
(「目を開けると、そこには3人の親友が!」の続き)
・・
薄明るい空と草原の小高い丘のベンチで目を覚ます桜子と、琴音の声が聞こえた。
「桜子、起きた?亅
桜子が目を覚ますと、あの公園の長椅子の上に横になっていた。
目の前には、琴音、陽菜、舞歌の3人がいた。
「よかった、気がついたみたい。亅と舞歌。
「心配したよ。いきなり気を失うんだもん。亅と陽菜。
桜子は体の痛みがなくなったことに気づいた。桜子が起き上がると
「桜子!無理しないで。亅
と琴音が言ったが、桜子は
「大丈夫だよ。みんなのおかげで体の痛みがなくなって助かったみたい。亅
さっきまで真っ赤だった空は、早朝のような白く薄明るい空になっていて、桜子の心の変化を象徴するようだった。
「でも、ここどこ?亅
陽菜が不安そうに言った。
「さぁ、それにどこに行けばいいんだろう。亅
琴音がそう答えると、舞歌は
「 ねぇ、 みんな聞いて驚かないでよ。亅
陽菜は
「え?舞歌。どういうこと?亅
舞歌は
「私たちは今、夢の中にいるんだよ。亅
琴音は
「何、訳わかんないこと言ってるの。亅
舞歌は
「琴音も陽菜も、本物の琴音と陽菜でしょ?もちろん桜子も。私の夢の中だけの仮の存在じゃなくて、琴音も陽菜も桜子も私と今同時に同じ夢を見てるってこと。亅
陽菜は
「 これが私が見てる夢だとして、あなたたち本物??亅
琴音は
「そう言われればなぁ。確かに舞歌も陽菜も桜子もニセモノには見えないけど、こんなことってあるもんなの?亅
すると桜子は
「 舞歌の言ってることはウソじゃないと思うよ。亅
琴音は
「え、桜子。どういうこと?亅
すると桜子は長椅子から立ち上がり、
「さっき私が気を失ったとき、現実の世界に行ってたの。そしてまた眠ったらこの世界にまた辿り着いたんだ。だからこの世界は私が見ている夢で、私は本物の桜子だよ。亅
すると陽菜は
「じゃあ、どうする?目を覚ませばいいの?私たちみんな。亅
すると桜子は、
「ちょっと待って。せっかく夢のなかでみんな会えたんだから。ちょっとこの夢の世界を探検してみない?亅
舞歌は
「いいね。夢の世界ってどうなってるのかってのも面白そうだね。亅
琴音は
「えー、大丈夫かな・・」
「だって夢なんでしょ?」
陽菜が言うとみんなクスクスと笑った。
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