
姉の友人(男)が以前、近所の女性にストーカー行為をされていました。
その女性は三十代後半の女性で、何故か自分が二十代前半のその男性の彼女だと思い込んでいるヤバい女でした。
彼女だと思い込んでいるので、当たり前のように男性の自宅アパートへ入ろうとしたり、玄関前で待ち伏せをしていました。
聞いていて一番ヤバいと思ったのは、怖くなった男性が別のアパートに引っ越した次の日には、当たり前のように玄関前に立って待っていたという話です。
あきらかに異常な状況にまいってしまった男性が、警察に相談してようやく落ち着いたらしいのです。
だけど何年かして姉が聞いたところ、いまだにSNSにその女性と思われる書き込みがあるのだと言われたそうです。
それで姉が男性のSNS(Instagram)を見せてもらうと、そこに『いつまでも待っています』とか『昨日は帰りが遅かったね』などの書き込みがされていたそうです。
しかも後日談になるのですが、姉が自宅に帰ってきた後に、私も家に帰ってきたのですが、玄関前に見知らぬ女性が家の中を覗くように立っていたんです。
「な、何かご用ですか?」
何も知らなかった私が、その女性に訊ねると、女性は私のことを睨むように見たあと、何故か舌打ちして立ち去りました。
凄く感じの悪い人だったので、家に入ってすぐに母と姉に愚痴りました。
すると姉から言われました。
きっとそれは例のストーカー女だと。
昼間男性と外で会ったから、きっと後をつけて来たのだろう。
そんなふうに言われました。
ストーカー女は髪がボサボサで目つきが鋭く、紙袋を両手で持った小汚い感じのおばさんでした。
あんな人に追いかけ回される男性が可哀想に思いました。
そしてそのあとすぐに、男性がその女性と結婚したと聞いて、私は何だか凄い闇を感じたのでした。
実は後日、その二人を夜の公園で見かけたんです。
男性は目が虚ろで、二十代なのに白髪混じりのボサボサの髪型で、例の女性と一緒に紙袋を両手に持って、公園のベンチに座っていました。
たまたま姉と公園の横を通った時に、見かけたのですが、最初路上生活者の方かと思っていたら、姉から「あれ、たぶん※※君だ」と言いだしたんです。
以前の男性はスポーツマンタイプの爽やかなイケメンで姿勢も綺麗な男性でした。
それが腰の曲がった虚ろな表情の廃人のような姿になって、夜の公園のベンチに無言のままストーカー女と一緒に座っていたのです。
後日談:
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