本当にあった怖い話

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中編
神隠し
匿名
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2016年12月11日
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私のおじいちゃんが子供の頃に体験した怖い話だそうです。

おじいちゃんの友達(A君とする)は、その町では割とお金持ちの方で、よく新品の自転車に乗っていたそうです。

おじいちゃんはA君と仲がよく、いつも近くのお寺や神社を秘密基地にしては潜り込んでいました。

そんなある日のことでした。

A君から「いつもの秘密基地で昼から」と言う手紙を受け取り、おじいちゃんはお昼ごはんを食べてから向かうことにしました。

おじいちゃんは、昼から、と書かれていたこともあって、一時くらいに向かったそうです。

しかし約束の場所についても、A君の自転車はあるのに本人は見当たりませんでした。

しばらく待ってから諦めて帰ることにしました。

その夜、A君の親が訪ねてきました。

「Aがいない。昼にでかけたきり連絡もない」

A君の両親はおじいちゃんにイラツキをぶつけるように言ったそうです。

「僕が約束のところに行った時には、A君はいなかった」

そう伝えると、約束の場所とはどこかと聞かれ、近くの神社を言うと、おじいちゃんの両親とA君の両親が目を丸くして怒りました。

「なんであそこに行った。入り口に入るなと書いてあるだろうが」

と親たちは口を揃えておじいちゃんを怒りました。

しばらくして、A君の両親は有名な神主さんやらを呼んでその神社を捜索したそうですが、A君は見つかりませんでした。

いよいよ警察に行こう、となった時、おじいちゃんはふと、思いました。

A君はいたずら好きだから、約束の場所をわざと言わずに自転車を神社の前にとめたけど、実はもうひとつの秘密基地にいるのでは、と。

おじいちゃんはいそいでそこに行きました。

しかし、いくら探してもおらず、帰ろうとした時でした。

しめ縄をされた大木の近くで、ケンケンパをしているA君を見つけたと言います。

「何してるんだよ。お前の親が探しとるぞ」

そう声をかけると、A君は笑いながら言ったそうです。

「お前のこと待ってても来なかったから帰ろうとしたんだ。けど、不思議なことにここから出られないし、お前が来たと思ったら俺を無視するから、俺は神隠しにあったとわかった」

A君はその後無事家に帰ったそうですが、しばらくして、病気でなくなりました。

亡くなる数日前に、お見舞いに行ったおじいちゃんにA君は言ったそうです。

「俺は、あそこの神様に気にいられたんだ。羨ましいか?」と。

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