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私は高層ビルで宅配の仕事をしていた。 いや、厳密に言うと「していた」のだ。 その日は、冷たい風が吹きすさぶ冬の夕方。 数件目の荷物を抱え、エレベーターに乗り込んだ。 静まり返った建物の中、ただ時計の音だけが響いている。 目的のフロアに着くと、いつものようにドアを開けて廊下に出る。 ...
目が覚めた。 そこは手術室のような場所だった。 「お目覚めですね。」 「お帰りなさい。」 俺の周りには医師や研究員のような白衣の人たちがいた。 またもや、胸や陰部などに違和感があった。 俺は男に戻ったのだ。 1週間はあっという間だった。 看護師のようなスタッフに体に装置されていた器具を外され、...
これはある雪山で起こった登山隊の話。 5人で登山していたが、雪崩によって2人ははぐれてしまった。 さらに雪崩によって流された時、1人の男は足に怪我を負った。 吹雪がやむまでテントを張って、少ない食料と水でやり過ごしながら様子をみることになった。 しかし怪我をした男は日に日に状態が悪化しやつ...
「ねえ。誰と話してるの?」 妻が突然、そんなことを聞いてきた。 多忙なせいか、不仲になってしまった私たち。大学時代、あんなに仲良くやっていたのに、社会人になった途端、一面のお花畑だった脳内は一瞬にして荒地となった。現実は悲惨なものだ。時間が取れないと言い訳を重ね、2人はもう冷めきっていた。...
お。雨、止んだな。 今日は記念日だし、花でも買って帰ってやるか。 駅前で花を買ったリーマン5年目のAは、妻とお腹の中の新しい家族の待つ愛の巣へと、スキップで帰っていた。 玄関先まで着いた時、家の中で男女の笑い声が聞こえてきた。妻が誰かと話している。 Aは深くため息をつくと、勢いよくドアを開...
ネット上で奇妙な噂が飛びかっていた。ある謎の男が、世界中で目撃されているという。それも夢の中で。太く濃い眉毛、ギラつく大きな目と大きな口、そして、薄い髪が特徴だ。人々は彼を「ディスマン(この男)」と呼ぶ。しかし実際に存在するのかどうかは定かでない。 この事件の始まりは、2006年ニューヨークの...
ある女がいた。 その女(A子)は男の子(K助)と二人で生活をしていた。 K助はA子の実の子供ではなかった。 A子には姉がいた。 K助は姉の子供だった。 姉が忽然と姿を消し、唯一の肉親だった妹であるA子が子供を引き取ることになる。 K助は目つきが鋭く、普段笑うことがなかった。 A子はK助を大事...
数年前、廃墟として知られる施設へ行ったときの話だ。 特にやりたいこともない俺と友人のYは、たまたま連休が重なり、何をするか迷っていた。そんな時、Yがふと提案した。 「なぁ、廃屋に行ってみないか?噂の赤い布を探そうぜ。」 その提案は、まあ最低なもので、結局俺たちがつまらない日常から逃げ出した...
この話を、嘘だ。と言う人がいるかもしれませんが、本当にあった体験なんです。 私が、通っているA A学校なのですが、1歳年上の、男が、女の子にとって大事な所がありそこを触った。 叶いもしてない悲劇でした。 私は、その後お母さんの、お父さんが来て話をしました。 暗い真っ暗な夜で、話をしています! ...
ある男が散歩していると、老人が話しかけてきた。 老人「この箱に100万円が入っておる。この箱は、この斧でしか壊せない。もしこの箱を開けることが出来たなら、100万円は全てやろう」 男「成功したやつはいるのか?」 老人「誰もいない」 こんな簡単な賭けに誰も成功したことがないとは、どんな馬鹿なんだ...
それは冬の寒い晩の出来事でした。 大学の友達と飲み会を楽しんだ後、解散したのは夜の11時頃でした。私は古びたアパートに住んでいて、薄暗いロビーを通り抜けてエレベーターに向かう途中、異様に背が高く、痩せた男が一冊の古い日記をじっと読んでいるのに気づきました。彼はアパートの住人かもしれないと思い...
私は小さい頃から、変な夢を見ます。 変と行っても面白いや、おかしいとは異なった、怖い、恐怖です。 今から語るのは私が実際に経験した夢のお話しです。 その日はいつもと、何も変わらない日でした。特にこれといったこともなく、ただ 家でゴロゴロしていました。 ...
ある歯科医師の話。 教授か講師が歯型の照合などの話をしていたらしい。 完全犯罪を達成した男がいた。彼は完璧に死体を消し、事件にすらならなかった。何年待っても警察は来なかった。 思いつめた男は、持っていた被害者の一本の歯を手に自首した。 男は逮捕された。 「良心が彼の完全犯罪を阻んだ」 この世...
この話は間違いなく本当に私が体験したことです。 新婚当時のことです。 夫はずっとお世話になっている山奥の歴史ある小さな町の宿泊施設のオーナーに、結婚の報告をしようと、車で国道をいつになくスピードをあげて走らせていました。 と言うのも、行き慣れた道、本来なら迷うはずも無いのに、その日に限ってな...
私の実体験ではなく母親の体験です。 まだ、母親が結婚する前。近所に住む幼馴染の家から帰ろうと車に乗り込んだ時(母親の実家は山の中なので近所を移動する時も車で移動してたらしい)ふと、バックミラーを見ると人が立って居るのに気が付きました。 その風貌は頭に三角頭巾(ミサで使用する様な)を被った...
私は目を覚ます。 今朝、不思議な夢を見た。 けど内容は思い出せない。 私は用もないのに玄関先に向かった。 見知らぬ男が入って来た。 男「先ほどは失礼 致しました」 私「?、どちら様ですか?」 男「お詫びに 夢幻 を持って参りました」 私「むげん?」 男「思い出せない夢を再び見...
高校時代の冬のある夜、友人たちと帰宅する途中、思い出したのは近くの廃工場の地下道のことだった。 廃工場は誰も近寄らない場所で、かつては稼働していたが、今はただの廃墟と化していた。その周囲には、破れたフェンスがあって、そこから入ることができる。 「お前ら、廃工場の地下道行ったことある?」と、...
家で体験した話なんだけど、 多分お昼過ぎぐらいなんだよね 私の部屋ってドア開けると窓とそこに横向きにあるベッドが見える感じに物おいてるんだ 私の部屋の前にはトイレがあって私の部屋とトイレの間に廊下があってその先に押入れっていうか納戸?がある その日はなぜかベッドにもたれかかって座ってスマホイジ...
これは、わたしの話ではなく友人から聞いた話です。 仲良しの友達なので、愛の頭文字を使ってAちゃんとしましょう。 また、少々生々しい表現があるので注意してください。 Aちゃんが大学二回生の頃の話なので、おそらく一年ほど前の話です。 二回生ともなると専門科目が増えて、図書館で資料を集めるこ...
これは私がさっき体験したお話です。とても信じられない話なので、忘れる前に誰かに伝えたいと思いました。 ある日の授業中に突然、自分の国を作ろうと思った。今思えば、この奇妙な発想がなければ私は死んでいたと思う。 そして、国を作るんだから言葉もつくろうということで、自分だけしか知らない自...