
その日、俺は50代の女2人と湯上がりの時間を過ごした。
・・
宝石博物館を見学したあとはまたバスに乗り、小高い丘の上にある海の見える温泉に向かい、そこは貸切だった。
女は約30人いるのに対して男は俺だけで、大浴場を独り占めして喜んでいた。
外のいい景色もあり、俺は大浴場で楽しんでいた。
そのあとは浴場から出て、外のロビーで海の景色を眺めていた。
妻はまだ出てきてなく、のびのびと過ごしていた。
すると、ツアー客の50代くらいの女2人が来て
「あらぁ、1人でのびのびと楽しそうね。」
「勿体無いわね。お一人じゃ寂しそうだから私たちとご一緒しましょうよ。」
女は有無も言わさずに近づいてきた。
女たちは両側から俺と腕を組み俺の両腕には女たちの体が服越しに触れていた。
「両手に花よ!」
顔はすっかり老けていて、体も弛んで年季の入った感じの使い古したような女たちだった。
俺も人のこと言えないが、せめてあと20才くらい若ければなぁと思う俺だった。
女は耳元で
「あなたいくつ?」
「54だけど。」
俺が答えると両側の女たちは意外そうに
「54才⁉︎」
「もっと若いかと思ったわ!」
女たちはさらに近づき
「お兄さん、いい男ね。」
「奥さんと仲良くしてるの?」
「いや、最近は・・」
「そうなの?」
「じゃあ、私たちと楽しみましょうよ!」
そのあとは、妻に見つからないようにするためか少し離れたところでしばらく話していた。女2人とは距離も近く割と際どい状況だった。
そのあと、戻るときに女は耳元で
「このことは奥さんに内緒よ。」
女たち2人はその場を後にし、集合場所のバスに何食わぬ顔で戻ってきた。
妻は何も知らないまま、窓際で景色を眺めていた。
後日談:
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