怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
それは寒い冬の昼下がりの出来事だった。 僕は有給を取って、一人「白銀山」という名の山に登ることにした。周囲は静まり返り、雪が一面に広がっていた。途中、氷のように冷たい風が吹き抜ける場所で休憩していると、下からまるで舞い上がる雪のように近づいてくる女性の姿が見えた。 驚いたのは、彼女が真っ白...
「ああ、あなたもそういう症状なんですね。」 薄暗い美容院の待合室で、隣に座る美容師が不安そうに言った。 「視界にぼやけた影が見えるってやつですよね?」 「うーん、それとはちょっと違うかも。最初は光の加減かと思ったんですけど、いつの間にかずっとそこにいるんです。目のど真ん中に、真っ黒な影が...
これは私が村の廃墟を訪れた時に耳にした話です。 冬の夜、降り積もる雪が村を覆う中、私は古い廃墟を探検することに決めました。村は数年前の大火によってほとんど焼け落ち、今では不気味な静けさが漂っていました。 私が村の中心にある広場に足を踏み入れると、そこには一人の老人が佇んでいました。彼は私に...
ある冬の夜、図書館にこもりすぎて息が詰まりそうになったボクは、気分転換に外に出ることにした。閉館時間が近づいていたため、周囲は静まり返っていた。ボクのお気に入りの散歩コースは、古い街並みを抜ける約3キロの道だ。この時期の冷たい空気は、心をすっきりさせてくれる。 街を歩いていると、遠くから明か...
僕が小学2年生の頃、担任はY先生という40代くらいの女性の先生だった。 その頃はセキュリティとかあまり厳しくなく、昼間に学校の校門は開いていて、日曜日でも校庭に遊びに行くことができた。さらに休みの日でも校舎に入ることができた。 ある日曜日のこと。 宿題で使うノートを忘れていたことに気づいて、学...
僕は幼い頃から、空想の世界に生きていた。学校での友人や、憧れの女性との生活を夢見ることが日常だった。そんなある晩、アパートの一室でぼんやりと空想に耽っていたその時、突然の火災警報が鳴り響いた。 目を覚ますと、部屋は煙に包まれ、ほんのりとした炎が見える。どうやら隣の住人が調理中に火を出したよう...