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あの夏の記憶には、最初から欠落がある。 思い出せない部分があるのではない。 思い出してはいけない部分が、最初から折り畳まれている。 小学五年の夏、私は母方の祖父母のいる山間の集落で過ごしていた。五十人にも満たない人間が暮らす場所で、外から来た子供は私ひとりだった。すぐに、年上の少年二人と、年...
今日は洋子(彼女)と初めての1泊旅行。 と行っても、家から電車で2時間ほどの、県内北部にある温泉旅館だが。 それでも俺は、家が厳しく外泊自体が禁止だった洋子が、「女友達と行く」と親に嘘をついて、やっと実現したこの旅行に、かなりテンション上がりまくりの、頭の中はお花畑であった。 適当に写真を...
私の中に封じ込めた 怒るモノを紫翠が持参した水晶に移す為 私の手に水晶を握らせようとしていたのですが 中々 握る事が出来なくて 何度も転がり落ちてしまい 最終的に 弘美が水晶を押えて 怒るモノを移す事になりました。 水晶へ怒るモノが移動し始めると 水晶が徐々に黒く変色していき 水晶が黒くなる...
三日ぶりに外出した私は、初夏の陽気と風の中、気持ちよく散歩をしていた。 しかし、その異変は突然訪れた。 三日間体を動かさなかった私の体の中にある「何か」が汗ばむ陽気と心地よい風に誘われて、外出を始めたのである。 しかも、大家族で。 私は、急い...