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長編

おじちゃん

匿名 12分前
怖い 102
怖くない 84
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……が、意気込んだそばから 目に飛び込んできた子どもたちの遊ぶ姿。 年上の友達とも合流したのでしょう 大きい子たちもちらほらいます。 人数も5、6人になっていて、 お菓子を食べながらワイワイと遊具で遊んでいました。 「………これは…。声かけれないなぁ。」 とまぁ、あっさり私の心は折れてしまいました。 こんなところまで追いかけてきたのに 話しかける勇気すら出ない自分を情けなく思いながら、 気づけば迷子。知らない公園の前で 「どうやって帰ろうかなぁ。 でもまぁこの辺の人に おばあちゃんの名前ゆったら たぶん誰か家教えてくれるやろぉ。」 とかを考えながら わりと呑気に遊びに夢中の子どもたちを 羨ましい気持ちでしばらく眺めていました。 ー「おじょうちゃんっ?」 突如後頭部から聞こえた低い声に ビックリして、後ろを振り返りました。 そこには自転車にまたがった 50代前後の気の良さそうな おじさんが立っていました。 「びっくりさせたなぁーごめんやでー!  せやけどおじょうちゃん友達と遊ばんと  なんでこんなとこから見てるんかなと思って  ちょっと気になったんやわ」 と優しく目を細めて笑いながら 気さくに話しかけてきました。 びっくりはしたものの、 村呼ばれるほどの田舎で育った私は (近所の人は皆んな知り合い!     ) (おじさん、おばさんはやさしい!   ) (年寄りを大切にする!        ) (話しかけてくれた人には愛想よく返す!) (変な人は見るからに変だからわかる! ) と大袈裟じゃなく 本当にそう思って育っていましたので。 一人ぼっちの私を可哀想に思って 話しかけてくれたんやなあと思い、 「こんにちはッ」とあいさつをして、 優しいおじさんにに今までの経緯を 聞いてもらうことにしました。 すると話を聞いたおじさんは 「そうかそうか、おいやんも1人やから  わかるでぇーほんでちょうど今暇やってん、  おいやんの家そこやし、  お嬢ちゃん絵描くの好き??  うち、色鉛筆も画用紙もあるで!  後でおばあちゃんちおくったげるから  うち遊びにおいで!」 と遊びに誘ってくれましたーーー。 お気づきの通り、、 この時点でもはや大アウトなのですが。。 当時の私は、「うん!描くのすき!ありがとー!」なんて呑気について行きます、、。 本当に優しいさだと思っていて、おじさん1人で

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