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生まれ育った町に、3階建ての空き家があった。 この空き家は普段は物音一つしないが、ひとつだけ不思議なことがあった。 それは雨が降ると、通りに面した3階の部屋の窓から髪の長い女が見下ろしているのだ。 女は全く動かずひたすら外を眺めていた。 晴れの日に女が現れたことは全くなかった。 なぜ雨の日だけ...
高校の水泳部の合宿で帰る日の前日の夜、部員が集まってパーティーがあって、アルコール無しの学生コンパみたいなものだった。ノンアルでも俺たちは合宿のキツい練習をやり抜いたことに喜び騒いでいた。 その中で、 「夜のプールも楽しそうだな。今からプールに入ってみようぜ。」 と言って俺含め男たち数人...
雪の降る静かな冬の夜、目覚まし時計の音で目を覚ました。まだ暗い部屋の中で、私はその音に混じるように聞こえる「なあ、なあ、なあ。」という声に気づいた。 最初は夢かと思ったが、その声は確かに存在していた。恐る恐る声の主に尋ねるも、返事はない。再び目を閉じ、眠気に負けてしまった。 翌朝、目を覚ま...
これは、私が実際体験したお話です。 自分でもあまり覚えていないので、 覚えている限り話します。 私がまだ小学生の頃です。 ある夜、その日はお祖父ちゃんの部屋で 一緒に寝ていました。 何時頃に目が覚めたかは分からなかったのですが、目が覚めた時、私はお祖父ちゃんの部屋の出入口にいました。 ...
子供の頃、友達にお金持ちの家の男の子がいた。金持ちの坊っちゃんではあったが優しくとてもいい子だった。 その子のお父さん・お母さんも感じのいい人で、金持ちの家であることは別にしてもその子と遊ぶことを楽しみにしていた。 ・・ 小学3年生のとき、その子の家で誕生日パーティーを開くことになり男女問わず...
私は中2の息子がいる母親です。冬の寒さが日々厳しくなる中、サッカーの練習が終わるのを待つために公園の駐車場で待機していました。送迎の時間はいつもバタバタしていて、帰宅後の夕食の準備などが待っているため、練習が終わるのを待つのは決して楽なことではありません。 その日の練習もいつも通り時間が過ぎ...
私が通い付けの美容院で聞いた話。 私を長年担当してくれている女性美容師さん。 とても優しい雰囲気の女性で、ホラーやオカルトとは縁遠い感じがしたが、彼女は何回か不可思議な体験をしている。 数年前の話。当時、彼女は結婚したばかり。 その年のお正月に旦那さんの実家に泊まりにいったそう。親戚もたく...
俺は深夜勤務のフリーター。 仕事が終わるのは夜3時という終電は出てるいて始発まで2時間近くある中途な時間だった。 その日、家の近くの踏切まで来ると、突然 カンカンカンカン・・ いつもの音とともに遮断機が下がってきた。 真夜中で突然踏切の音が聞こえたことと、静寂の中に音や赤ランプが光ることで余計...
僕が子供の頃の話。 何の用事の帰りか覚えてないが、夜、父の運転する車で高速道路を家に向かっていた。僕には母や他の兄弟もいるが、このときはなぜか父と2人きりだった。 僕は後部座席でときどき寝たりしながら、目が覚めると外の景色を見ていた。このとき、父は黙々と運転していて、僕に話しかけたりしなかった...
僕が小さい頃、近所に駄菓子屋があった。 店は50才くらいのおばさんが経営していて、ときどきおじさんもいる極普通の駄菓子屋だった。 お小遣いに制限がある小さい頃は、20円とか30円の安い菓子を買って友達と食べて喜んでいたという古き良き時代だった。 僕たちが行く駄菓子屋には、中学生くらいの子も店に...
僕が小2の頃に体験したお話です。当時は何故か深夜に起きてしまうことが多く、その日も深夜の一時過ぎくらいに目が覚めました。怖かったので弟を起こし、テレビを見ていたのですが、お父さんに見つかり案の定「寝なさい」と言われてしまいました。仕方なく寝ることにしたのですが何故かリビングのソファーで寝る事に...
幼稚園児の頃。 両親や妹とお出かけしていて、繁華街から地下を走る電車に乗って家に向かうときのこと。 駅は地下で、ここから先もしばらく地下だ。 地下を走る私鉄の電車は地下鉄から乗り入れてくるが、当時は地下鉄の路線とかは分からないので、これから乗る電車にもお客が乗っていてどこから来るんだろうと不思...
私はその日、友達とケンカしてしまい、落ち着くため近くの神社に行きました。 5分ほど休んでいると、見知らぬ男の子が声をかけてきました。 新しく引っ越して来た子かな?と思い、「どうしたの?」と聞きました。 すると「ううううううう」と唸って私の腕にしがみついて来ました。 する...
友達から動画が送られた。 3秒の短い動画だ。 内容は謎で、その友達が、 「すまにしいばいば」 と言ってる動画だ その日友達が死んだ 自殺だったらしい。 なんで自殺したのか僕にはわからなかった 次の日、すまにしいばいばの意味が やっと分かった。
俺の実家の近くには、何年前から空き家になったのか分からないが三階建ての空き家があった。 この空き家は普段は物音一つしないが、ひとつだけ不思議なことがあった。 それは雨が降ると、通りに面した3階の部屋の窓から髪の長い女が覗いているのだ。 そして女は全く動かずひたすら外を眺めていた。 晴れの日に女...
あれは大学二年の秋のことだった。授業が終わった俺は、急いで帰るために普段通らない路地裏を選んだ。この辺りは人通りが少なく、周囲は暗い。街灯もまばらで、やや不気味な雰囲気が漂っていた。普段なら友達と一緒に帰るのだが、今日は一人だったため、心細さが増していた。 すると、前方の街灯の下に小さな人影...
俺が一人旅で初めて鍾乳洞に行ったときの話。 そこは入り口から500m先まで続いていて、洞窟には常時灯りがついているし、通りやすく迷わないように道も整備されているが、それ以外は全くの天然の洞窟だった。 鍾乳洞は奥まで一本道で、一番奥まで進んでそのまま戻ってくるようになっていた。 そのため、自分よ...