みんなで集まる...
これは俺が一人暮らしし始めた頃の話だ その頃は貧乏カネ無し、彼女いない歴年齢だった 親と喧嘩して上京してきたから頼れるやつもいない だから当時俺は激安アパートに住んでいた 所々ボロいけど風呂、トイレ別々でそこそこ広い 値段と部屋の価値が合わないタイプだった 確か2階の一番奥の部屋だった気...
その夜、私は古い文化住宅の二階に戻る途中、ふとした違和感を覚えた。目の前の商店街に響く人々の声が、まるで微かに歪んでいるかのように感じられたのだ。普段通りの景色の中に、何かが潜んでいる。私は自分に言い聞かせた。これはただの疲れか、あるいは精神的な過負荷だろう。しかし、心のどこかでその声を無視で...
ある日、寝る前に子どもが「ベッドの下に誰かいる」と言う。 安心させるため、私はベッドの下を覗いた。 そこには泣きながら震える子どもがいて、 「上にいるのは誰❔」と震えた声で囁いた。 ...
怪奇現象とはちょっと違うんだけど、オカルトめいた状況なのでここに書かせてほしい。 俺の実家は東北なんだけど、今は就職の関係で東京のアパートに一人暮らししてる。 そのアパートってのが正直ハズレ物件で、毎朝ひどい大声が聞こえるんだ。 外国語の、競りみたいに慌ただしい大人数の声。 実はこのアパー...
秋の夕暮れ、村の外れにある古びた祠を見つけた。普段は気にも留めない場所だが、何かに引き寄せられるように足を運んでしまった。 この村には、祠がいくつも点在している。どれも年季が入っていて、地元の人々にとっては身近な存在である。だが、時折、村外から訪れる者たちがこの祠に興味を抱き、無造作に手...
それは私が大学院生だった冬の夜のこと。図書館で一人勉強していると、ふとある本棚の陰から不審な視線を感じた。周囲は静まり返り、時折ページをめくる音だけが響く。薄暗い空間の中、目に留まったのは、無邪気な顔をした幼い男の子だった。彼は本棚の前にしゃがみ込み、何かをじっと見つめている。その視線の先には...
友人から聞いた恐怖の体験談です。 友人Bは、仲間の学生2人と冬の夜に肝試しをすることに決めました。行き先は、かつての診療所であり、現在は人が寄り付かない廃屋となっています。 この廃屋には、訪れる者が霊を見たと語る噂があり、特に夜に写真を撮ると不気味な影が映ると言われていました。 友人Bと...
どの図書館にも、秘密のひとつやふたつはあります。私が通っていた高校の図書館にも、そんな秘密がありました。私たちの学校は古い建物で、特に図書館はまるで時が止まっているかのような雰囲気を醸し出していました。 その図書館の七不思議の一つが「夜中に特定の本を3回読んではいけない」というものでした。私...