
長編
山姥
匿名 2日前
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用の食器類。それを見ているだけで、何故か胸が締め付けられる程の悲しみが襲ってくる。
「あ、本当や。私ったら、ボケたみたい。うちには子供なんておらんのにね……」
そう言ってクスリと声を漏らした嫁は、穏やかな笑顔を浮かべながらも静かに涙を流し続けた。
─完─
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- 主人公の息子だったんですねあー
- ではでは、解説しますね 最初、主人公の少年達は4人組だった。その内3人で山に行くも、翌日帰って来たのは2人だけだった。余っていた机や、誰か居たような気がしたのはこの4人目の少年。彼は山姥に食べられ、何故かその存在の記憶すら抹消されてしまった為、多少の違和感はあるものの誰も気付かない。 その後、大人になった主人公。 ゲーム機や子供用の食器類は、主人公の子供のもの。でも、記憶がないということは…山姥に…。 やはりここでも、違和感は感じるものの主人公は気付けない。だけど、本能的に察しているのか悲しみから涙が出ている。 って感じですBAgu
- すみませんが、僕には意味がわかりませんでした。あー