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短編

屋根裏部屋の思い出

匿名 2日前
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これは自分が4歳くらいの時の話だ。 自分は、ばあちゃんっ子でよく祖母の家に遊びにいくことが多かった。 実家と祖母の家は5キロほど離れており、親の仕事中などよく祖母の家で面倒を見てもらうことが多かった。 なかでも、押し入れで遊ぶのが好きで、その日も押し入れでプラモデルを組み立てたりして遊んでいたのだが、押し入れの奥に見慣れない扉があることに気づいた。 大人がしゃがんでとおれるくらいの扉を開けると、上へと続く階段があった。 こんな階段あったんだ、と好奇心にかられ登っていくと広い屋根裏部屋にたどり着いた。 所々に窓があり、光は差し込んでいたため、全く不気味ということはなく、むしろワクワクして奥へとあるいていった。 だが、歩いても歩いても屋根裏部屋は広く続いているのである。 おばあちゃんの家こんなに広かったっけ?と疑問を感じ出したとき、ようやく下へと続く小さな階段を発見した。 よかった、降りる階段や、ホッとして降りていくと、そこは何故か5キロほど離れた自分の実家の押し入れだったのだ。 あれ?おかしいな、そう思いながらリビングへ行くと、母がものすごい剣幕で 今までどこにいたんだ、 とつめよってきた。 自分は2日、行方不明だったらしい。 あったことを説明すると、そもそも祖母の家に屋根裏部屋はないこと、押し入れにあったはずの扉の向こうは外だということを聞かされた。 大学生になった今でも、祖母の家に行くとたまに押し入れを見に行く。 もちろん、そんな扉はあれ以降見たことないし、自分の家にも屋根裏部屋なんて存在しない。

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  • あ〜そうゆうことよくあるよねぇ
    たか
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