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その日、俺は50代の女2人と湯上がりの時間を過ごした。 ・・ 宝石博物館を見学したあとはまたバスに乗り、小高い丘の上にある海の見える温泉に向かい、そこは貸切だった。 女は約30人いるのに対して男は俺だけで、大浴場を独り占めして喜んでいた。 外のいい景色もあり、俺は大浴場で楽しんでいた。 そのあ...
あれは10年くらい前・・ 俺の4才の娘のさくら(仮名)がピアノを習い始めた。 娘の担当の先生はI先生という、若いのに技能も指導力もあり綺麗な先生だった。 娘はI先生から約1年間学び、その後I先生は産休に入っていった。 数ヶ月後にI先生に子供が産まれて、I先生とはずっと付き合いがあったことから妻...
お。雨、止んだな。 今日は記念日だし、花でも買って帰ってやるか。 駅前で花を買ったリーマン5年目のAは、妻とお腹の中の新しい家族の待つ愛の巣へと、スキップで帰っていた。 玄関先まで着いた時、家の中で男女の笑い声が聞こえてきた。妻が誰かと話している。 Aは深くため息をつくと、勢いよくドアを開...
それから約2か月後。 ピアノの発表会があり、俺と妻、さくらの3人で会場に向かった。 会場に着き、ホールの席に着こうとしていると、妻が立ち止まり近くにいる母娘を見てこわばっていた。 相手も妻に気づき 「あら、さくらちゃん。お父さんも一緒なのね。」 と言った。 俺やさくらに対しては笑顔だが、妻に対...
東北のA県での話。私は知人から近隣の村にある山菜採りの穴場を紹介された。なんでもフキやワラビの質のいいものが採れるとのことだ。私は山菜には目がないので、その週末の晴天にこれ幸いと車を走らせた。道中はずっと山林に沿って進む。緑が美しく、日々の暮らしに疲れた私の心を潤す。しばらく車を走らせると、知...
姑が入院している病院に夫婦で入られたかたがありました。 その夫婦の主人が具合が悪いのを妻が看病していたそうですが妻のほうが少し(障害)…と息子が頼みに来られたそうです。 男性と女性は別々の病室になります。 妻のほうは入院初日から 主人を知りませんか? と誰かれなしに尋ね、病室の名札を見...
とある休日の出来事。 その日は、天気が良く窓から午後の日差しが差し込んでいた。 私は3人家族で妻と娘が1人いる。 その日は外出はせず、家でやんちゃな娘と遊び、娘を寝かした後、自分の部屋に戻り昼寝をすることにした。 静寂になった部屋で心地よい日向で私は眠りについた。 程なくしてパラパラと【...
一週間前、妻は寝室、私はシャワーを浴びようとしてました。夜中の12時くらいだっただろうか。その時洗濯機はあと5分後に終わる表示。他に大きな電気を使ってるものもないし、ありえないのだがシャワー中にブレーカーが落ちた。嫁がまだ起きていたようで、心配にし来てくれた。きっと5年ほど使っていた洗濯機が漏...
私は、娘を連れてドライブに行きました。 途中でドライブインで飯を食べて、山道を進んで行きました。娘を驚かそうとして細道に入って行きました。そしたら娘が怖がっていたので、面白がってどんどん奥へ、 入って行きました。そしたら山の真ん中ぐらいで、車が止まってしまいました。 しょうがないから、車が動く...
妻がいなくなってから、約一ヶ月が過ぎた。彼女がいない静寂の中、私は日々の家事をなんとかこなしていた。特に料理は苦手だったが、妻がいる時は一緒に作っていたので、何とかやっていけると思っていた。しかし、今や冷凍食品やインスタント食品に頼る生活が続いていた。食事は簡単なもので済ませ、毎日が無味乾燥な...
風呂から出てロビーの自販機で紅茶を買って飲んでいると、 「たーっちゃん!」 聞き覚えのある甘えた女の声。 何とそこには元カノが立っていた。 「え?おまえ、何でここにいるんだ?」 「私がここにいちゃいけないの?そっか、奥さん今お風呂だもんね!」 「しーっ!声がでかい!・・それよりおまえ、何でここ...
私には、最近ひとつの特技があります。 当たるのです。 何が、というと、悪いことがです。 朝、家を出るときにふと嫌な予感がすると、その日は必ず何か起きます。電車の遅延、上司の機嫌、体調不良。小さなことですが、ほとんど外れません。 最初は偶然だと思っていました。けれど回数が増えるにつれて、...
私の家系は霊感というものとは無縁なのですが、唯一「親族に死人が出ると、人魂のようなものを見る」人間がたまに出ます。 兄は祖父が無くなる前日、祖父の布団の上をくるくる回る白い球が布団に吸い込まれていくのを見たと言います。 叔父が仕事中の事故で亡くなった際は、叔母と私の父が玄関から戸を激しく叩く...
長い文章だったので出来るだけ短めに書きます。 3年前のことです。 私(夫)は妻と3才になる長男を連れて一泊二日の温泉旅行へ行きました。 大浴場で一風呂浴び、一足先に出て妻が出てくるのを宿屋のお土産コーナーで待っていた時のことです。 家に火をつけるわよ! という声を聞いたのです。 ふと...
結婚して数年が経ち、子供が産まれて間もない頃の話だ。 春が終わり夏が始まりかけていた。 夜になっても空気は重たく、金曜日ということもあり1週間の疲れが身体に蓄積していた。 そしてその夜、私はひとつの奇妙な経験をした。 ──帰宅したのは日付が変わった後だった。 私「ただいま。」 誰にも...
幽霊なんかも見た事のない私の大して怖くもない話ですが 妻と5歳の長男が心霊番組をテレビで見ていたらしのですが、その時2歳の次男は我れ関せずでブロックで一人遊んでいたらしいです。 心霊映像なんかを見て妻と長男が怖くなってきたらしく妻が「○○君たちそろそろ寝ようか」と言ったところで、 次男も...
「ねえ。誰と話してるの?」 妻が突然、そんなことを聞いてきた。 多忙なせいか、不仲になってしまった私たち。大学時代、あんなに仲良くやっていたのに、社会人になった途端、一面のお花畑だった脳内は一瞬にして荒地となった。現実は悲惨なものだ。時間が取れないと言い訳を重ね、2人はもう冷めきっていた。...
実話をしっかり伝えたいので、少し長くなります…神奈川県に、私達家族が15年程前まで暮らしていた古い2DKのボロアパートがあります。私たちは、妻、長女、次女 の4人家族…その当時次女は、まだ生まれておらず、三人で暮らしてました。貧しいながらもなんとか幸せに暮らしていましたが、長女が三歳の時に、そ...
いま、どう死のうかどうか悩んでいます ここで他の話しとして投稿していますが 過去にあった因縁がいまだに続いているように思います。 一昨年、兄が死んでからは特にそう思うようになりました。 どうも自分に順番が回ってきたような気がしています。 今までなら妻や子供の顔をみたら生きなくてはと思い直...
僕は、冬の夜、海辺の別荘で愛する妻と過ごしていた。彼女の愛は、理屈では理解できないほどのものであり、僕はその温もりに包まれながらも、束縛を感じていた。 「私たち、ずっとこの場所で一緒にいようね」 「うん、君とならどこでもいい」と言ったが、内心では逃げ出したい気持ちがあった。 数年の結婚生...