本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 短編
呪いの酒場の話。
呪いの酒場の話。
新着 短編

呪いの酒場の話。

17時間前
怖い 1
怖くない 0
chat_bubble 0
13 views

久しぶりに父の湖畔の小屋を訪れた。冬の寒さが身に染みる夜、暖炉の火の前に座って、昔話を聞かされることになった。父は、私が小さかった頃の思い出を語り始めたが、それは単なる懐かしさでは終わらなかった。

「ここでの話を信じるかい?」父は不気味な笑みを浮かべた。彼は、かつてこの小屋で起こった出来事を語り始めた。それは、彼が若かりし頃、友人たちと一緒にこの場所で過ごしていた頃の話だ。

ある冬の夜、父は一冊の古びた日記を見つけた。その内容は、何者かが呪いをかけられた女性について書かれていた。彼女は、愛する人に捨てられたことで、心の闇に囚われたのだという。

「その日記を読んだ友人たちは、彼女の呪いを冗談半分で信じてしまった。彼らは、呪いを解くために夜の湖に出かけたんだ。」父は言った。

父は、その友人たちが湖に向かう様子を見ていた。だが、彼らが戻ってくることはなかった。数日後、湖の氷が割れ、友人たちの遺体が発見された。湖は、彼らの恐怖を吸い込んでしまったのだ。

「その後、私は何度も夢の中でその女性を見た。彼女は、私を呼んでいるようだった。いつも同じ言葉を繰り返すんだ。『私を助けて』と。」

父は、その夢の中で何度も彼女に手を差し伸べたが、いつも手が届かず、彼女の悲しみが増していくのを感じた。彼女の目には、私を見つめる執拗な視線があった。

「それ以来、私は彼女の呪いを解くために、湖に花を捧げ続けた。そうすることで、彼女の魂が安らぐことを願ったんだ。」

私は、父の話を静かに聞きながら、ふと日記がどこにあるのか尋ねた。すると、父は一瞬戸惑ったように見えた。「ああ、日記はもう捨てたよ。呪いは解けたと思っていたから。」

その瞬間、薄暗い小屋の中に冷たい風が吹き込んだ。私は背筋が寒くなり、父の目が一瞬、湖のほうを向いた。彼は何かに気づいたようだった。

「でも、時々、彼女の声が聞こえるんだ。私を呼んでいるのかもしれない…」

私はその夜、寝ることができなかった。夢の中で、あの女性が現れ、私に呪いをかけてきた。目が覚めたとき、父の姿が見えなくなっていた。彼の声だけが、まだ小屋の中に残っていた。「私を助けて…」

そして、私は父が残した日記を見つけた。そこには、私の名前が記されていた。今夜、湖の氷が割れる音が聞こえた。私はその声に導かれて、外に出た。

1 / 1

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 2
怖い評価 2
閲覧数 37

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.0.104

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 学校
  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...