短編
女の子は俺に「今朝不思議な夢を見なかった?」

(「夢の中で女の子になっていた」の続き」
俺は何者かに背後から襲われ、目の前が真っ暗になった。
・・・ 誘拐された俺は、縛られてフローリングの上に座らされ、椅子に座った若い男がときどき携帯で話しながら俺を見ていた。
男はニヤりと俺を見た。
だが、恐怖心はなかった。
男は椅子から立つと、腰を下ろして俺を見つめた。
「どんな気分かな?○○君!」
凍りつく俺、それは元の俺の名前だった。
「君が女になったというのは分かってたんだ。」
「どういうこと?」
「君をどうして誘拐したか分かるかな?あの機械を使って時間が経つともう元には戻れない。君を男に戻したくない。ずっと女でいてほしい。だからこうしたんだ!」
俺はショックを受け、縄を解いて逃げようとしたがもう後の祭りだった。
「仮に逃げ出したとしても、君は男に戻れるのかな?」
そう言って男はニヤリと笑った。
・・ 俺は激しく体を揺らしたせいか、気がついたら目が覚めた。
俺はほっと肩を撫で下ろした。
そのあと、もう一眠りしたあと朝の支度をして学校に出かけた。
いつもと変わらない高校、友達だった。
放課後俺は廊下を歩き部活に向かっていると、同じ学年の女の子とすれ違い俺を見てニヤリと笑った。
その顔は誰かに似ていた。
女の子は俺に近づき、小さな声で
「ねぇ、今朝不思議な夢を見なかった?」
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