
長編
危険な好奇心
おうぎょく 2016年9月16日
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っ!』
俺と淳も慎と同じような反応をとった。
やはりタッチも眉間に五寸釘が打ち込まれていた。
俺はその時、思った。あの中年女は変態だ!いや、キチ●イだ!普通、こんなことしないだろう。
とてつもない人間に関わってしまったと、昨夜、この山に来た事を心から後悔した。
しばらく三人ともタッチの死体を見て呆然としていたが、慎が小屋の中を指差し、『おい!!あれ・・・』
俺と淳は黙りながら静かに慎が指差す方向を覗き込んだ。
基地の中・・・
壁や床板に何か違和感が・・・何か文字が彫ってある・・
近づいてよーく見てみた。
『淳呪殺淳呪殺淳呪殺淳呪殺淳呪殺淳呪殺淳呪殺淳呪殺淳呪殺淳呪殺淳呪殺・・・』
無数に釘で淳・呪・殺と壁や床に彫ってあった。
959 本当にあった怖い名無し New! 2006/04/23(日) 03:02:43 ID:0yX4mhCZO
淳は『え??・・』
と目が点、というか、固まっていた。いや、俺達も驚いた。なぜ名前がバレているのか!
その時、慎が『淳の巾着や、巾着に名前書いてあるやん!』
『?!』
俺は目線を屋根に打ち付けられた巾着に持って行った。
無数に釘で打ち付けられた巾着には確かに
【五年三組○○淳】
と書かれてある。
淳は泣き出した。
俺も慎も泣きそうだった。学年と組、名前が中年女にバレてしまったのだ。もう逃げられない。俺や慎の事もすぐにバレてしまう。
頭が真っ白になった。
俺達はみんなハッピーやタッチのように眉間に釘を打ち込まれ、殺される。。。
慎が言った
『警察に言おう!もうダメだよ、逃げられないよ!』
俺はパニックになり
『警察なんかに言ったら、秘密基地の事とか昨日の夜、嘘付いてここに来た事バレて親に怒られるやろ!』
と冷静さを欠いた事を言った。いや、当時は何よりも親に怒られるのが一番恐いと思っていたのもあるが。。。
ただ、淳はずっと泣いたまま、
『ッヒック、ヒック・・』
何も掛ける言葉が見つからなかった。
淳は無言で打ち付けられた巾着を引きちぎり、ポケットにねじ込んだ。
俺達は会話が無くなり、とりあえず山を降りた。淳は泣いたままだった。
俺は今もどこからか中年女に見られている気がしてビクビクしていた。
山を降りると慎が
『もう、この山に来るのは辞めよ。しばらく近づかんといたら、あの中年女も俺らの事を忘れよ
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(14件)
- ああ、俺のゴミってくだりはさすがに草真実を知る者
- なんで?コノ気狂いおばはんは旦那と息子を奪った女の子の殺害に精力を傾けなかったんだろうね?よぉ判らん。中年女
- 無断転載乙莉緒
- 2,3枚で書ける内容を、ここまで長くするのは大変。長過ぎです。他サイトからの転写なら、このサイトも厳しく検閲してほしい!でも、気軽に投稿できる良さもあるのでしょうが…。匿名
- 内容は他サイトの無断転載。誤字が多い。無断転載の時点で論外だが、投稿もう少し上手く編集してからすれば良いのでは。匿名
- おつかれさまでした。 すごく怖いし、読みやすいです!あいりんご
- 凄く怖い、恐ろしいです。北の国
- いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分も超が付く位、深いけど、そこまで酷くないです。北の国
- いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分は超が付く位、因縁深いけど、そこまで酷くないです。北の国
- 怖いなNanoarchaeum