
私が初めて「後ろの影」を見たのは、高校生の時でした。冬の寒い夜、友人たちと公園で遊んでいるとき、何気なく振り返った瞬間、友人の背後に不自然な影が見えたのです。影は一瞬だけで、すぐに消えてしまいました。
恐怖に襲われ、友人に話そうとしましたが、言葉が出てきませんでした。すると数日後、友人が事故に遭い、亡くなったという知らせを受けました。目撃した影が、彼を連れて行ったのではないかと思うと、恐怖が増しました。
それからしばらくして、また別の友人の後ろ姿を見た時、そこにもあの不気味な影があったのです。心臓が凍りつき、彼にそのことを伝えたい衝動に駆られましたが、また嫌われるのが怖くて何も言えませんでした。
そして、数日後、彼もまた事故に巻き込まれ、命を落としました。その時、私は「後ろの影」が私のせいで人を死なせているのではないかと、自分を責め続けることになりました。
それ以来、誰かの後ろに影が見えることが恐怖の対象となり、私は人と接触することを避けるようになりました。あの影は私にとって、運命を奪う存在です。もし次に見えてしまったら、身近な人が犠牲になってしまうのではないかと、今も心がざわついています。
影を見てしまったその瞬間から、私の心には永遠に恐怖が根付いてしまったのです。
あの影は、私の人生を暗闇に引きずり込む恐怖の象徴となりました。もう二度と、後ろを振り返ることはできません。自分の目が信じられないからです。
その影が次に誰を狙うのか、今も考えないように努力していますが、心のどこかには、その恐怖が消えないまま残っています。
私の人生には、後ろの影がついて回るのです。
あの影が、また誰かを連れて行ってしまうのではないかと、恐れながら生きています。
それが私の心の中の真実です。
今もなお、影の存在が私を苦しめているのです。
そして、次に見えた時は、私の大切な人が犠牲になるのではないかと、恐れています。
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