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俺はタクシーの運転手。 ある夜、タクシーを走らせていると女子高生のような制服姿の子が手をあげていた。 俺はタクシーを止めると、女子高生は 「○○町までお願いします。」 と言った。 おろした黒髪の割と可愛らしい子だった。 女子高生はスマホなどを見るわけでもなく、ずっと前を向いていた。 運転しなが...
俺の住んでいる町から少し離れたA市に行くとき、高速を使わない場合は曲がり道やトンネルの多い山道を進んで行かないといけない。 昼間なら別に問題ないが、夜1人で暗い林の中の道やトンネルを車で進むのは不気味なものがあった。 その中に○○トンネルという、長めで照明が薄暗いトンネルがあった。 いつも○○...
私が通い付けの美容院で聞いた話。 私を長年担当してくれている女性美容師さん。 とても優しい雰囲気の女性で、ホラーやオカルトとは縁遠い感じがしたが、彼女は何回か不可思議な体験をしている。 数年前の話。当時、彼女は結婚したばかり。 その年のお正月に旦那さんの実家に泊まりにいったそう。親戚もたく...
その日、俺は夜10時頃山道を車で走っていた。 山道とはいえ、舗装されているし、片側1車線ずつ割と走りやすい道だ。 夜の山道を走っていたとき。 フロントガラスの上から手のようなものが見えてきた。 「なんだこれ?」 手のようなものは、両手とも現れた。 明らかに人の手だった。 俺は車を止めて調べよう...
僕が小さい頃、近所に駄菓子屋があった。 店は50才くらいのおばさんが経営していて、ときどきおじさんもいる極普通の駄菓子屋だった。 お小遣いに制限がある小さい頃は、20円とか30円の安い菓子を買って友達と食べて喜んでいたという古き良き時代だった。 僕たちが行く駄菓子屋には、中学生くらいの子も店に...
あれは大学二年の秋のことだった。授業が終わった俺は、急いで帰るために普段通らない路地裏を選んだ。この辺りは人通りが少なく、周囲は暗い。街灯もまばらで、やや不気味な雰囲気が漂っていた。普段なら友達と一緒に帰るのだが、今日は一人だったため、心細さが増していた。 すると、前方の街灯の下に小さな人影...
当時、俺は浪人生だった。 国立の大学を目指して、現役時代は惨敗。 大学になっている友達も多いなか、受験生をやり直す俺だった。 5月には第1回のセンター試験模試があった。 試験は、地理歴史、公民、国語、英語、数学①、数学②、理科①、理科②の8科目にも及び、朝は8時半集合で夜は8時頃まで続く長丁場...
雪の降る静かな冬の夜、目覚まし時計の音で目を覚ました。まだ暗い部屋の中で、私はその音に混じるように聞こえる「なあ、なあ、なあ。」という声に気づいた。 最初は夢かと思ったが、その声は確かに存在していた。恐る恐る声の主に尋ねるも、返事はない。再び目を閉じ、眠気に負けてしまった。 翌朝、目を覚ま...
学生の頃、男3人でドライブ旅行に行ったときのこと。 翌日の目的地が陸の孤島とも言われる車以外ではほぼ到達が不可能な場所であったことで車中泊することにした。 俺たち3人は彼女もいなく、出会いが目的でもない純粋な旅行だった。 助手席に座る俺の左隣には、若い女性の運転する自動車が泊まった。 ウェーブ...
俺が若い頃、休みさえあれば旅に出て全国を練り歩いていた頃の話。 それは連休中でホテルがどこも満室の時期だった。 ホテルを探して歩いて夜も11時過ぎになっていた。 とあるホテルのフロントで俺は藁にもすがる思いで、 「何とか空いている部屋はありませんか?喫煙の部屋でも高い部屋でもいいですから。」 ...
幼稚園児の頃。 両親や妹とお出かけしていて、繁華街から地下を走る電車に乗って家に向かうときのこと。 駅は地下で、ここから先もしばらく地下だ。 地下を走る私鉄の電車は地下鉄から乗り入れてくるが、当時は地下鉄の路線とかは分からないので、これから乗る電車にもお客が乗っていてどこから来るんだろうと不思...
高校の水泳部の合宿で帰る日の前日の夜、部員が集まってパーティーがあって、アルコール無しの学生コンパみたいなものだった。ノンアルでも俺たちは合宿のキツい練習をやり抜いたことに喜び騒いでいた。 その中で、 「夜のプールも楽しそうだな。今からプールに入ってみようぜ。」 と言って俺含め男たち数人...
子供の頃、友達にお金持ちの家の男の子がいた。金持ちの坊っちゃんではあったが優しくとてもいい子だった。 その子のお父さん・お母さんも感じのいい人で、金持ちの家であることは別にしてもその子と遊ぶことを楽しみにしていた。 ・・ 小学3年生のとき、その子の家で誕生日パーティーを開くことになり男女問わず...
高校の修学旅行2日目、目的地からバスでホテルに戻る途中でのこと。 2日目の目的地が割と遠い場所だったことや、帰りの渋滞にはまってしまい、辺りはすっかり暗くなっていた。 バスの中は寝てる生徒も多く、かなり静かだった。 そんななか俺は外の景色を見ていた。 暗いし、バスの中の景色が反射するのでよく見...
俺が21才のときの話。 就活で遠方まで行くときに交通費削減のため夜行の高速バスに乗っていた。 しかもバスは2列ずつの4列で、1人で乗っていた俺は必然的に隣に知らない人がきた。 居心地はよくなかったが、なんだかんだいって寝ることができたのはよかった。 ある日のこと俺は早めにきて窓際の指定席に座っ...
私はその日、友達とケンカしてしまい、落ち着くため近くの神社に行きました。 5分ほど休んでいると、見知らぬ男の子が声をかけてきました。 新しく引っ越して来た子かな?と思い、「どうしたの?」と聞きました。 すると「ううううううう」と唸って私の腕にしがみついて来ました。 する...
一斉に駆け出す体操着の少女たち。 鉢巻のようなもので手を後ろで縛られているためうまく走れないが、1番の少女は一気に駆け出しパンを咥えて、ゴールに先着した。 パンが落ちないように強く噛んでいたが、何か違和感があることに気づく。 少女は手を解かれたあと、パンの中を見てみた。 すると、パンの中には指...
僕が子供の頃の話。 何の用事の帰りか覚えてないが、夜、父の運転する車で高速道路を家に向かっていた。僕には母や他の兄弟もいるが、このときはなぜか父と2人きりだった。 僕は後部座席でときどき寝たりしながら、目が覚めると外の景色を見ていた。このとき、父は黙々と運転していて、僕に話しかけたりしなかった...
俺が一人旅で初めて鍾乳洞に行ったときの話。 そこは入り口から500m先まで続いていて、洞窟には常時灯りがついているし、通りやすく迷わないように道も整備されているが、それ以外は全くの天然の洞窟だった。 鍾乳洞は奥まで一本道で、一番奥まで進んでそのまま戻ってくるようになっていた。 そのため、自分よ...
友達から動画が送られた。 3秒の短い動画だ。 内容は謎で、その友達が、 「すまにしいばいば」 と言ってる動画だ その日友達が死んだ 自殺だったらしい。 なんで自殺したのか僕にはわからなかった 次の日、すまにしいばいばの意味が やっと分かった。