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小学5年生の時に体験した話です。 私は遊具で遊ぶのが大好きで、特に雲梯(うんてい)がお気に入りでした。 グラウンドにある雲梯とは別に、校舎脇にある大雲梯(だいうんてい)というものが特にお気に入りで、その名の通り通常の雲梯よりも大きく、幅広で長さもあるので、雲梯上を友達とどちらが早く端まで行け...
7月の「陽炎の黒い走者」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 あの学校の土地は、8月の下旬まで続く夏休み中も、俺を絶対に休ませてくれなかった。 7月の怪談を生き延びた直後、8月に入ってすぐ、俺はそれまでの怪談とは比較にならないほど規模がデカく、結果として高校3年間の夏すべてを縛り付けられることになる...
さっき、7月の「プールの底の黒い浮き輪」を書き込んだ大学1年の俺だ。 8月のカラダ探しの地獄を乗り越えた後、夏休みが明けた9月中旬の話をさせてほしい。 長い休みが終わり、校舎には一学期の行事や部活の大会の様子を写したスナップ写真が、廊下の大きな掲示板に何枚も新しく貼り出されていた。 放課後、ク...
さっき、1月の「冬休みのコックリさん」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 1年が終わろうとする逃げ場のない2月になると、さらに狡猾な最悪の精神攻撃「怪談」が待っていた 1月の怪談のあと、硬貨を触るたびに指先が氷のように冷たくなる後遺症に怯えながらも、2月上旬を迎えた。 この時期になると、雪が降りそ...
こんなうわさ知ってますか 美術室のシジマさん 絵を描くのが好きだった子。 だけど絵を描くことを親に反対されて自殺しちゃったんだって シジマさんが描く世界はどんなに叶わなかった夢でも叶えることができる。 でも気を付けて 絵の中に入ってしまったら出ることは出来ないから こんなうわさ知ってますか ...
さっき、4月の「グラウンドの12人目の影」を書き込んだ大学1年の俺だ。高2になって2ヶ月目、5月のゴールデンウィークが明けた頃の話をさせてほしい。 新しいクラスにも慣れ、学校生活が日常を取り戻しつつあった5月中旬のある日の放課後だった。俺は担任に頼まれたプリントを職員室に届けた帰り、新校舎の3...
さっき、10月の「図書室の貸出カード」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 あの学校の土地は、秋が終わり、凍えるような冬が近づく11月になると、今度は学校行事の裏に隠された、さらに陰湿な罠で俺の精神を破壊しにきた。 10月の怪談のあと、自分の名前を書くたびに指先がカサカサに乾燥する後遺症に悩まされな...
中間テストが終わり、秋の深まりとともに一気に日が落ちるのが早くなってきた、10月下旬の放課後のことだ。 私は忘れ物を確認するために、すでに17時前を過ぎて辺りが完全に薄暗くなった、旧校舎4階の地学室を一人で訪れた。 誰もいない静まり返った室内には、窓の外から沈みかけの真っ赤な西日が低く差し込み...
さっきまで高2の3月までの地獄をすべて書き込んできた大学1年の俺だ。 ついに高校生活最後の1年、最高学年になった【高3】の話をさせてほしい。 4月中旬、俺は陸上部の最上級生として、新しく入ってきた新入生(高1)の部活体験の指導にあたっていた。 夕暮れのグラウンドで、初々しい1年生たちが1500...
さっき、12月の「体育館の巨大サンタクロース」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 あの学校の土地は、年が明けた冬休み中の1月になっても、さらに次元の違う絶望で俺たちをへし折りにきた。 12月の怪談のあと、冬休みに入って学校は完全に機能が停止していた。1月上旬のある日、俺たちあの8月の『カラダ探し』...
さっき、12月の「部室のクリスマスソング逆再生」を書き込んだ大学1年の俺だ。 今回は、ちょうど1月の上旬、新学期が始まったばかりの、あのあまりにも有名で忌まわしい「駅」の話をさせてほしい。 始業式があった1月8日の放課後、あの高1の8月と高2の8月の『カラダ探し』と高1の1月の『コックリさん』...
初めて投稿します。 私の友人、Kくんの話です。 私自身霊感ゼロの鈍感人間ですが、Kくんがしてくれた実体験がめちゃくちゃ怖かったので、お盆ということもあり書き込みます。 文才も何もないですが、お手柔らかにお願いします。 Kくんの祖父母宅は、大阪の淀川沿いにあるCという地域にありました。 昔...
皆さんはアスパラガスの苗を見たことがありますか?家には一株あるのですが、地面からヒョコっと伸びていく様子がかわいらしいのです。なんというか、チンアナゴみたいなんですよね。食べておいしいし、育てるのも楽なので家庭菜園にもおススメなのですが……。 ある年のことです。朝、地面からアスパラガスは頭を...
2学期の終業式を目前に控え、冷たい冬の雨が校舎を白く煙らせていた、12月上旬の放課後のことだ。 私は担任の先生に頼まれたプリントの束を回収するため、一人で旧校舎2階の奥にある、薄暗く冷え切った理科準備室のドアを開けた。 薬品の匂いが微かに残る室内は、暖房も届かず、しんと静まり返った陰鬱な空気に...
さっき、9月の「掲示板の写真の泥死体」を書き込んだ大学1年の俺だ。 今回は、文化祭の準備で校内が妙に騒がしかった、10月下旬の秋の放課後の話をさせてほしい。 その日は文化祭の前夜で、どの部活も遅くまで残って準備をしていた。俺も陸上部の仕事を終え、すっかり日が落ちて寒くなった頃に帰路についたんだ...
太平洋高気圧に覆われ、連日のように真夏のような猛烈な暑さと痛いほどの晴天が続いていた、6月下旬の夕暮れ時のことだ。 部活の片付けを終えた私は、校舎内にこもった容赦ない熱気の中、すでに誰もいなくなった薄暗い旧校舎の階段の踊り場を、一人で下りていた。窓の外からは、夕方になっても一向に衰えない蝉時雨...
さっき、2月の「渡り廊下のもう一人の俺」を書き込んだ大学1年の俺だ。 これで高2の1年間もいよいよ最後の月になる。 修了式を終え、春休みの直前だった3月中旬の放課後の話をさせてほしい。 その日は新学期(高3)に向けた春休みの自主練の最終日で、俺は誰もいない極寒の陸上部室に一人で戻り、私物の整理...
さっき、1月の「きさらぎ駅での生還」を書き込んだ大学1年の俺だ。 今回は、学年末テストが近づき、3年生への進級を前にして校内が落ち着かなかった、2月上旬の放課後の話をさせてほしい。 その日は部活の用具を片付けに、新校舎と旧校舎を繋ぐ、外の冷たい風が吹き抜ける渡り廊下を、一人で歩いて部室へと向か...
とても暑い夏の定番と言えば怖い話。 高校三年生の夏休み、私は仲の良い友人数名と《百物語》をする事になった。 Goo◯le先生で検索すれば出て来るだろうが、 ざっくり説明すると100本の蝋燭を用意して夜中の12時辺りにやると言う物だ。 100本の蝋燭はお祖母ちゃんの家から拝借し、 足りない分は買...
数年前に映画館で体験したお話です。 八月も半ばの暑い日のこと、友人と映画を見る約束をしていたので、地元の小さな映画館に来ていました。 私は映画の最中にトイレに行きたくなり、途中で抜けると展開が分からなくなってしまうというのが嫌な性分なので 「映画の前だしトイレ行ってくるね。」 と友人に...