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その冬の夜、私たちは都市の外れにある廃工場に忍び込んだ。友人の一人が、ここには呪われた人形が隠されているという噂を耳にして、好奇心に駆られたからだ。工場は冷たい風に吹かれ、まるで息をひそめるように静まり返っていた。 ランプの明かりで照らされた工場内は、ほこりと錆びついた金属で覆われ、薄暗い影...
あの日、俺はマンションの自室でテレビをつけたまま、泥のように眠りこけてしまった。 ふと、意識の底から引きずり出されるように目が覚めた。耳に飛び込んできたのは、テレビから流れる複数の男女のざわめき。重い瞼をこじ開けて画面を盗み見ると、薄暗い画面の中、男女数人が夜の古びた寺のような場所に座り込んで...
初投稿です。 ちょうど3年前の話。 「やっぱ夏は肝試しだろ!?」 という私の思いつきで、友人のH、Mと事故で死人が出たばかりのトンネルへ遊びに行きました。 そこは車で15分くらいの地元でも有名な心霊スポットで、酒の入った私たちのテンションはMAXでした。 着いて真っ先に目に入ったのは、花と線...
今からお話しするのは自分の実体験で、なんていうか……まだ終わっていないというか…… とりあえずお話しします。 自分は23歳の男で、実家暮らしの介護士。 家族は、父(52)・母(44)・弟(18)の四人家族。 弟はこの春から就職のため一人暮らしを始める予定。 その日も夕食後、居間で父、...
小学生の頃、学校の裏山の奥地に俺達は秘密基地を造っていた。 秘密基地っつっても結構本格的で、複数の板を釘で打ち付けて、 雨風を防げる3畳ほどの広さの小屋。 放課後にそこでオヤツ食べたり、エロ本読んだり、 まるで俺達だけの家のように使っていた。 俺と慎と淳と犬2匹(野良)でそこを使っていた。...
私が精神科病院で働き始めたのは、冬の寒い夜でした。新たな病棟に異動して間もない頃、患者たちの様子が気になっていました。この病院は、長期入院の患者が多く、時には入院期間が数年に及ぶことも珍しくありませんでした。しかし、私の担当する病棟は、何故か退院する患者がすぐに亡くなることが多い場所でした。地...
950 その1 2005/12/30(金) 17:46:55 ID:3/vn8igK0 くだらない話なんでスルーして結構。 父が再婚し、新しい母が出来たのだが、ドラマに出てくるようにムカつく女で、 単純に言うと父の前ではいい顔をし、私の前では罵声など当然・・・といった感じだった。 し...
私の家には代々伝わる不吉な話があります。それは「忠太の呪い」と呼ばれています。昔、私の祖先が引き取った子供、忠太は非常に優秀で自慢の子供でした。しかし、彼は不幸にも新しく再婚した母親の間に生まれた子供に取って代わられ、孤独な運命を辿ることになりました。彼の最期は壮絶で、恨めしそうな表情で言い放...
冬の寒さが厳しいある夜、私は中学校の卒業を控えた時期に、親友のユキが自殺したことを思い出していた。ユキはとても内気で、周囲からのいじめに耐えかねて、遂にその決断を下したのだ。 彼女はクラスの中で孤立し、持ち物を隠されたり、無神経な悪口を言われたりすることが日常的に続いていた。私も最初は彼女を...
稲川淳二氏が、TV等の心霊特集に欠かせない存在になった切欠の心霊体験談がこれです。 この話は稲川淳二氏自身ももちろん、TV、雑誌、漫画等も今だに敬遠しています。 それはなぜか・・・祟りがあると噂されているからです。 いや、正しく言えば、今だに関係した者達に祟りが起こっているからです。 はっきり...
前職が前職だったので、不思議な話を聞く機会はそれなりにあった。老若男女問わず、「こんなことがあったんだが、なにもしなくて大丈夫か」、「あれはいったいなんだったのか」等を寺にたずねに来る人は多い。 住職が上手く煙に巻いて安心させて帰らせたり、忙しいときはまともに取り合わなかったりもしていた。そ...
小学生の頃の同級生に“雨(あめ)ちゃん”という変わった名前の女の子がいました。 でもその子は名前だけではなくて、“気持ち悪い嘘”をつく変わった子どもでもありました。 「剥がしたカサブタを食べるのが好き」 「今まで猫を十一匹殺した」 そんな悪趣味な嘘を楽しそうに話す雨ちゃんは、正直みん...
俺が通っていた大学には、信じられないような怪現象がいくつかあった。今日はその中でも特に気味の悪い話を三つ紹介することにする。 まず一つ目は「書類の呪い」。これは俺が大学二年の時に経験したことだ。講義中、俺たちの前に置いてあったレジュメがまるで生き物のように変化したんだ。 最初は普通の講義資...
紫鏡。知ってる方も多いかも。 あるAさんという女の子がいました。 彼女はとにかく自分が好きでよく鏡で自分を見ていました。 ある日、彼女は祖母から手鏡をもらいました。 それからというものずっとその鏡で自分のことを見ていたのですが、ある日から顔にできもの?みたいなのができるようにな...
これは祖母から聞いた戦時中のお話です。 村にヨネコさん(仮名)という当時二十歳くらいの女性がいたそうです。 大地主の娘さんで頭の良い女性だったみたいですが、兎に角性格が悪く、性格の悪さが顔にも現れていて、いつも怒っているような顔つきだったみたいです。 子どもだった祖母が通りで挨拶をしても...
2年前、彼女がパワースポット巡りにハマってて、自分もそれに付き合って色んなところを回ってた。 その頃とある神社がネットで話題になってたんだけど、そこは自分が住んでいたところから車で30分くらいで行ける場所だったから、休みが合った日に参拝しに行くことになった。 当時自分は教師をしてて、自分が...
これは私が以前働いていた小さなギャラリーでの出来事だ。 そのギャラリーは年配の夫婦が経営していて、夫はアーティストとして名を馳せた人だった。彼の妻はサポート役で、いつも彼をフォローしていた。 私は若いアーティストとして、彼らに拾ってもらったことを感謝していた。しかし、仕事はいつもスムーズと...
ようくりげっきょはまからうん。という言葉をご存知ですか? 恐らく知らないでしょう。これは恐山に伝わる、呪いを「抜く」為の言葉です。 イタコ達は降霊と呼ばれる儀式を行い、霊界からのメッセージを現世の 人に伝えます。ですが、当然お分かりでしょうが、9割以上がインチキです。 昔は組織的な連...
昼飯の流儀 「俺がもう一人いるんだ……」 「そうか……お前の元にも…」 酒の席の戯言として父に話したのは、自分の境遇の不可解さに対して笑い飛ばして欲しかったからだった。 実家にまで家族を連れて逃げてきて、正直自分でもどうかしているという自覚はあった。 しかし、父の顔が強張り曇る...
少し長くなりますが聞いて下さい。大学2年生の時の夏、僕は仲のいい友人3人A,B,Cと一緒にある心霊スポットに肝試しに行こうという話になり、そこへ赴くことになりました。僕自身、当の今まで心霊現象などの部類は全く体験してこなかったことがあり、内心何も起きないだろう…とある意味たかをくくっていました...