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長編

祖母の家で見た怪異

匿名 2日前
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初めて投稿します。 私の友人、Kくんの話です。 私自身霊感ゼロの鈍感人間ですが、Kくんがしてくれた実体験がめちゃくちゃ怖かったので、お盆ということもあり書き込みます。 文才も何もないですが、お手柔らかにお願いします。 Kくんの祖父母宅は、大阪の淀川沿いにあるCという地域にありました。 昔からのお家で、庭なんかもある小さなお屋敷だったそうです。 お屋敷といっても50坪ないくらいのもので、門から玄関までは15歩ほど。 家屋を挟んだ奥側に小さな庭が広がっており、蔵もあったそうです。 今回は母屋で起こったお話なので、建物の造りをご紹介します。 南向きの日当たりの良いお家で、玄関は昔ながらで広めで、そこからT字に広がっています。 向かって右(東側)にすりガラスの引き戸があって食堂、今でいうダイニング。 向かって左(西側)は廊下で、廊下沿いの右手に仏壇を置いてある仏間、その奥にも客間に使うような和室、さらに奥の突き当たりは応接室のような居間があります。 昔の建築ですから、不思議な造りで、その居間を通り抜けるような形で、建物の西側壁際に2階への階段があるんですね。 5cm程の木の柱が等間隔に桟のように天井まで伸びているタイプの階段で、柱と柱の間にも5cmほどの隙間があります。 Kくんが小学校高学年の頃、家族揃って祖父母宅に帰省をしました。 「せっかくだし、みんなでお寿司でも食べに行こう!」となったそうですが、小学生でゲームがしたかったKくんは「ちょっと考えるわ」と言い、2階の洋室でゲームをして、そのまま眠ってしまったそうです。 目が覚めて、「あれ?寝ちゃったか?」と1階に降りようとしますが人の気配がありません。 先述したような昔ながらのお家ですから、階段を降りる時点で、柱の隙間から1階の様子が分かるんですね。 帰省で複数の世帯が集まってる訳ですし、居間から団欒の声やテレビの音が聞こえてもおかしくありません。 夕方も過ぎて暗くなっていることもあり、自然光だけでは頼りなく、階段の電気をつけて降りてみましたが、やっぱり人の気配がない。 すると、そこから暗いままの居間と長い廊下を挟んで、食堂が見えます。 途中の廊下には、電気が付いていて、食堂との境目にあるすりガラスの引き戸越しに誰かの足が見える。 食堂は、これまた昔ながらで入ってすぐに電話台が置いてあり、左手に6人掛けくらいの大机、その奥にキッチンが広がっている造り

後日談:

  • 聞いた時は「寝ぼけてたんじゃないん?」「実際、故障してたんじゃないん?」と疑ってかかってました。 鈍感人間の私としては、錯覚ともいえるような有り得る想定が現実感増してすごく怖かったです。 ちなみに、友人の祖父母宅があるCという地域は淀川沿いで下流にあるため、昔は船着き場のちょっと入り組んだところに水死体なんかが流れ着いたりしたそうです。 他にも2、3個、実体験を教えてもらったのでまた時間見て挙げますね。

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