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長編

危険な好奇心

おうぎょく 2016年9月16日
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るやろ。』と言った。 俺は『そやな、んで、この事は俺らだけの秘密にしよ!誰かに言ってるのがアイツにバレたら、俺ら殺されるかもしれん。』 慎は頷いたが淳は相変わらず腕で涙を拭いながら泣いていた。 その日、各自家に帰り、その後、その夏休みは三人で会うことは無かった。 その二週間後の新学期、登校すると、淳の姿は無かった。慎は来ていたので、慎と二人で『もしかして淳、あの女に・・・』 と思いながら、学校帰りに二人で淳の家を訪ねた。 家の呼び鈴を押すと、明るい声で『はぁーい!』と淳の母親が出て来た。 俺が『淳は?』と聞くと、おばさんは『わざわざお見舞いありがとねー。あの子、部屋にいるから上がって。』 と言われ、俺と慎は淳の部屋に向かった。 『淳!入るぞ!』と淳の部屋に入ると、淳はベットで横になりながら漫画を読んでいた。 以外と平気そうな淳を見て俺と慎は少し安心した。 慎『何で今日休んだん?』 俺『心配したぞ!風邪け?』 淳『・・・』 淳は無言のまま漫画を閉じ、俯いていた。 そこにおばさんが菓子とジュースを持ってきて、 『この子、10日ぐらい前からずっとジンマシンが引かないのよ。』と言って『駄菓子の食べ過ぎじゃないのー?』と続けた。 笑いながらおばさんは部屋を出ていった。 俺と慎は笑って 『何だよ!脅かすなよー、ジンマシンかよ!拾い食いでもしたんだろ?』とおどけたが、淳は俯いたまま笑わなかった。 慎が『おい!淳どうした?』と訪ねると淳は無言でTシャツを脱いだ。 体中に赤い斑点。 確かにジンマシンだった。俺は『ジンマシンなんて薬塗ってたら治るやん。』と言うと、淳が、 『これ、あの女の呪いや・・・』と言いながら背中を見せて来た。 確かに背中も無数にジンマシンがある。 慎が『何で呪いやねん。もう忘れろ!』と言うと 淳は『右の脇腹見て見ろや!』と少し声を荒げた。 右の脇腹・・たしかにジンマシンが一番酷い場所だったが、なぜ『呪い』に結び付けるかが解らなかった。 すると淳が『よく見ろよ!これ、顔じゃねーか!』 よく見て俺と慎は驚いた。確かに直径五㌢程の人、いや、女の顔のように皮膚がただれて腫れ上がっている。 俺と慎は『気にしすぎだろ?たしかに顔に見えないことも無いけど。』 と言ったが、 『どー見ても顔やんけ!俺だけやっぱり呪われてるんや!』と言った。

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  • ああ、俺のゴミってくだりはさすがに草
    真実を知る者
  • なんで?コノ気狂いおばはんは旦那と息子を奪った女の子の殺害に精力を傾けなかったんだろうね?よぉ判らん。
    中年女
  • 無断転載乙
    莉緒
  • 2,3枚で書ける内容を、ここまで長くするのは大変。長過ぎです。他サイトからの転写なら、このサイトも厳しく検閲してほしい!でも、気軽に投稿できる良さもあるのでしょうが…。
    匿名
  • 内容は他サイトの無断転載。誤字が多い。無断転載の時点で論外だが、投稿もう少し上手く編集してからすれば良いのでは。
    匿名
  • おつかれさまでした。 すごく怖いし、読みやすいです!
    あいりんご
  • 凄く怖い、恐ろしいです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分も超が付く位、深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分は超が付く位、因縁深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • 怖いな
    Nanoarchaeum
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