怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
その冬の夜、私たちは都市の外れにある廃工場に忍び込んだ。友人の一人が、ここには呪われた人形が隠されているという噂を耳にして、好奇心に駆られたからだ。工場は冷たい風に吹かれ、まるで息をひそめるように静まり返っていた。 ランプの明かりで照らされた工場内は、ほこりと錆びついた金属で覆われ、薄暗い影...
大学生の姉は、故郷の古びた旅館で母の遺品整理を手伝っていた。母が亡くなってから、家の中は静まり返り、まるで時間が止まったかのようだ。整理に疲れた姉は、ふとした瞬間に過去の記憶が蘇った。母が旅館のロビーで語っていた昔話や、家族が集まった温かな夜を思い出す。 その時、部屋の隅に置かれた古い手紙が...
親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。 農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗るようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。 じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。 でも、最後に行ったのが高校三年...
当時、私は21才の女子大生だった。 ある日、大学から最寄り駅まで歩いていたときのこと。 道にスマホが落ちていた。 私は交番に届けようと持って歩いていると、スマホに着信がきた。 出ると若い男の声で、 「俺だよ。スマホ落としちゃってさあ。・・何?交番に届ける?そんなことしなくていいよ。そっちって普...
主婦のTさんが買い物から帰り、台所で夕飯の準備をしているときだった。 二階からドンドンと物音がし、つづいて若い女の声が廊下の階段越しに聞こえてきた。 「きゃはははっ、なにそれマジウケるううう!」 娘の友達だろうか、と思った。しかし内気な性格の娘が連れてくるにしては、少し賑やかな子だなとも...
母と祖父が遊びに来ていた冬の夜、弟は古びたアパートに帰った。彼がドアを開けると、和室から低い話し声が漏れ聞こえてくる。「それはとても悲しいことでしたね…」と、温かみのある声だった。誰かがいるのかと不安になり、弟は和室の扉を開けた。中には祖父が一人で座っていたが、彼の目はどこか遠くを見ている。「...
これは小学校からの親友から聞いた話です。 それは私の親友のSが小学生だった頃のこと。(今は中学生。) ある朝、Sが起きるとリビングの大きな窓に隙間無く人間の手の跡があったらしいです。 Sは驚きながらもお母さんに言ったら… そんなの無いじゃないと言われたらしいです。 ...
ある日、寝る前に子どもが「ベッドの下に誰かいる」と言う。 安心させるため、私はベッドの下を覗いた。 そこには泣きながら震える子どもがいて、 「上にいるのは誰❔」と震えた声で囁いた。 ...
『みどりちゃん』 誰かが私を呼んでいる。 食事中ふとしたとき。 布団の中で眠りかけているとき。 お風呂で髪を洗っているとき。 『みどりちゃん』 亡くなった祖母の声かな。 優しい声で私の名前を呼ぶ。 きっと祖母が私を見守ってくれているんだ。 ...
友人から聞いた話です。その日、 金髪の綺麗な、可愛い彼女と一緒に 寝ていたそうです。夜中にふっと 目が覚めると隣に彼女の姿が見えない。 トイレかな?と思い、彼女の名前を 呼びながら家の中を探しに行きました。 リビングにある、お気に入りのソファに 女の人がうつむいて座っていたのだ。 見た限り黒...
初めて投稿させていただきます。 私事で恐縮ですが、映像制作の仕事に就いて以来、奇妙な現象に遭遇することが増えてきました。会社ではこのような出来事を他言無用としていますが、最近はそれが辛くてたまりません。お許しをいただき、ここで吐き出させてください。 私はまだ新米の編集者で、毎日朝から晩まで...
大学での冬休み、友人とホラー映画を見た帰り道、私たちは不気味な廃墟に訪れることにしました。その廃墟は、山の奥深くにある老朽化した精神病院で、地元では有名な心霊スポットでした。 時計の針が深夜2時を指す頃、私たちはタクシーを降り、静寂な山道を歩きました。廃墟に近づくにつれ、寒さと恐怖が体を包み...
冬のある夜、私は友達と一緒に祖父母が住む田舎へ遊びに行った。田舎の村は静まり返り、夜空には星が輝いていた。私たちは近所の空き家を探検することに決めた。村にはたくさんの廃屋があり、噂ではその中に幽霊が出ると聞かされていた。興味津々の私たちは、雪が積もった道を踏みしめながら、好奇心に駆られてその空...
私たち兄妹は、大学進学を機に古びたマンションに引っ越しました。新しい環境に胸を躍らせていたものの、引っ越してきたその晩、何か不穏な空気を感じました。 部屋は2階にあり、狭いながらも明るく、日差しが差し込む居心地の良い場所です。しかし、何かが違うと感じました。夜になると、周囲の音が静まり返り、...
五年ほど前の話になる。 金曜の朝、まだ始発が出る前の時間帯だった。午前五時少し過ぎ。オフィス街の大きなターミナル駅は、夜勤明けらしい人と早朝出勤の人がぽつぽついるだけで、妙に静まり返っていた。 地下三階の環状線ホームへ向かうエスカレーターに乗ったとき、突然、手首を掴まれた。 「そのカバン...
もう10年くらい前の話でどうってことない話なんだけど、昼間か夕方くらいのまだ明るい時間帯に自分の車で友達と二人で福生の16号線をドライブしてた時のことなんだけど、誰もいない背後から 「んはぁ」 って訳の分からない声が聞こえた。 気のせいかと思ってたら隣の友達も聞こえてたみたいで、 「今なんか後...
うちの母の話しです。 うちの母には姉がいました。 ある日、うちの母と姉で習い事にいきその帰り道、母の姉が熱をだしたそうです。 親は共働きで家には二人っきり、外は暗くなってきて、しかも姉は熱を出してる。 小さかった母にはものすごくこわかったんっでしょうね。 姉が寝ようとすると、「寝...
梅雨に入ったばかりの福岡で、私は市バス通いをしていた。フリーの字幕制作を始めて半年、家だとだらけるから、天神の小さなコワーキングに毎日顔を出す。バスは混む。だから私はいつも、いちばん後ろの降車口の近くに立つ。乗り込む場所も、つり革の位置も決まっている。降りたらコンビニでアイスコーヒー、イヤホン...
彼はまだ諦めていないようでした。私は事情を知った友人達と多人数で常に出かけるようにし、一人での行動もかなり減らしましたが気づけば常に近くにいるのです。そしてある日、ほかの駅から母と帰ってきた時彼はまた改札の向こうで待っていました。近づいてきたAに気づいた母はついに私を後ろに立たせ大きな罵声を浴...
俺が小学生4年生のときの話なんだけど ある日友達の家に遊びに行って、友達と俺との7人で家の中でかくれんぼをすることになった それで、友達が鬼をすることになった で、その友達が数え始めてみんな一斉に 思い思いの場所へ隠れ始めた その場に一人残された俺(正確には鬼を含め2人)はとりあえず天...