
私が大学生の頃の冬の夕方、友人から紹介された男性との出会いを期待していました。彼はLINEで「こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。」と毎回同じメッセージを送ってくる人でした。
私が「お会いして話してみませんか?」と提案すると、彼は「いいですね、次の土曜日に公園で待ち合わせしましょう」と返事をくれました。しかし、待ち合わせ場所は私の家から遠く、雪が積もった郊外の公園でした。
その日、雪が降りしきる中、私は公園へ向かいました。寒さで震えながら待っていると、突然バイクがエンストしてしまい、私は焦りながら助けを求めることにしました。
結局、彼はその日現れず、私はバイクを修理するために助けを呼びました。その時、彼から「今日は楽しかったですね」とメッセージが届きました。
「会ってないのに、どうして楽しかったの?」と驚いて返信すると、「一緒にバイクを運んだじゃないですか」と返事がありました。もちろん、そこには他に誰もいなかったのです。
その瞬間、背筋が凍り、彼の連絡先を削除し、SNSも退会しました。それ以来、彼からの連絡はありません。私の中で、彼が今もどこかにいるのではないかという不安が残っています。あの日の寒さが、今でも私の心に刺さっています。すべてが夢だったのか、それとも本当に彼は存在していたのか、答えは出ないままです。
あの公園に行くことは、今でも怖くてできません。彼のことを思い出すだけで、心に重い雪が積もるようです。これが私の忘れられない話です。
それ以来、あのメッセージが届くことはありませんが、時折、雪の中で見かけるバイクを見るたびに彼の影を想像してしまいます。どこにいるのか、何をしているのか、今でも気になります。
もしかしたら、彼は今もどこかで私を見ているのかもしれません。
この話が、あなたにとっても何かを感じさせるものであることを願います。
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