
中編
ばあちゃんとの思い出
匿名 2日前
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俺が体験した怖いっていうか少し不思議な話
小学校に上がる頃くらいまで俺は本宅にじいちゃんとばあちゃんとおじさんと両親と兄二人と暮らしてた。
じいちゃんは俺には変顔みせてくれたり、ばあちゃんも色々世話してくれたり大好きだったって記憶がある。
俺の父親の兄貴で長男だったおじさんはちょっと変わり者で結婚してなく隠居したじいちゃんの跡取りとして本宅で農業してた。
甥っ子にあたる俺ら兄弟にもすごい厳しい人ですげー怖かったって記憶したない。
あんまりおじさんも同居してるって聞かない話だけど子供の頃はそんなのなにも気にせず生活してた。
で、俺が保育園年長の時にじいちゃんが死んだんだ。
それをきっかけにか俺たち家族は本宅からそんなに離れてない所に家建てて暮らすことになった。
本宅はおじさんとばあちゃんの二人暮らしになった。
俺はおじさんが怖かったのもあってその日から本宅の方には全然行かなかった。
ばあちゃんはたまにこっちの家にも来たりしててばあちゃんとは遊んだりしてた。
でもそれも俺が小学校3.4年生くらいまででそれからはばあちゃんともあんまり会わなくなった。
中学に上がった頃には部活とか色々でばあちゃんのことを気に留めることすらなかったし、都会に憧れるミーハーだったから高校進学をきっかけに県外にでたんだ。
それから十数年地元に帰ってなかったんだけどつい先日ちょっとプライベートでも仕事面でも疲れる事があって田舎の空気すいてー!お盆くらい帰るか!って帰ったんだ。
久しぶり帰って両親は驚いてたけどウェルカムモードで手料理振る舞ってくれたり旨い酒があるってプチ宴会みたいな感じで思い出話とかなんかをあてに酒飲んでたんだ。
ちょっとほろ酔い気味になった時ふとばあちゃんの事を思い出したんだ。
そういや、ばあちゃんってもうだいぶ歳いってるんじゃないんか?って
もし亡くなってたら親から電話の一つくらいあるだろうし、俺の親父は兄弟の末っ子でその末っ子が俺
1番上の従兄弟なんかとは20くらい離れてるからばあちゃんもかなり高齢なんじゃないかなって思ったんだよね。
だから両親に
「ばあちゃんもう何歳になるの?元気なん?」
って感じで聞いたんだけど
両親共に、は?みたいな顔してる訳
この雰囲気になになに??って感じで俺が焦ってたら母ちゃんが
「どこのばあちゃんよ?」
と言い出す始末
「いや、一緒に住んでた俺のばあちゃんよ」
って俺
また怪訝そうな表情で母
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- これからもその出来事を忘れずに取っておいたほうがいいでしょうね…いい話…うつつ