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小学5年生の時に体験した話です。 私は遊具で遊ぶのが大好きで、特に雲梯(うんてい)がお気に入りでした。 グラウンドにある雲梯とは別に、校舎脇にある大雲梯(だいうんてい)というものが特にお気に入りで、その名の通り通常の雲梯よりも大きく、幅広で長さもあるので、雲梯上を友達とどちらが早く端まで行け...
太平洋高気圧に覆われ、連日のように真夏のような猛烈な暑さと痛いほどの晴天が続いていた、7月上旬の放課後のことだ。 私は夏休み前の進路相談のため、一人で静まり返った旧校舎3階の進路指導室を訪れ、先生がやってくるのを待っていた。 西日が容赦なく差し込む室内はエアコンの効きも悪く、チリチリとした熱気...
さっき、10月の「図書室の貸出カード」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 あの学校の土地は、秋が終わり、凍えるような冬が近づく11月になると、今度は学校行事の裏に隠された、さらに陰湿な罠で俺の精神を破壊しにきた。 10月の怪談のあと、自分の名前を書くたびに指先がカサカサに乾燥する後遺症に悩まされな...
高1の春に旧館で目をつけられ、高2の夏に美術室で襲われ、なんとか生き延びて迎えた「高校3年生の1月後半」の話 大学入試もひと段落し、学校は家庭学習(自由登校)の期間。あとは2月の卒業式を待つだけだった俺が、荷物の整理のために、夕方一人で新校舎へ向かったところから始まる。 夕方16時半。冬の日は...
数年前に映画館で体験したお話です。 八月も半ばの暑い日のこと、友人と映画を見る約束をしていたので、地元の小さな映画館に来ていました。 私は映画の最中にトイレに行きたくなり、途中で抜けると展開が分からなくなってしまうというのが嫌な性分なので 「映画の前だしトイレ行ってくるね。」 と友人に...
さっき、高1の旧館の話の最後に恐ろしい体験を俺は高校3年間ずっと別々の怪談を体験しているの文を書いた大学1年の俺だ。 あそこに書いた通り、俺は高1、高2、高3のそれぞれの時期、1年間を通して常にまったく別々の怪異をいくつも体験し続けていた。あの学校の土地自体に、完全に異常なレベルで目をつけられ...
さっき、4月の「グラウンドの12人目の影」を書き込んだ大学1年の俺だ。高2になって2ヶ月目、5月のゴールデンウィークが明けた頃の話をさせてほしい。 新しいクラスにも慣れ、学校生活が日常を取り戻しつつあった5月中旬のある日の放課後だった。俺は担任に頼まれたプリントを職員室に届けた帰り、新校舎の3...
さっき、4月の「無音の足跡」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 あそこに書いた通り、俺の高校3年間は、あの学校の土地に数え切れない怪談に、完全に異常なレベルで目をつけられていた。 4月に入学してすぐ音の半分を毟り取られ、5月半ばには旧館で息を止めさせられた。 そして、学校生活に少し慣れてきた【6月...
さっき、12月の「部室のクリスマスソング逆再生」を書き込んだ大学1年の俺だ。 今回は、ちょうど1月の上旬、新学期が始まったばかりの、あのあまりにも有名で忌まわしい「駅」の話をさせてほしい。 始業式があった1月8日の放課後、あの高1の8月と高2の8月の『カラダ探し』と高1の1月の『コックリさん』...
五月晴れの爽やかな気候とは裏腹に、あの学校の校舎の中は、常に薄暗い悪意に満ちていた。 最高学年になってしばらく経った、5月下旬の放課後のことだ。 部活の練習に向かうため、私は一人で生徒玄関(昇降口)を通りかかった。 何気なく壁に目をやると、そこには新学期からずっと貼られている、大きな「今月の行...
さっき、6月の「狂った模範解答」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 あの学校にある数え切れない怪談は、生徒が誰もいないはずの【夏休み】だろうが、俺を絶対に休ませてくれなかった。 初めての期末テストが終わり、7月の後半から学校は夏休みに入った。だが、陸上部で中距離をやっていた俺には休みなんてなかった...
さっきまで高2の3月までの地獄をすべて書き込んできた大学1年の俺だ。 ついに高校生活最後の1年、最高学年になった【高3】の話をさせてほしい。 4月中旬、俺は陸上部の最上級生として、新しく入ってきた新入生(高1)の部活体験の指導にあたっていた。 夕暮れのグラウンドで、初々しい1年生たちが1500...
さっき、10月の「体育館の見えないダンスステップ」を書き込んだ大学1年の俺だ。 今回は、冬の冷たい風が校舎を吹き抜けていた、11月下旬の寂しい放課後の話をさせてほしい。 その日は部活の前に猛烈にお腹が空いて、購買部でパンでも買おうと、旧校舎の隅にある薄暗い購買部前へと向かった。 だが、すでに時...
高1の最後の3月を生き延び、無事に2年生へと進級した大学1年の俺だ。約束通り、ここからはさらに異常さを増していく「高校2年生の時の地獄」を順番に書き込んでいく。 4月になり、俺は新しいクラスにも慣れ、陸上部では先輩になった。 新入生(高1)が体験入部でたくさんやってきて、夕方のグラウンドは活気...
7月の「陽炎の黒い走者」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 あの学校の土地は、8月の下旬まで続く夏休み中も、俺を絶対に休ませてくれなかった。 7月の怪談を生き延びた直後、8月に入ってすぐ、俺はそれまでの怪談とは比較にならないほど規模がデカく、結果として高校3年間の夏すべてを縛り付けられることになる...
さっき、12月の「体育館の巨大サンタクロース」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 あの学校の土地は、年が明けた冬休み中の1月になっても、さらに次元の違う絶望で俺たちをへし折りにきた。 12月の怪談のあと、冬休みに入って学校は完全に機能が停止していた。1月上旬のある日、俺たちあの8月の『カラダ探し』...
とても暑い夏の定番と言えば怖い話。 高校三年生の夏休み、私は仲の良い友人数名と《百物語》をする事になった。 Goo◯le先生で検索すれば出て来るだろうが、 ざっくり説明すると100本の蝋燭を用意して夜中の12時辺りにやると言う物だ。 100本の蝋燭はお祖母ちゃんの家から拝借し、 足りない分は買...
さっき、8月の「3年連続のカラダ探し」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 夏休みが明けて新学期が始まる9月、あの学校はまた、別の怪談が待っていた。 8月下旬にようやくあの地獄のカラダ探しのループを終わらせ、心身ともにボロボロになりながらも、9月になって新学期が始まった。学校全体が運動会の練習で活気...
さっき、6月の「天井の落ちてこない水の顔」を書き込んだ大学1年の俺だ。 今回は、終業式を目前に控えて校内が夏休みの開放感に包まれていた、7月中旬の話をさせてほしい。 その日の夕方、陸上部の練習を終えた俺は、体育教師に頼まれて一人でプールサイドの片付けを手伝っていた。 夕日に赤く染まった無人のプ...
さっき、11月の「視聴覚室のドッペルゲンガー映像」を書き込んだ、大学1年の俺だ。 あの学校の土地は、1年が終わる極寒の12月になると、今度は全校生徒が下校したあとの、あの誰もいない「真冬の終業式」の校舎で、過去最大の物理的な恐怖「怪談」が待っていた。 11月の事件のあと、集合写真を見るたびに自...