
短編
寿命
匿名 3日前
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交通事故で入院して2日目。
俺は頭を打ちすぎたのかもしれない。
なんと、人の頭の上に数字が見えるのだ。
62だったり、ある人は0だったり、、
これは幻覚だと思っていた。 プルルルル
ある日、一軒の電話がかかってきた。(誰これ?いたずら、、?)
少し戸惑ったが 電話に出て見た。
「はい、もしもし、、?」「おめでとうございます。
あなたには人の寿命が見える能力がつきました。」
「は?」「人の頭の上に数字が見えるでしょ?
それは人の寿命。」「何言ってんですか?切りますよ?」
「待って下さい! この数字が0の人は」
「今日死にます。」
「、、え」「だけどあなたはその人を救うことができます。」
「あなたの寿命をその人に分けるのです。これも年単位。願うだけでオッケーです。」「、、、。」
「あ、鏡を見ればあなたの寿命もわかりますよ?」鏡には100と書かれていた。
「み、見えたけど、、」「あ、では私は忙しいので。」「え?!ちょ、、」
なにあれ、い、いたずらだよね?
本当なわけないよね?
ガシャーン!! 「?!」「きゃあああ!おばあちゃあああん!!」
寿命が000だったおばあちゃんが
死んだ。
「この能力、、本当なの?!?!」
私は、この日から寿命の0の人の死を淡々と見ていた。
そんなある日。3歳の小さな女の子が同じ病室に入院してきた。
(あ、、 この子、、000だ、)
小さいのに、可哀想、、
そうだ。私は人に寿命をあげたことがなかった。
私は100年もあるし、一年くらいだいじょうぶだよ、、
えーっと?願うだけでいいんだよね、、?
(あの子に、、私の寿命を一年、、。)
すると頭の文字が000から001に変わった。
あ!できた!、、よかったぁ、、
プルルルル あ、あの時の電話番号、、
「はい?」「えー、、あなたの寿命が000になりました。」
「は?絵?w100年のうちの一年しかあげてないんだけど、?」
「え?あなたの寿命は001ねんだったはずじゃ、、?
あ、もしかして鏡に映ったの勘違いしてました?」
「まあそんなの関係ありません。 デハサヨウナラー」
その日私は心臓麻痺で死んだ。
後日談:
- ミスです!最初俺ですが、女の子です!すみません汗
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- デスノートかよ真実を知る者
- 草煙霧
- わろたとめいとぅ