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短編

お守り

匿名 2016年12月3日
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これは、友達のあるお守りについてのお話です。 その友達は小さい頃に父親を亡くし、女手一つで育てられました。しかし、母親も働きすぎで病気になってしまいました。 お金も少なく、母親を病院に連れて行く事が出来ませんでした。病気も悪化して行き母親はだんだんと元気が無くなっていきました。 友達は1日でも長く生きてほしくて、できることは何でもやりました。お金もご近所の人から少しずつ分けてもらい、病院にいくお金は集めることができました。 しかし、病院に行こうといっても 母親は「もう遅いわ、でもありがとう」と 言い、行こうとしませんでした。 結局母親は亡くなりました。 ここまでが、友達の話です。実はこの話はこのままでは終わりません。 友達は無くなるまでずっと母親の近くにいて話しかけてました。もう助からなくても良い。ただ、少しでも良い思い出を作るために 不意に「◯◯(友達)・・・これ・・・」 と言い、母親が渡したのはお守りでした。 「これは、いつか貴方が困った時に助けてくれるわ。それまで開けずに祈ってなさい・・」 と、最後に母親が言った言葉でした。 引き取った母親の顔はとても綺麗な顔をしてました。 それから、僕は高校でその友達と初めて会いました。そして、その話を聞きお守りの中身が気になりました。 しかし、友達に言われてもお守りの中身を見せてもらえず「ダメだよー、これは困った時に開けるんだからー」と言われました。 その時、僕はどうかしてたのでしょうか。「先生が呼んでるよー」と友達を教室から離し、置いていったお守りの中身を見ました。 いえ、見てしまいましたー。 そこには髪でくるまれた紙がありました。 その紙には「死んじまえ」と書いてありました。 僕は友達が戻ってくる前にお守りを戻し、具合が悪いと言い先に帰りました。 そして、この事は誰にも言えずここに投稿させていただきました。 本当に怖かったです。

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