怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
宿の扉を開けると、冷たい風が吹き込んできた。火照った身体を一瞬で冷却していく。 あの冬の日を思い出す。 見上げれば、白い雪雲が空を覆い、視線を下げれば、雪に埋もれた山道が続いている。 懐かしい田舎の景色。 雪の匂いと、冷たい空気。 耳に残る雪の音。 口の中によみがえる、...
「本当にあった怖い話」を読んでいるうちに、自分でも体験談を投稿したくなりました。今回のお話は心霊的な怖さというより、個人的な経験として印象に残っている出来事です。 私は高校卒業まで、神奈川県の某所に住んでいました。 神奈川は横浜のような都会から、山と川に囲まれた田舎まである県ですが、私が...
友人のEさんが自分の体験を語り始めた。 彼女たちは大学のサークルで、秋の連休を利用して山の中のキャンプ場に行くことにした。夜は焚き火を囲みながら、楽しいひとときを過ごしていた。 「もう寝る時間だね」 焚き火の火が小さくなるころ、4人はテントに入ることにした。テントは4人が横になれるほどの広...
子供の頃、親や先生に 「知らない人についていっちゃダメよ。」 と言われたことがあるだろうが、その中でも印象的だった出来事。 俺が小学3年生のときの話。 開校記念日に友達と、電車の博物館に行くことにした。 私鉄や地下鉄を乗り継いで、大好きな電車の博物館に来た。 小さい頃から何回も来た博物館だった...
高校のとき、私には「親友」がいました。 美波(みなみ)。明るくて、誰にでも平等で、私が教室で浮きそうになると必ず隣に来てくれる子。 当時の私は、家の事情で朝が弱くて、よく遅刻していました。担任に呼ばれて廊下で説教されると、決まって美波が「大丈夫だよ」と笑って、私の代わりにプリントを揃えておい...
俺には、小学校から一緒の男友達がいた。 小学校から高校まで12年間同じ学校だった。 別に親友とかではなく、たまに一緒に遊ぶ友達で、クラスが違うときとかはほとんど関わらないこともあった。 そんな友達には可愛い妹がいた。 妹は友達より2つ年下で、俺たちが小学3年生のときに入学してきた。 初めて見た...
先に言っときます。 怖い話ではなく、私が体験した不思議な話です。 怖い話を期待されていた方、誠に申し訳ありません。 この話は私が当時7歳の時と、去年21歳の時に体験した話です。 7歳の時、私は田舎にある祖母の家に夏休みの間過ごすことになりました。 祖母の家の近くにあるものと言えば、田んぼ...
私がまだ幼い頃に体験した話です。 私は、人形が大好きでした。 とにかく人形で遊ぶことが好きで、よく遊んでいました。 ある日、お母さんと100円ショップに買い物に言った時、風船や折り紙のコーナーのところに【エリーちゃん人形】と言う人形が売っていた。 ほとんどリカちゃん人形と同じようなものなので...
俺はもうすぐ死ぬんだ・・ 夢の中で、よく知っている駅に似たホームにいた。 そして夜の暗闇の中、最終の新幹線がホームに入ってくる。 この列車はこれからあの世に向かう本当の意味での「最終列車」だった。 小さい頃からずっと鉄道が好きだった俺にとってふさわしい最期だ。 車内は薄暗いが、子供の頃から大好...
大学生の時、アルバイトを探していた私は、駅近の老舗喫茶店の求人に応募することにした。面接当日、私は少し早めに到着し、年代物の木製の扉を開けて中に入った。店内は、深い色合いの家具が並び、心地よい香りに包まれていた。 しばらく待つと、年配のマスターが現れ、私を奥の部屋へ案内してくれた。そこは、重...
私は一軒の廃病院に勤める建設業者です。近年、医療施設の改装や撤去依頼が増加し、特にこの病院は長年の使用を経て、解体を決定する運びとなりました。 数週間前、ある患者の家族から連絡があり、亡くなった親族のために病院を解体し、土地を利用したいという要望がありました。話を聞くと、その患者は長年入院し...
私には小学校時代の親友、Mちゃんがいた。彼女とは一年生からの付き合いで、とても明るくて社交的な性格だった。私はその反対で、内気で話すのも苦手だったけれど、彼女といると安心できた。 二年生の頃には、私たちは互いの家で寝泊まりするほどの仲になり、毎日のように遊んでいた。その時、Mちゃんはよく言...
小学4年生の頃、私(Sくん)は初めてそのサマーキャンプに参加した。 父親が高校教員だったこともあり、幼い頃から部活動や学校行事に顔を出す機会は多かった。そのキャンプもその一つで、某県の山奥にある少年自然の家のような施設に、各地の高校から集まった生徒たちが4日間を共に過ごすイベントだった。...
私には四つ下の妹がいる。母子家庭で、母は朝から晩まで仕事だったから、家の中では基本私たち姉妹だけで過ごす時間が長かった。 物心ついた頃から、妹には奇妙な周期があった。 私はそれをひそかに「ほんとじゃない期間」と呼んでいる。 厄介なのは、それが完全に「二人きりのとき」にしか発動しな...
雪のピラミッドの上で見つめ合う俺と茉莉絵。 小学5年生の茉莉絵は俺より背が高く、体つきも大人に近付いていた。 外はかなり寒くなっていたが、俺たちはずっと暖かかった。 ・・・ ガタンゴトン・・ その日、俺は吹雪を行く電車に乗っていた。 まだ昼前だというのに外は薄暗い。 終着駅に近づくにつれて不安...
あたしは2年半前に彼氏を亡くしました。 高校生やったとき。 彼氏はゆうくん。 結構ヤンチャしてた子でバイク乗り回したりたばこ吸うたりしてて、ほんまあほな子でした。 あたしも人のことゆえへんのやけど。 あたしもしょーもないクソガキやったから。 なんで死んだかってゆうのは、事故死。 ドラマみ...
失神の遊びをご存じだろうか。 そのやり方は危険なので詳しくは話せないが、俺がこの遊びを初めて知ったのは中学校の体育館でのことだ。冬の寒い夜、懐かしい友人たちが集まっていた。これから何をしようかと話していると、誰かがその遊びの噂を持ち出した。 「ねえ、あの失神のやり方、やってみない?」と、明...
「この部屋はおすすめできませんね。」 高層ビルのロビーに掲示された不動産屋の看板を見上げ、私は興味を抱いた。 「空いてるのは空いてるんですが…」 不動産業者は言葉を濁した。 「他の物件もありますが、こちらは駅に近いですし、広さも同じで、セキュリティも充実していますよ。」 でも、私はこ...
俺が14才のときに死んだじいちゃんの形見の時計を、17才のとき祖母から譲り受けてからいつも肌身離さず持っていた。 小さい頃じいちゃんにいろんなところに連れてってもらったことから、俺がこの時計を身につけて色んな場所に出かけることはじいちゃんへの恩返しでもあった。 高校生のときクラスメイトがこの時...
佐々木明は有名なゲーム会社に勤め、日々の忙しさに追われていた。彼はあまりにも仕事に没頭するあまり、妻の由紀や娘の桜に対して無関心になってしまっていた。そんなある日、彼に思いがけない知らせが届く。由紀と桜が交通事故に遭い、病院に運ばれたという。 急いで病院に駆けつけた明は、そこで二人の遺体を目...