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冬の寒い夜、大学からの帰り道、俺は友人と遊びすぎて帰宅が遅れてしまった。アパートの前に立つと、すでに10時を過ぎている。いつもと違って、今日は何となく気が重い気がしたが、鍵を使わずに内鍵を回して中に入ることにした。ドアを引くと、何かが引っかかる感覚があったが、そのまま力を入れて引いた。 その...
冬のある夜、私は大学の友人から誘われ、廃墟になった図書館に行くことになった。心霊スポット巡りが流行していた私たちにとって、こうした場所は刺激的な冒険だった。友人たちと共に車を走らせ、到着した図書館は、外見こそ古びていたが、内装は広々としていて、かつての威厳を残していた。 中に入ると、不気味な...
俺の住む村には古い神社があり、そこには「影守り」という伝説があった。影守りとは、影を見守る存在で、影を踏むことは禁忌とされていた。 この伝説を教えてくれたのは、親友の信だった。彼は小さい頃からこの伝説を家族から聞かされ、影を大切にすることを教えられた。信はいつも影に話しかけているようで、俺に...
この静かな村の外れに、誰も近づかない廃村がある。今では草木に覆われてしまったその村は、かつて賑わいを見せていたらしいが、今では誰も住んでいない。村の中央には、朽ちた神社の跡があり、そこは立ち入り禁止とされていた。 俺たちは、その村の噂を聞きつけ、肝試しに行くことにした。秋の雨が降りしきる...
これは、大学生の時の出来事だ。冬の寒い夜、友人の悠と一緒に山道を歩いて帰っていると、背後から何かの視線を感じた。ふと振り返ってみたが、誰もいない。悠も気づいていないようだったが、心のどこかで不安を覚えていた。 数日後、また同じことが起きた。今度は薄暗い霧が立ち込める中で、背後から足音が聞こえ...
私の住む山奥の廃村には、「虫祈り地蔵」と呼ばれるお地蔵さんが存在します。 本来の名前は不明ですが、村人たちはいつの間にかこの名で呼ぶようになりました。最初は普通のお地蔵さんだったそうです。 しかし、村が経済的に困窮するにつれ、誰もお供え物をしなくなってしまいました。そんな中、幼い弟を持つ若...
大学に通っていた頃、友人と一緒に古びた一軒家に引っ越しました。家賃は驚くほど安く、月2万円で水道光熱費込みという魅力的な条件でしたが、その家にはオートロックも何もなく、誰でも出入りできる構造でした。 住み始めて数週間後、私は不思議なことに気づきました。家の一階は大家さんの住居になっていました...
大学生のアルバイトをしていた頃のことです。 その日は冬の寒い夜で、ファミリーレストランで深夜シフトに入っていました。時計は午前2時を指しており、訪れる客もほとんどいないため、私は退屈を感じていました。 その時、店のドアが開き、ひとりの中年男性が入ってきました。 「いらっしゃいませ!」 ...
古びたアパートの一室。そこに住んでいた男が突然亡くなった。警察が調べを進める中、部屋の片隅から一冊の古い日記が見つかった。その日記には、男が知っているという未解決事件の真相が記されていた。 彼はある人物の名前を知っていると書いていた。その人物は、数年前に発生した連続殺人事件の犯人だ。だが彼の...
冬の寒い夜、私と妹は家の裏にある家庭菜園で遊んでいた。雪が積もる中、ふと目に留まったのは、地面に落ちていた小さな豆のような種だった。 それは肌色で、まるで何かが訴えているかのように、私たちを見つめていた。 兄妹で興味を持った私たちは、その豆を持ち帰り、家の中で温かい土に埋めることにした。 「こ...
私の名前は彩花。高校生活が始まる前の秋の夜、私は祖母の住む古い港町に帰省していた。子供の頃、ここで遊んだ思い出が懐かしいが、最近村には奇妙な風習があることを耳にした。人々が集まると、突然沈黙が訪れ、誰もが目を合わせずに下を向くというのだ。 その夜、町の人々が集まる祭りが行われた。祖母の話では...
ある猛暑の夜に大規模な台風が私の住んでいる市に直撃し雨と風がとても強く仕事が休みになってしまいました。 電気も水もガスも止まっていたため違う棟の部屋に住んでいた友達(酒井)と同じ部屋に住んでいる友達2人と私で夜を過ごすことになりました。その日の夜はとても暑くクーラーも使えない状況だったため、な...
この話は今から三年まえ、家のアパートの出来事。 仕事休みで部屋の掃除をしていました。マンガ本が散らかっていたのでかたずけていたらなぜかすごい睡魔に襲われ、マンガ本に埋もれるように眠ってしまいました。しかし、不思議なんですが眠っているのに意識ははっきりしていて夢の中で私の部屋を見渡しているようで...
スマホの「最近追加」に、知らない写真が一枚混じっていた。夜の路地。街灯がにじむ雨の膜。その真ん中に、女が立っている。 顔は半分、フードの影で見えない。見えるほうの頬は泥みたいに黒く、口元だけが妙に白い。手には折れた透明の傘。傘の先端から、細い赤い糸が垂れていた。糸の先は地面に落ちず、画面の...
冬の寒さが身に染みる頃、大学からの帰り道、僕は妹のために時間を潰すことにした。母は仕事で遅くなるし、妹は遊びに行っている。いつもはカフェで読書でもするところだが、今日は何か気分が乗らない。 そこで僕はカフェの近くにあるリサイクルショップに寄ることにした。何か面白いものが見つかるかもしれない。...
これは私の父の体験です。彼は医師として、夜勤をすることが多かった。冬の深夜、病院は静まり返り、時折聞こえるのは機械の音だけだった。 その晩、父は病院の一角で徹夜勤務をしていた。午前2時、彼は内線で警備員に連絡を入れ、泊まり込む旨を伝えた。警備員は「お疲れ様です。今、病院にはあなた以外の人はい...
ある日、カフェで静かに過ごしていた私に、見知らぬ視線を感じ始めた。 その瞬間、目の前のスマートフォンが不気味に光り、何かを訴えているようだった。私は婚約者と別れてから、心の平穏を求めて過ごしていたが、どうしてもその視線が気になって仕方がなかった。 婚約者は優しくて、見た目も素敵なIT関連の...
冬休みを利用して、私は離れて暮らす叔母の家に泊まることになった。叔母は、家にずっと置いてあった古い写真立てを大切にしていた。その中には、亡き祖父の若い頃の写真が収められていた。 その夜、真っ暗な廊下に出ると、ふと感じる不気味な気配。トイレに向かう途中、写真立ての前を通りかかると、写真の中の祖...
女子高生の澄子は制服姿のまま、後ろ手と胸の周りに足首を縛られ、目隠し、猿轡をされたまま横になっていた。 澄子は動けず、何も見えず、喋れない状態で悶えていた。 玄也はそんな澄子を見て悦んでいた。 玄也は澄子の体の上で馬乗りになった。 澄子の腹部にかかる玄也の体。 玄也は澄子の可愛い顔が目隠しや猿...
私の遠縁にあたる叔父は、かつては湖畔で漁をしていたが、今は年老いて別荘で静かに暮らしている。ある冬の夜、私は彼を訪ねた。話をするうちに、叔父は漁のことだけでなく、湖にまつわる恐ろしい伝説についても語り始めた。 「この湖には、決して近づいてはいけない場所がある」と。そう言うと、彼は目を細め、何...