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これは2年前の冬のことだ。 その頃、俺は大学生活も2年目に突入し、少しずつ周囲に馴染んできた頃だった。 ただ、心のどこかで何か不穏なものを感じていた。 ある晩、親友の一人、佐藤から電話がかかってきた。彼は少し緊張した声で言った。 「最近、田中が行方不明なんだ。連絡を取ろうとしても、一切返事が...
これは大学生の頃、友人達と海へ遊びに行った時の話です。 尚、以下に出てくる人名は全て仮名です。 その日、僕は友人である田中と佐藤の男3人で、海へと遊びに来ていました。 具体的に何処へ行こうと決めていたわけでもなく、なんとなく海際を車で流して、空いてる砂浜が見つかったら適当に遊ぼうとか。 まぁ...
田中は、週末の夜に近所のカフェに足を運んだ。外は寒さが厳しく、温かい飲み物が恋しくなる季節だ。店内は優しい灯りに包まれ、静かな音楽が流れている。 「時間まで少し早いかな」と思いながら、田中はカウンター席についた。目の前には棚に並んだ雑誌や古い写真集が目に入る。その中に、一冊の古びた写真集...
私が数年前に同僚から聞いた話だ。彼は高層アパートの管理を担当していた。 そのアパートでは、最新の監視カメラシステムを導入することになり、若手プログラマーの田中がプロジェクトの主担当になった。最初は数ヶ月かかると言われていたが、田中の迅速な作業のおかげで、わずか2ヶ月でシステムを稼働させること...
秋の薄曇りの日、山間の小さなカフェ「森の香り」は、静かな時間が流れていた。店内には、数冊の本が無造作に積まれ、窓の外からはかすかな風の音が聞こえる。 令和5年10月15日、午後8時。カフェの外にはまだ明かりが灯っているが、訪れる客はほとんどいなかった。大学生のアルバイト、田中は、店内の掃除を...
小学四年生の時の話。 当時俺は団地に住んでた。 団地といっても地名が○○団地ってだけで貸家が集合してる訳じゃなく、みんな一戸建てにすんでるようなとこだった。 当時すでに高齢化が進んでいた地域だったため、同じ学校の生徒、ましてや同級生なんてほぼいなかった。 だから俺は自然...
私が大学2年生の秋、友人の田中が目立つ存在だった。彼は明るく、社交的で、どんな場面でも中心になれるタイプだった。それでも、少しお調子者で、友人たちの中では憎めない存在だった。 しかし、秋学期が始まって少し経った頃、田中は講義を休むことが多くなった。彼は病気だと聞いていたが、本人が触れたがらな...
冬の夜、病院の廊下は静まり返っていた。外の冷たい風が窓を叩く音だけが響く中、看護師の佐藤は一人、患者の様子を見に部屋を訪れた。佐藤は、病室のドアを開けた瞬間、何かが違うと感じた。 部屋の中は薄暗く、患者の田中はベッドに横たわっていた。いつもは元気な彼の顔色は悪く、微かな呼吸音が聞こえるだけだ...