本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

長編

おじちゃん

匿名 2時間前
怖い 102
怖くない 84
chat_bubble 0
9,821 views
いた私でしたが 「おじさんなにしてるんやろ?おそいなぁ。」 と思い顔を上げた時でした。 何かに頭を撫でられたような風が通っていったような、 なんとも言えない変な感覚があったんです。 もちろん誰もいないし頭上にも何もありません。扇風機もついてませんでしたし。 「ん?何??」 と思うのと同時に突然、 無性に帰らなければいけない という意識で頭がいっぱいになり 今すぐこの家を出ないといけない、 という強い気持ちに駆り立てられました。 冷や汗も吹き出してきて なんというか全身に電気が走ったような感覚でした。 私は描いていた絵も色鉛筆もそのままに 外に飛び出しました。 お邪魔しましたを言わずに人の家を出たのは初めてでした。 それぐらい切迫詰まっている感覚だったんです。 あくまでも感覚がそうであっただけで 何故そうしているのかは自分でも理解が 追いつきませんでした。 そのあとも変な感覚は続きます。 自分でもどうやってここまで来たかも わからないのに 不思議とすいすいと道を選んでいけるんです。 ここ右ここは左ここは、、と 見たことない道を嘘みたいにずんずん進んで全く迷うこともなく気づけば家につながる道に出ていました。 本当に不思議でした。 自分の直感が天才なのかとも思いましたが 全く迷わず家につくことができたその状況は 今思っても普通ではなかったとおもいます。 玄関が見えてきた頃には あたりはすっかり夕焼けで さっきのおじちゃんのことも 今の不思議な感覚のことも 急に怖くなってきて 走って玄関までいって勢いよく 戸を開けました。そしたらみんなが 顔を真っ青にして玄関に走ってきて 「あんたーーー!どこいってたんーー!!」 と一発目に母の怒号が飛び、 パシーーンっと頭を叩かれました。笑 どこにっ行っていたか聞かれたわたしは 友達を作りたくて遠くの公園までいって、 知らないおじちゃんのご好意に甘えて 家に上がり込んだけれど そのおじちゃんがどこかへ行って なかなか帰ってこなかったので 遅くなると思い、何も言わずに勝手ににかえってきてしまった。悪いことをしてしまった。 と一生懸命に説明していました。 何故かその時点でもわたしは ありがとうも言わずに勝手に帰ってきたことを怒られるとばかり思っていたのです。 そのあとは約束を破ったこと 門限を破ったこと、知らない人について行ったこと 何から何までかなり怒ら

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.243

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

grid_3x3 話題のキーワード

search

サクッと読める短編の怖い話 サクッと読める短編の怖い話

読み込み中...