
(「悪夢の夕日。女子高生の悪の心とその代償」の続き)
・・
夕日の丘で倒れている女子高生の桜子だが、同じく制服姿の3人の女子高生たちが心配そうに桜子に駆け寄る。
「桜子!しっかりして!」
聞き覚えのある女の子何人かの声だった。
桜子が目を開けるとそこには琴音、陽菜、舞歌の3人がいた。
「みんな!どうしてここに?」
陽菜は目に涙を浮かべながら、
「桜子。「ほっといて」なんて二度と言わないで!」
琴音も泣いているように声を震わせながら
「そう、大変だったんだよ、桜子のこと探すの。ていうか、一人で行かないでって言ったじゃん!」
桜子は
「ごめんね。みんなごめん。・・私、体中痛くて、動けないの・・」
舞歌は、
「大丈夫だよ。私たちがいれば。亅
3人は近くにあるベンチを見つけると、地べたで倒れている桜子の体を持ち上げてベンチに仰向けに寝かせた。
桜子は額に汗をかきながら、痛みに悶えていた。
「はぁはぁ・・」
「桜子。すごくつらそうだけど大丈夫?」
陽菜が言うと、
「ごめんね、私のために・・」
桜子は起きあがろうとするが、痛みがはしりほとんど動けない。
「桜子!無理しないでいいから。」
桜子は3人を見つめて、
「みんな。私のこと置いていかないで・・」
「置いていくわけなんてないでしょ?ずっと一緒だよ。」
琴音が言い、陽菜や舞歌も優しく微笑んでいた。
仰向けの桜子の右腕を立てて、3人は桜子の手をずっと握っていた。
桜子は3人とずっと繋がっていて、痛みが和らぐような感じがした。
・・・
そこで桜子は目が覚めた。
(夢だったんだ・・、でも妙に現実感が・・)
桜子の夢の中での「謎の痛みと夕焼け」、「博正との別れとそれを慰める3人」のことは夢の中だけの話であり現実とは何ら関係はない。
だが、夢での体験は何かの警告のようでもあり、夢に出てきた琴音、陽菜、舞歌はとても夢のなかだけの存在とは思えなかった。
部屋はまだ暗く真夜中なのか。
桜子はしばらく考え事をしていた。
(・・確かに私は自分のことばかりだったな・・)
ベッドで横になりながら、しばらく考えているとまた眠くなってきた。
後日談:
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