新着 短編
電車に乗る高校生のカップル

ガタンゴトンと田んぼや山に囲まれた長閑な風景を走る電車。
ドアの横にある2人用の小さな座席に腰掛け、戯れる制服を着た高校生の男女。
傍目には、仲睦まじい高校生のカップルのように見えるだろう。
俺の目の前には丸い可愛らしい顔にロングヘアの可愛い彼女。
彼女は俺と触れ合いながらずっと微笑んでいた。
俺は高校3年、彼女も同じ高校に通う1年生だ。
彼女とはいつも登下校が一緒だった。
高校のクラスメイトからはいつも彼女と一緒にいることを揶揄われることもあったが、俺はそれでよかった。
放課後は、いつも彼女と一緒に帰り寄り道をしたりしてデートしていた。
高校の他の生徒が電車の中にいるときは彼女と会話するだけに留めていたが、知り合いがいなくなると彼女と抱き合ったり、キスしたりしていた。
彼女の体が制服越しに俺に触れ、さらに妹の髪のいい匂いにドキドキする俺。
俺は彼女が大好きだった。
その日は、自宅の最寄り駅では下りずに少し離れた駅まで行った。
そこは隣の市の中心地で、中心部は割と賑わっていた。
俺たちは手を繋ぎながら、ショッピングをしたり町を散策していた。
何も知らなければ、俺たちはカップルそのものだった。
・・
そして、彼女は俺の実の妹だ。
1 / 1
後日談:
後日談はまだありません。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(0件)
コメントはまだありません。

