
短編
宇都宮ラブホテル
コシノ ナナ 12時間前
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部屋の番号は忘れましたが、メルヘンな名前のホテルだった記憶です。
部屋の感じは、教室をイメージした感じでした。
宇都宮に仕事で行きましたが、急きょ 現地に泊まることになり、一人でラブホテルに宿泊しました。
室内には黒板や教壇が 保健室のような部分も ありました。 広い部屋です。
夜 一人でテレビを見ていると、何かが部屋の内壁沿いをさーっと 動いているのを感じます。
「すーっ」 「カサカサ」 音と風のような空気の動きを感じます。
一気に鳥肌です。
いつも初めて泊まるお部屋では、おまじない的な感じで、ある液体を部屋内に振りかけます。太古の昔から呪術で使用されてきた香料です。
その日も お部屋にはいってすぐに部屋の四隅とベッドのまわりに振りかけました。 まっ 気休めみたいなものです。
その得体のしれないものは 部屋の内側の壁沿いを動いている感じです。
ぐるぐる回ってる感じです。
怖くなってテレビをつけっぱなしにして、電気をつけたまま、布団にすっぽりもぐりこんで寝ようとしましたが、
心臓がどきどきして寝れません。
布団の中にいても その得体のしれない何かの気配は感じます。
でもベッドのそばには近づいてこない感じでした。
そんなこんなで、結局朝まで寝ることができずに 仕事に行きました。
何かが見えたわけではありませんでしたが、あの空気は恐怖そのものでした。
この怖い話はどうでしたか?
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- ゴキかな
- いやそれよりも液体が気になるわろ
- ゴキですねしずく
- ゴキかな(・∀・)ゆい
- 液体にとても興味がわきましたホルモン8192
- 変な幽霊ですねブルー