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殿堂
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短編
恐怖の創作
友人たちと集まって、廃墟の遊園地に行くことになった。話題は自然と怖い話に移り、みんなの心を惹きつける。もちろん、条件はただ一つ。「実際に起こった出来事に限る」というルールだ。 俺はこのルールを守るため、過去の出来事を必死に思い出そうとした。だが、心霊現象に出会ったことなどなく、ただの幽霊スポ...
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黒田悠
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中編
美術室の噂
美術室というのは、ある種の閉ざされた空間だ。 だからこそ、怪談や都市伝説が生まれ、みんなの間で語り継がれる。 しかし、私はそんなものには興味がなかった。皆が遊び半分で話すことだと知っていたから。 授業中、私は一番前の窓側の席で、ガラス越しに外の景色を眺めていた。 ――いる。 また見え...
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白珠遙
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中編
深夜のゴミ捨ての話
新しい職場に転職が決まり、都心の高層マンションに引っ越すことになった。会社が契約したこのマンションは、立地も良く、快適な環境だった。 引っ越し当日、無事に荷物の搬入を終えた後、私は管理人室を訪れた。小窓越しに管理人と初めて顔を合わせた。 「こんばんは、今日からこちらに住むことになりました、...
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匿名
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中編
廃墟の秘密
友人の大輔から聞いた話が、今も心に残っている。不気味な遊園地に肝試しに行ったあの日のことだ。 大学に入って間もない頃、私たちは大輔、翔、恵子、そして私の4人でドライブに出かけることにした。行き先は大輔がネットで見つけた、廃墟となった遊園地だ。興味本位で訪れることになったのだが、彼の話を聞いて...
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竹内真
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短編
車の中の声
三浦さんは30代の若い女性で、冬のある寒い夜、友人と共に山道をドライブしていた。新しいナビゲーションシステムを搭載した彼女の車は、これからの楽しい時間を期待させてくれた。だが、途中で突然、ナビがフリーズしてしまう。 「えっ、どうしたの?」 三浦さんは不安を感じながらも、車を止めて再起動を試...
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夏水莉
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短編
高齢者男女が演じるカップル、そして舞台裏にもう1人
俺の住む地域には、高齢者が集まって合唱・劇・絵画・手芸など特技を生かして活動するコミュニティがある。 ある日、職場の取引先から 「公民館で劇を講演するので見に来ないか。」 と誘われた。 高齢者だけの演じる劇などあまり興味がなかったが、仕事も付き合いもあって 「行かない」 とは言えないので見に行...
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アイアン
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中編
古い家の秘密
友人の誘いで、山間の別荘に泊まることになった。彼はその家が面白いと自慢していたが、私は少し不安を感じていた。夜の帳が下りる頃、別荘に到着した。 その別荘は、築40年ほどの古いログハウスで、周囲には他の家は見当たらなかった。風が強く、木々が揺れる音だけが響く不気味な場所だった。友人は早速、家の...
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星野澄
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中編
消えた二人の話
ある冬の午後、大学生の美咲は、友人とともに近所の小さなカフェを訪れました。カフェは静かで、温かい飲み物が恋しい季節にはぴったりの場所でした。カウンターの向こうには、店主の佳人がいました。彼女はいつもニコニコしていて、常連客にはまるで家族のように接していました。 しかし、ある日、佳人の態度が少...
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既視感しかない
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中編
不思議の症状
「ねぇ、アリス症候群って知ってる?」 美術室での授業中、私は隣の席の健二に話しかけた。 『不思議の国のアリス』の物語に由来するこの病気は、自分の身体が不自然に大きくなったり、小さくなったりする感覚に襲われる症状なんだ。 その瞬間、私は周りのものが異常に大きく見えたり、反対に自分が小...
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高田雅志
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短編
月夜の囁きの記録
昔、静かな町に古びた図書館がありました。そこには訪れる者も少なく、若い図書館員の真由美は、孤独な毎日を送っていました。ある冬の夜、彼女は図書館の奥で埃をかぶった古い書物を見つけました。表紙には『悪夢の記録』と書かれていました。 好奇心に駆られた真由美は、その本を開くことにしました。ページをめ...
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四季響
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