
中編
地底の帝国
匿名 2日前
chat_bubble 2
5,596 views
これは私がさっき体験したお話です。とても信じられない話なので、忘れる前に誰かに伝えたいと思いました。
ある日の授業中に突然、自分の国を作ろうと思った。今思えば、この奇妙な発想がなければ私は死んでいたと思う。
そして、国を作るんだから言葉もつくろうということで、自分だけしか知らない自分だけの言葉をつくってみた。
その言葉を、【〇〇語】となずけた。(ここではあえて伏せときます。)
そして、3か月くらいで、【〇〇語】を何とか会話ができる状態までマスターした。
ある日の学校の帰り道、ふと公園によりたくなった。しばらくベンチに座っていたのだが、5時になり、
あたりも暗くなってきたのでもう帰ろうと思い、立ち上がった瞬間、急に今まで味わったことのない酷いめまいがしてきた。
思わず気を失ってしまった。目が覚めると、私は、半分黒色で半分赤色の変な部屋の中で、椅子に縛り付けられていた。
目の前には、白衣のような物を着た男がこちらをじっと見降ろしていた。
なんだか怖くなり、「助けて」と必死に訴えると男は日本語で「お前はどこから来た?」と聞いてきた。
夢かと思い、ぼーっとしていると、もう一度「お前はどこから来た?」と聞いてきた。
私は思わず、【〇〇語】で「ここはどこ?」と言ってしまった。すると男は急に顔色を変え、どこでその言葉を!と言わんばかりに驚いていた。しばらく男は黙っていたが、急に部屋を飛び出した。何分か経ってから男はこわばった顔をしながら戻ってきた。
そして、椅子に縛り付けられている私の白いロープのようなものを解いてくれた。
どうして私を縛ったか聞くと、ここは、地底で〇〇様が治めている帝国だというのだ。(〇〇様のところは教えてくれなかったので載せていません。)たまに、私のように間違って入ってきたり、スパイが紛れ込んだりするのだ。そういう場合は、
【〇〇語】を話せるかで判断するらしい。スパイならその場で殺すらしい。
もしも、間違って入ってきた人なら殺さず、専用の施設に入れて一生閉じ込めるらしい。
どうして【〇〇語】を知っているか聞かれると、 「これは私が作った言葉。逆にどうしてあなたが知っているの!」
と言ってやった。すると男は、とても気まずそうな顔をして、「もう二度とここへは来るな。いいな。」と言うと、
部屋を出て行ってしまった。慌てて追いかけようと立ち上がった瞬間、またあの時のように味わったことのない
酷い
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(2件)
- 多感な子供時代の夢の話ですね。あ
- 夕方の公園のベンチで女子○○が寝てたら危ないよ! 想像しただけでアルギニンだよ!聖